夢野 まこと(ゆめの まこと)
日本出身の学生。 訥々した口調で、相手に対して壁を作る言動も多い。
父は「門」から現れた魔族であり、母を襲い、後のまことを孕ませた。 母はまことを産み、女手一つで育てた。 だが、まことは学校にも、家にも馴染めず、常に距離感を持っていた。 高校を卒業後、飛び出すように常世学園の学生となる。 常世学園に来てからは、「門」の存在に強い関心を持ち、 学業を無視して探索に時間を割いたため、昨年度は留年をしている。 金と「門」に対する情報を得るために、違反部活や違反組織とも関わっており、素行が良いとは見られていない。 常世学園に来る前も来た後も、現在に至るまでほとんど友達はおらず、時間があるときは本を読むか、遺跡群やスラムをうろついている。
【外見】 身長170センチ後半。色白。 黒い長髪を眼の上と腰のあたりで横に断ち切っている。 瞳はアメジストのような紫色をしている。 体型は胸や尻、太股の肉付きが非常に良く、 紫の瞳と合わせて、人間種の中では目を引くほうである。 ミニスカートの制服でいることが多い。 合わせて焦げ茶のパンティストッキングをしばしば身につけている。
【異能等】
《異能増強》 他者の異能を増強・強化・向上させる異能。 自らの体力・魔力を大量に消耗するが、後述の特殊能力によって、体力・魔力が尽きることはまれである。 通常の使い方を超えて自らの異能を使うと、身体に痛みと快楽が走る。
《黒魔術》 常世学園に来てから身につけた。 自分の身を削って敵を傷つける魔術が多い。
《再生》 再生能力。通常の人間では致命傷となるダメージも自己治癒できる。
《魔力貯蔵庫》 常時、大量の魔力を身体に蓄えられる特殊な体質を指して言う。 効率が良い異能とは言えない《異能増強》が有用な異能となっているのは、この体質の賜物である。
06/14 ラヴィニアと少しだけ会話をしたために、相手に怪しまれる。お互い、名前を知ったわけではない。 |
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