【概要】だいたいこんな人です 年で言えば17くらい。 155cmほどの身長で、その胸は豊満であった。 肩までの長さの髪は炎のようにうねり、 大抵は半目くらいしか開けていない瞳は焦茶色、たまに光の加減のせいか赤く残像を残す。 あまり表情は変わらず、ともすれば冷たく見られがち。 口を開くと冗談とも本気とも付かないことばかり言う。
ほとんど運命論に近いような努力否定主義者。 異能や種族、才能や血統によって出来ることの幅が大きすぎるこの世界では、 身の丈にあった生き方をする他無いとする。 まるでリセットされることを恐れるかのように。
夏場はノースリーブのブラウスに・浮フロングスカート。 暑さ寒さと衣替えには無縁のとんだクローゼット容量無駄遣いガールであった頃もありました。
【異能】おしごとにつかえます 呼び方は「キャッチ&リリース」。皮膚や粘膜で接触して何かを吸収する異能。 副次的に生命力や気力、魔力などを吸い上げているため、 掴まれれば、普通の学生なら極度に脱力して立っていられなくなる。回復まで一時間ほど。 パリングなど一秒にも満たない接触でもそこそこ足に来る。 出血部位や粘膜接触などの場合は丸一日ほど寝こむハメになる。
主に吸い上げているのは存在の最小単位。 きっちりと掴まなければ安定した形で吸い上げられない。 これを持ち帰ることが現在のルフスの仕事になっている。 ただし、コレ自体は吸われても被害者にほとんど影響はない。 ただぼんやりとした不安が残るに過ぎない。何かが奪われたのではないか、と。
【魔術】つかわれているがわです こちらの常世学園に出現するルフスはスクリーンに映る影のようなもので、 何かしらの事情で生命活動が停止するなり、存在が消滅するなりしようと 深夜0時には島内のどこかにまた現れる。記憶なども問題なく継続する。
ついでのおまけのように、 夢のなかを通ることで、眠っているモノのところから、別の眠っているモノのところへと移動できる。
【組織】ずーっと居たんですよー。誰も興味を持たないようにしながらー。 生活委員会の「新校舎を作る会」が管理する、第四二実習校舎に所属する。 新校舎を作る会は、常世学園の創設期に、 『増大する人数や求められる新たな教育に対応するためには現在の校舎の改築ではなく、全く新たな仕様のもとで新造すべき』 と主張したグループ。 人気の面では当時の生徒会さえ凌いだという、学園内最高峰のメンバーが揃っていた。 斬新なデザインと革新的な工法により在学中に完成するはずだった校舎は、 まるで物理法則にそぐわない形の建造途中のまま、落第街に放置されていた。
今年度に入り、「新校舎を作る会」顧問から、第四二実習校舎の完成報告が為される。 時間も予算も立地もまるでデタラメなその報告書は、どこかの書類の山の中に見過ごされ続けている。 完成予定時期は未来。予算は使途不明のまま全額使用。立地は"常世学園の夢の中"。
【余談】ペラペラと喋る世迷い言の訳 ルフス・ドラコ・{体は第四二実習校舎の中に居り、大崩壊が起きなかった世界とのゲートの役割を果たしている。 常世島をうろついている方は校舎で用意したコピー。存在の最小単位を等倍にして出来上がる。 |
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