――――どうぞ、お覚悟くださいませ。
月雲 椿(つくも つばき)
15歳/157cm/46kg/1年生
■容姿---------------------------- 艶やかな濡羽色の髪と赤い瞳を持つ。 腰辺りまで伸びた髪は癖無く、瞳は若干垂れ目気味で 整った顔立ちは、品がよく育ちの良い印象を与える。
陶器の様に白い肌と華奢な体のラインも含め ガラスのような透明感を併せ持った雰囲気から 育てば美しい女性へと成長するだろう、が 現状は感情に振り回され情けない表情を浮かべる事多々。
鈴を転がすように表情が変わり、感情が動く様から 大人しくしていれば、と周りから苦言を零される事もしばしば。
着痩せする為、脱ぐと凄い。
■服装---------------------------- 黒いセーラー服と赤いスカーフ。 中学生時代の制服をそのまま着用している。
お洒落に自信が無く、休日も制服で居る事が多々。 飾り紐や和風小物が好きでアクセサリーとして取り入れる事はある。 その日の気分で練り香水を密かに変えて楽しむ。
華やかで煌びやかな今時のお洒落に憧れるも、 ショーウィンドウに映る自分の姿に項垂れ 気恥ずかしさに襲われること多々。
■性格---------------------------- 臆病で怖がり。考え症。赤面症。俯き癖。 他人の意思を裏読みしようとする癖がありネガティブ。 劣等感が強く、良く言えば人の良い所を見つける事が得意。 悪く言えば自身の長所を見つめる事ができない。
「どちらでもいい」が口癖になる程主張性が無く マイノリティを選ぶのが怖い。
主役になる事を恐れ、脇役である事を願う反面、 学園に通いだして初めて見た少女漫画に憧れる。
幽霊やホラー、びっくり系から兎に角「怖い物」が苦手。 また、暗記物が苦手で総じて「勉強」が苦手。
■異能 恋衣「こいごろも」---------------------------- 刀を鞘から抜いた時点で発動される。 刀や持ち主の意思、行動に反応して辺りに赤い椿が咲く。
椿の枝で相手の行動を妨害したり、花弁を散らすことで 目くらましや嫌がらせに利用する。
元々の異能は植物の操作であるが、相性が良い植物が椿であること、 心の成長不足から異能のコントロールが上手くいかない事を受け、 植物の種類と媒体を限定する事によって無理矢理制限を掛けている。
が、感情が大きく高ぶった際等は意志に反して椿以外の花が咲いたり 花弁が舞ったり、逆に足元の草木を枯らしてしまうなど 能力のコントロールに問題が生じる場合も、多々。
■刀 徒花「あだばな」---------------------------- 黒塗りに金の装飾が施された鞘と、頭には二重叶結びに 結ばれた飾り紐と金の鈴が飾られている。
長さは二尺程度でぎりぎり太刀に分類される物。
祖母から譲り受けた刀であり、これを祖母は思い人から譲り受けている。 無名の刀工が作り上げた刀は「出来損ない」の意味を混め名づけられたが 様々な人の手を渡りなお、輝きを曇らせることは無い。
■戦闘---------------------------- 剣術は幼い頃から家元である父親から教え込まれているが、 実際は剣舞や扇を使った舞などの方が得意。 故に性格と併せ、必要な訓練や練習以外では戦闘や争いを好まない、が 家元にも引け劣らぬ実力に門下生から密かに囁かれていた渾名は「鬼姫」
異能は植物操作の為、刀を使った戦闘はほぼ実力。 女性ならではの軽い身のこなしと柔軟性、また的確な状況判断が武器。 幼い頃からの稽古の成果か、実践となると気弱な性格が身を潜め 身体に似合わぬ大きな刀を扱いこなす様は、まさに鬼姫。
精神成長が伸び悩む一方、洗脳系の異能や魔術には対抗性がある。 武術を嗜むが故か、常に精神統一を心がけ、戦闘中と通常時の オンオフの切り替えがはっきりしている。
反面、持久力に欠ける。 単身で戦う際には実力を発揮するが、複数人と組んで戦う場合など 味方が居る場合に役立たずとなる可能性が高い。
なお、魔術や他人の異能に疎く、知識が無い。
■背景---------------------------- とある剣術の流派の家元の一人娘として生を受ける。 大きな和風建築の実家の中で大切に育てられた箱入り娘。 そこそこ裕福な家庭で育った影響から若干世間知らず。
学園生活という名の青春を満喫しながらも、 少女漫画のような恋に恋する平凡な女の子。
■ロールについて---------------------------- 長考傾向あり。心理描写などを使用する場合があります。 無理のない程度の既知可。PL同士での打ち合わせは苦手な為、 基本は全てアドリブ対応とさせて頂きたく思いますが、 ご相談事があればお気軽に私書にてご連絡ください。 |
|