「さぁ、アナタも冥府《こっち》へいらっしゃい?」
【容姿】 宛ら日本幽霊な少女。 三角巾に黒い長髪。真っ白な着物。常に包丁を携えている。 ちゃんと足も実体もある。
【概要】 学園の七を悠に超える七不思議の一つとも言われるし、怪奇とも言われる。 いわば都市伝説的な存在である。 どうしてそれが常世に存在しているかは当人含め誰も知らないが。 学校の教室全般からスラム街を気儘に彷徨して殺戮に飢える幽霊みたいな少女。 但し、夜から深夜にしか姿を見せない。 最近は禁書庫がお気に入りになっている。 喋れる。意思の疎通は測れない事もない。割と無邪気。 普段は相当に殺気立っているのでコミュニケーションは難しいが。 記憶力が酷いのか、一度話せても次は全く話せないと言ったこともある様。
【正体】 幽霊である。 いじめに遭って死んだ生徒と酷似していると言われているがあくまでも噂。 お友達を探して殺しをしているが、この御友達というのは あくまでただの幽霊(つまり死人)仲間と言う事。ただの殺人欲。 とはいうものの孤独を感じているのも事実。
【性格】 ヤンデレである。今は愛の行き場がない。 不思議ちゃんである。後記。
【不滅の殺意】 精神的干渉が無効。かつ、滅びない能力。 痛覚がない、再生能力が異様。死んでも死に切らない。
【キャンセレーション極式】 他人の異能やら魔術やら能力やらを封殺する魔術。 最高段階のキャンセレーション。 だが、所詮キャンセレーションはキャンセレーションであり、 妨害は出来たとして封じ切れないことも多々ある。
【いやらしい転移魔術】 無詠唱、距離無制限で文字通りの瞬間移動を行う。 対象は自分以外も選択でき、他人を何処かに強制転移させることも可能。 ただ、生体を転移させるには最低限視覚内にいるという条件付き。 この魔術のもっともいやらしい点は、「こっちからあっち」への転移だけでなく「あっちからこっち」への転移も可能とするところ。 本気になればこれだけでも滅茶苦茶強いが、後記の慢心により滅多に本気にならない。 使い方を変えれば召喚魔法にもなるし、火炎魔法にも何にでもなる。 だが、この魔術の一番怖い所は…。
【女子力】 高いらしい。お弁当は手作り。絆創膏を常に携帯している。以下詳細不明。
【怪異の姫】 あらゆる怪異、魔物を使役する能力。 姫が姫たる能力。ただ、姫であるが故に慢心する。生まれつきの欠陥。 相手の殺意や力量によって慢心は薄れる様だが。
【日陰育ち】 日の出と共に逃げる様に跡形もなく姿を消す。
【何でも斬れる包丁】 常に少女が持っている包丁。見たまま鉄製の包丁である。ただし文字通り何でも斬れる。 それが彼女の力の所為なのか魔術の力の所為なのか、それとも包丁自体の所為なのかは当人以外誰も知らない。 日本刀と交えようがそのまま叩き折るほど。 絶対に包丁を手放すことは無く、繋がっているのではないかと疑われるほど。 リーチが短いのが救い。絶対近距離戦に持ち込んではいけない。 のだが、いやらしい転移魔術を持っているという事は?
【緊急対処法】 熊と同じようなもので、下手に背を向けて逃げると逆に危ない。 甘いもの、特に桜餅を初めとする和菓子に目がないらしく、そう言ったものを与えると少しの間大人しくなるんだとか。
【不思議ちゃん】 時々意味不明な行動をする。詳細不明。
【シロツメクサの花束】 彼女の羽織る着物と同じ色合いの花。彼女の好きな花。 尚、その花言葉は…?
【既知・他】 都市伝説的存在として是非。 何かありましたら私書箱へ。 |
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