違反部活群に居を構える闇医者、巡回医。 頭部は黒猫そのもの、しっぽの生えたヒューマノイド。手足はもふもふしているが、それなりに器用に動く。クロネコ。 出身世界は異なる歴史を辿った近未来の地球。異人種に溢れ、貴金属の酸性雨が降り注ぎ、超巨大企業たちが実効支配している、と彼は語る。曰く、黄金が価値を失った世界であるとか。
いつの間にか学園都市に紛れて佇み、低所得層を中心に巡回医療を施している。低所得層から金銭は取らない方針だが、彼の治療行為にはそれなりの代償を伴う。 主たる活動地域は落第街、スラム、違反部活群。 地球における医師免許は未取得。ゆえに闇医者。
黙々と弱者救済に邁進し、困った学生には手を差し伸べる。
【異能:『夏への扉(アポカリプス・タッチ)』】
生体反応を文字通り『停止』させる異能。対象は生物に限定されるが、あらゆる活動を停止させる。接触点を中心にその影響範囲は自在であり、足のみ、腕のみ、腹部のみといった限定適応が可能。 医療行為の一部として用いる。
【魔術:治癒術】
後天的に魔術大学にて学習した彼の治療術は練達の域に達しており、死者蘇生は別としても、異能がらみの特殊な傷・呪いの類でなければ数分とかからず癒やすことができる。しかし、代償は存在する。
第一に、患者の体力を大きく奪う点。無から有を生み出すことはないこの魔術は、治療といえば体内の構成物質を組み替えているに過ぎない。たとえば傷を塞ぐには筋肉や脂肪を用いるよう、病状が重ければ重いほど、患者の体力が重要となる。。
第二に、治療対象である患者は、数日の間、彼自身の《変異》の影響を受けてしまう点。すなわち、耳、ひげ、体毛、語尾などといった部分に、猫の特徴が現れてしまうのだ(この影響は数日で収まり、元に戻る)。
【機械仕掛けの義眼(クロックワーク・プラム)】
黒い瞳は、その実、先端サイバネティックスの粋を結集した義眼である。 この義眼は過去現在未来、対象のあらゆる情報を見通すが、ダニエル自身の脳が負荷に耐え切れないため、必要最小限を見るのが常である。何より、この地球にあって義眼にペアはない。ひとたび故障すれば光を失うこととなるだろう。
【ロール指針】 知り合いロール歓迎です。いつか治療絡みで出会ったか、治療をおこなうダニエルを見かけたのでしょう。 戦闘能力はほぼありませんので、戦闘ロールは基本的にお受けできません。シチュエーションを提示の上でご提案いただければ考えます。
平日-休・夜、ソロで短時間書く事が多くなると思います。 出会う機会は少ないかもしれませんが、どうぞよしなに。 |
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