【概要】 常世島の落第街に古くから居を構える老婆。 鷲鼻が特徴的で、全身を覆うように服を身にまとっている。 歓楽街にもその手を伸ばす売春宿『ハニー・バレット』の主であり、 対異能者用スタンガンからミサイルまで取り扱う武器商人。 落第街第四区画の元締めであり、ヤリ手のババア。 枯れ木のような外見に似合わぬ大型火器の数々を操る。 学園内では表向き生徒たちの心のケアを行なうカウンセラーを担当している。
【外見】 夜明け色のショールに宵の色のナイトドレス。 その上から漆黒のケープを羽織っている。 身長は170cmに足りないぐらい。 枯れ木のような体格で、落ち窪んだ眼窩に鷲鼻が目立つ。
【性格】 気分屋だが己の定めた決まり事に関しては絶対的。 享楽的で刹那的ではあるが、その瞳には計算高さも宿っている。 いわゆるとらえどころのない飄々とした老婆。 利権が絡まぬ場所では熱くなりやすいというか、その場の空気に乗っかることを好む。
【補足】 戦闘方法は銃器全般。得物は選ばず彼女の保有する様々な兵器を軽々と振り回しながら戦闘する。 どこからともなく取り出す様は、最早現代の魔女である。 愛煙家であり、好む銘柄は『カサブランカ』。 むせ返るような甘い臭いを発するものであり、市場流通量は非常に少ない。 愛馬は八気筒6200ccのモンスターバイク。 転倒すれば死は免れないような高速帯でも手慣れた様子で戦闘を行なうようだ。
【所属】 "ラスト・ショット"と"ハニー・バレット"の長を務めている。
・カウンセラー 常世学園において生徒・教師の心のケアを行なうカウンセラー。 特別な部屋は設けられておらず、保健室の隣の相談室や宗教施設で見かけることができる。 相談室には彼女個人への連絡先も記されており、予約は気軽に行なうことができる。 なお、これを利用して下記の仕事の連絡に使うものも後を絶たない。
・『武器屋"ラスト・ショット"』 第八区画を牛耳る武器商人組合。 対異能者用スタンガンからミサイルまで多種多様な武器を揃えることができる組織。 常世財閥の研究班にも通じているのか、様々な実験装備の横流しも行なっている。 売る相手を選ぶことはないが、末端が扱う武器の種類と彼女が扱う武器の種類には天と地の差がある。 彼女の取引は気まぐれであるが、彼女に気に入られさえすれば揃わないものはない。 彼女の"鉄の掟"は勿論この組織によって支えられているものであり、 掟を乱すものはたとえ客であろうとも翌日には海に沈むことになるだろう。
・『売春宿ハニー・バレット』。 落第街から歓楽街まで手広く勢力を伸ばす売春宿。 歓楽街における"ハニー・バレット"はいわゆる高級娼館であり 高額だが質の高いサービスを提供している。 落第街の方はといえば安価であるが"ピンからキリまで"といった具合で 利用する者の眼力が問われる。 反面、娼婦との合意さえあれば様々な多様なサービスを受けることも可能である。 両方の宿に共通しているのは、非常に高い安全性を誇る娼館だということである。 娼婦はみな護身用の武器を貸与されるし、性病に関する保護・対策も万全。 ひとたび問題が起きれば宿の娼婦たち全員を敵に回すことになる。 用心棒の雇用にも力を入れ、不躾な訪問者も痛い目を見ることになる。 客・娼婦両者の安全を謳い、犯罪者であっても宿内で問題さえ起こさなければ無問題。 クラン・カラティンの定めた鉄の掟さえ守れば素晴らしい一時を楽しめることだろう。 なお、娼婦は種族も性別も問わないため、 本州では味わえないような"サービス"も多様に味わえる。 娼婦たちは望めば彼女の保有するビルに居住することも出来、 そこでの安全もまた保証されることだろう。
・『ゲマインシャフト』 マイスターと呼ばれる一人。本人は影響力が強い自覚はない。 かのメンバーには多少懐が緩む。 彼女の運営する組織で取引を行なう際、ゲマインシャフト割なるサービスもあるようだが、 それをおおっぴらに喧伝していることはない。
"鉄の掟" クラン・カラティンが自分の組織、顧客に提示するいくつかの決まり事。 表社会と裏社会の秩序を守るために必要な事項であり なおかつ魔女を頼るものたちを守るための掟でもある。 その掟を破るものは、彼女の息がかかったものたち全てと敵対する覚悟が必要である。 殺害などに留まらず、罪や立場に応じた様々な"制裁"が待ち受けている。 利用価値が高いものなどは殺さずに"教育"する例なども見られるようである。 (RPの幅が狭まるので細かい"掟"は設定しません。 "掟"を侵したくない、或いは"掟"を侵したいなど 相談ごとがあれば気軽に受け付けております)
既知関係歓迎。組織所属歓迎。 ※ハニー・バレットはPL側から年齢制限系RPを強く推奨するものではありません。 ロールプレイのひとつのスパイスとして気軽にご利用ください。 |
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