学園創立初期に発生し、外部の犯罪組織とも繋がりを持ちありとあらゆる違法活動に手を広げていた巨大違法部活『ロストサイン』。 その全てを統括していた大導師(グランドマスター)の称号で呼ばれた者が彼あるいは彼女あるいはそのどちらでもないものである。 二年前に『とある超次元空間につながり続けていた門』を失い、公安・風紀・生徒会の手で組織が壊滅するとともに死亡あるいは姿を消した。
あらゆる情報が錯綜し存在さえおぼろげだが、二年を空けてひっそりと行動を再開した。 数十の姿を持ち、島のどこかを彷徨い続ける。 その正体を知るものは少ない……。
複数の姿で生徒としても行動しており、 男子生徒姿で保健室に入った際に偶然謎の『自販機』と遭遇するというようなこともしている。
島内をさまよっているため、事件を越して流浪していたシインに偶然出会い、 彼が受けた竜の力と呪いについて強い興味を抱く。
後にシインが自分から罪を償うため自首し投獄されると、約束があったこととその行動に興味を覚えたことで 女看守の姿で獄中のシインと接触を持つ。 その際に、罪を償うことと破滅に至る呪いに挟まれた彼に対し 知人に対する手伝いと称して呪いを呪いで三分割し、うち二つを自分が引き受けた。
現在は呪いが引き合う感覚を頼りにして呪いの大元である破滅に至る竜を探すなどもしているようだ。
どのような姿に見え、聞こえ、なんという名を持つかはその時々によって違う。 ・白い服の男 白い長髪を後ろで結った先の細い20代から30代に見える男。マキジマを名乗る。 ・黒衣の女 張り付くような黒いローブを着た女。顔は見えない。 ・短髪の男子生徒 やや茶色がかったベリーショートのはきはきした男子生徒 ・女看守 看守服で現れた黒髪の若い女。
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