◆いかに強かろうと、その女性には世界を変える力はなかった
彼女がこの世界に降り立った時代は平穏な時代であった。 嘗て自分の世界に迷い込んだ一人の少女を少女の世界に戻す為に 門を叩き割った。そして、閉じた。 二度と戻るつもりなどない。そう思って。 やがて、少女は成長し美しい女性になった。 彼女は結婚し、幸せに過ごす。そして、酒を飲みつつ二人で旧世紀浦和駒場スタジアムで サッカーを見ながら幸せに過ごしていた。 だが、その平穏は崩れた。岩戸隠れは世の中を変えた。とはいえ、彼女は強い。 幸い自分と周りの大事な人たちは守ることが出来た。 だが、その世界の狂乱を自ら終止符を打つ力はなかった。
ひとまず状況が落ち着いた後に彼女は学生として常世学園に歩を進めた。 この異変の正体は何か。という事を調べるつもりじゃない。 義理は既に果たした。少女は母親になり、もう適齢の娘もいる。
彼女がこの世界にやってきてから数十年目の桜花と橘花の季節に 学園の門を叩くことになる。
◆外見 実年齢65歳程度 背丈 155p 体重 52s 髪目 銀髪紅眼 服 ・ブラウスとスラックス ・大変容前における国内リーグの四国某チーム(水色) レプリカユニフォーム(20XX)及び、コンフィットシャツ。のレプリカ ・常世サッカーリーグにおけるユニフォーム。ひいきのチームは特にない。
全身図:ポニーテールの髪型で服はブラウス等軽装を主としている。 ズボンは動きやすいようにスラックスやチノパンを主に穿いている。 夏はクソ暑いので大体ハーフパンツかミドルスカート。 実年齢を知っている連中からは「BBA無理すんな」ともっぱらの評判。
好きな物:サッカー、野球を主としたスポーツ観戦(というか、声だし) スタグル、旅行、温泉など 嫌いな物:平穏を邪魔する存在。ひいてはこの大変容と復活
学生として入ったのはなるべくこの学園に長くいたい為。 不老であることを知る少女以外になるべく気取られない様に 旧世紀においては旅人として様々な場所で働いていた。 とはいえ、知り合った人間が何人も亡くなっているのを知るたびに少し心が痛む。 岩戸隠れの爪痕はあまりにも大きかった。
余談:話し方はですわ、ですの口調の一人称わたくし |
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