「む、む… はて… 儂の眼鏡、どこへ置いたかのー…?」
『じゅういっしゃく りゅううんさい』と読む。 木綿の着物に下駄をはいた、白髪東洋風の男性教師。ぱっと見、腰を曲げて杖をついた背の低いお爺ちゃんだが、挙動に隙がない。 時々ボケが入るなど、かなりの年だが、病気やケガもめったにせず、虫歯は1本もないのがちょっとした自慢。
担当講義は、魔法剣、身体操術、神通力。 講義の合間には草刈りや剪定、清掃などの雑用をしているようだ。 休日は農作業の傍ら、お茶を飲んでのんびり過ごしている。
★神足通 六神通と呼ばれる超常的な六つの力のうち、一を数多と、数多を一とし、どこにでも現れ、壁や床をすり抜け、思うままに飛翔する力。
◆魔法剣『通力抜刀』 魔術の代わりに異能を武器に纏わせる魔法剣のひとつで、武器をはじめ、攻撃した対象にも影響を及ぼす剣。 この老人の場合は特に、抜刀の瞬間、周囲にとてつもない負荷がかかり、屋外であれば地面が大きくへこむのが特徴である。
--------------------------------------------------------------- ■交流メモ ・No.36 雪城 氷架 朝のかふぇてらすで会う。座学を好まぬらしい、学生らしい悩みじゃの。 ・No.26 ダィスク・オーポン 夜のかふぇてらすで会う。店の営業が主で、授業や部活を受けもっとるわけではないのか… ・No.96 パミョン ふしぎないきものじゃのう。言語を操り意思疎通ができる、それに漁もできるそうじゃし、なんとか学園に入れてやりたいのう。 ・No.4 東雲 七生 難儀な異能を抱えておるようじゃの。何とか力になりたいが…… ・No.112 阿東 衛 まじめな生徒じゃの。夏に向けてアイディアをもろうたよ。 ・No.61 来島宗仁 教師仲間、保健委顧問じゃの。夏に向けて意見を仰いだんじゃ。風紀委にも連絡回してくれるそうじゃの、よかったよかった。 ・No.27 川添 孝一 闘技場で試合をしておった。狂悪鬼の異名で知られるが、儂の期待して・「たものは残念ながら見られんかったの。 ・No.52 《轟鞭》の軍ヶ浦 十乃 その試合に飛び入りで挑戦してきおった。熟練した鞭の使い手じゃの、健闘の末辛勝したがダメージが大きい、要休養じゃな。 ・No.8 ミウ 観客席で会うた。儂が鬼だと認識しとったので、“こちら側”じゃの。なんでも神様らしい、供物は何がいいんじゃろうかの? ・No.76 蓋盛 椎月 職員室で会うた。保健医で喫煙者。ま、まあ、煙草は昔、薬としての使い方があったのは事実じゃがの…… ・No.110 コゼット・アルゼラーテ 同じく職員室で。元素魔術を受け持っておる教師じゃ、新米ながら丁寧な授業を心掛けているようじゃ。 ・No.74 獅南蒼二 同じく職員室で。研究者でもあるらしく、この学園内で魔術学の奥深さを知るには彼に尋ねるのがいいじゃろう。…少々、難解な言い回しをするらしいがの。 ・No.60 葛綺照夜 同じく職員室で。神道と関係し、古典も教える教師らしいのう。……ここだけの話、神道系は、儂にとっては少々相性が悪いんじゃが、の。 ・No.234 御扇 楓花 農園で会うた。制御の難しい風を操るお嬢さんじゃ。…聞き覚えのある名前かと思うとったが、40〜50代目あたりの先祖が儂の知人じゃったよ。 ・No.268 安室 冥路 同じく農園で会うた。生活委員らしい、物騒な事件が起きておる中、一般生徒の自衛力が課題になっとるそうじゃ。 ・No.13 佐伯貴子 常世公園で会うた風紀委員。“魔術師喰い”について情報を集めておるらしいのう。 ・No. ・No.295 洲崎 異邦人街で。白衣じゃったが教師というより、肝っ玉の太いナンパ師じゃのう。 ・No.305 クゥティシス・トトル・ラクィア 同じく異邦人街で。物取りの常習犯のようじゃが……。 ・No. --------------------------------------------------------------- ◎備忘録 ・ミウに鬼だと看破される。 ・川添の口から『変革剤』という単語を聞き、その効果を目の当たりにする。 ・墓参りに行く途中、東雲の異能を偶然見てしまう。その後話の流れで、『日ごろのボケは持ちネタ』疑惑が浮上する。 ・青垣山頂で、自身より格が高いであろう何かと邂逅、依頼を受ける。 ・“魔術師喰い”について風紀委員佐伯貴子に情報を送り、私的に偵察を開始したことを告げる。
※キャラクターロールをやる場合の追加情報※ ・立場が教師や生徒であれば、既知でかまいませ・。 ・鬼や怪異の関係者であれば、このお爺ちゃんが人に化けた大鬼であることは何らかの形で知り得るでしょう。大江山のアレとは無関係ですので、一緒くたにされると困るそうな。 |
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