楊 烈龍(ヤン・リェロン)
ゲーム産業に参入して一代で莫大な富を築き上げた「楊神華(ヤン・シェンファ)電脳公司」(楊コーポレーション、YCとも呼ばれる)の社長の息子。 次期社長がほぼ確約されているため、既に次期社長や社長などと呼ばれている。
楊コーポレーションは現在全世界で流行中の、Distant Games社が開発した3Dロボットアクションゲーム、「タイタニックギア」にその触腕を伸ばしている。 主な出資者の一つであり、一部ゲーム筐体なども生産、大陸ではこれが多く流通しているとかいないとか。 Distant Games社とも提携して大会なども主催する。
烈龍はそんな楊コーポレーションの跡取りとしてこの学園にやってきた。 長者番付に乗るほどの資産家の家に生まれたため、金で物事が解決できると思っている節があり、性格はよくない。 人を見下し、態度は尊大。優等生らしい口調なども取ることもあるが、本性は苛烈。非常に負けず嫌い。 大言壮語を吐くこと多し。一度言ってしまったことや交わした約束を撤回することをプライドが許さないため、後悔することも。
ゲームに関しては自信があるためか、普段はまっすぐ勝負をするが、自信がピンチになると汚い手を使う時がある。 身長は178cm。黒髪で、容姿は端麗。現代的に改造した長袍を身につける。制服の場合は白ラン。 ファンのモブ女子が周りにいることが多い。
学園に送り込まれた理由としては、異能者、魔術師、異邦人などを対象としたゲームの市場調査。 新時代に適応したゲームのニーズの調査である。楊コーポレーションの視野は広い。 当人はゲームを楽しんでおりあまり市場調査的な事はできていない。
「楊神華電脳公司」の最終的な目的は、ゲーム業界の頂点に立つこと、 そしてプレイヤーの側からも、帝王を生み出すこと。 即ち――「遊戯帝」となることが、烈龍の目的なのである。
現在、潤沢な資金を元に「タイタニックギア」で遊びまくっており、島の様々なゲームセンターに現れて、勝負を仕掛けている。 授業にはあまり出ていない。島に有名なプレイヤーなどがいれば、半ば・高゙ようにして現実に遭遇してから勝負を申し込む。 ゲーム内だけでなく、ゲーム外においても注目されることが何よりも重要だからである。 自身の会社が主催した大会で優勝してみせたり、金に物を言わせて自分専用のロボットスキンや演出を作らせているため、他のプレイヤーからは嫌われることが多い。 ギアドライバーネームは《金龍子》
ゲームの腕前としてはそこそこ。だが元来のセンスや才気があるわけではなく、何度も何度もプレイする事によって技量を上げていった努力の人である。 だが当人はそれを意識しておらず、あくまで元々自分が天才であるための腕前だと信じている。
好きなものは「龍」
なお、次期社長になるためには一つ条件がある。それは現社長をゲームで打ち倒す必要があるということである。 最終的に烈龍は自らの父親を倒す「王殺し」を成し遂げなければならない。
新しく学園にできた「TG部」を金で買収し、自分のものにしようとしたところ、 部員の鬼灯怜奈とタイタニックギアで部活の未来を賭けて対戦することになり、結果敗北。 今は部員として落ち着いている。いずれは自分が部長になると言って憚らない。
使用ギア『呂洞賓』
中国の民間信仰などで人気を集める「八仙」の内の一人、『呂洞賓』の名を関するギア。 なお、独自のスキンを金で作らせたため、この『呂洞賓』のビジュアルを他プレイヤーが再現することはできない。 天を飛び地を舞い壁を走るという仙人のイメージから、基本的なパーツ傾向としてはライトボディ。 京劇の衣装をロボット化したような外観。
雌雄一対の陰陽の宝剣を持つが、普段は雌剣の方しか使用しない。これは雄剣は封印されているためである(という設定のためである)。 その他にも雌雄一対の自在に中を舞う弾丸剣(弾丸の形をした剣。要するにビットである。)、八卦鏡(シールドやバリアを張れる)などを持ち、遠距離や相手の攻撃にも対応可能。
必殺技は「八荒六合唯我独尊陰陽砲」 巨大な龍砲(ドラゴンキャノン)を出現させ、敵に絶大なダメージを与える。
烈龍はこれらの武器を「宝貝」などと呼ぶが、実際にはスキンや演出が特殊なだけであり、 特別に強化された武器やパーツではなく、中身としては他のプレイヤーも使っているものである。
なお、兵装などは比較的よく変わる。
※ロボット描写をあまりや・チたことがないので拙いかもしれませんが、遊んでいただけると幸いです。 ※無理のない範囲で既知可能です。
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