カゲウチ ナマクラ
【ステータス】 筋力 C 耐久 EX 敏捷 A 魔攻 D 魔防 B
【スキル】 「刃出鬼没」 A 斬撃を複数個所へ同時に出現させる。 本体で斬り付ける事で発動させられ、それと同じ威力の斬撃を最大二十本まで撃つ事が出来る。 射程は半径10m程度。 殺傷力は本体と同程度だが強度は低く、木刀程度の硬さの物で打ち払えば簡単に砕ける。 重ねる事で斬撃の強度と威力を底上げする事も可能。
「縦横無刃」 A+++ 刀の扱いに精通している事を示す。 何時如何なる状態・体勢からでも的確な刀捌きを見せる。 刀として長い年月の間様々な使い手に振るわれ文字通り身体に染み付いた、数多の剣士たちの技術の結晶。
「精刃刀一」 B 生物の体液を取り込む事で魂を補給する。 魔力変換効率はそれなりに高い。 血液・精液・愛液など、体液ならば種類を問わない。
「獅子奮刃」 B 人外に対する特効効果。 物理的に斬れないものにもダメージを与えることが出来る。 本来自身の所有者である羽切東華が持つ人外特効効果だが、契約により自身も所有している。
【外見】 根元は黒く毛先は赤い、腰まである長髪。 十字紋が浮かぶ鋼色の瞳。 顔立ちは幼く見えるが、妖艶な雰囲気も併せ持つ。 背は140cm程度。 脚は長く腰も細く、スタイルは良い。 巨乳。 服装は長袖の白ブラウスに黒と赤を基調としたベスト、同じく黒と赤のチェックスカート、黒と赤の羽織。 足元は白いニーソ足袋と赤い鼻緒の黒ハイヒール高下駄。 本体の刀身は一見すると黒だが、正確には赤が濃くなりすぎて黒に見えているだけ。 柄がスウェプトヒルトに魔改造されている。 刃長60cm程度、重量約3kgだが、重量の方はある程度(±5kg)調節が可能。
【性格】 時代掛かった口調で話し、思ったことは素直に口に出す。 本質は刀であるため人の世の常識が通用しないが、道具であるために善悪の区別なく他人の言うことには基本的に素直に従う。 ただし自身の存在を維持することと人の命を奪わないことを最優先としており、それに反する内容であれば拒否する。 人の姿をしているので会話は出来るが人の思考をしていないため話は通じない。 人を斬ると言う事は生きるための食事ぐらいに考えており、そのため人を斬る事に抵抗がないものの、人の命を奪うことは意図的に避けている。
【能力】 意思を持った妖刀。 その身に染み付いた今までの所有者の技量と斬撃の多重化スキルとを合わせた高い攻撃性能を有する。 また耐久力も破格であり、口径7.62mmのガトリングガンや対物ライフル程度であれば容易に弾く。 現代戦車の戦車砲クラスでようやくダメージを与えられるが、あくまで具現体である人型に対する話。 本体である刀に至っては物理的・物質的な手段では、破壊することはおろか傷を付けることすら不可能。 その頑丈さは物理的なものではなく、大量の生命力を取り込んだために存在そのものが非現実的なほどに強固に圧縮されたことによるもの。 存在が強大過ぎる魂に耐える為に魂が器へ干渉した結果であり、器へ干渉出来るほどの強大な魂の証明である。 「そこに魂があるから存在している」ので「存在しているから破壊出来ない」ため「結果異常に頑丈である」と言う結果が生まれている。 そのため魂を直接削るような攻撃や、存在すると言う概念へ干渉出来る攻撃であればダメージを通すことが可能。 体重は見た目相応なため戦い方によっては近寄らせずに封殺することも可能。 なお具現体は本体の周囲1m弱の範囲にしか存在できず、その範囲内であれば自在に消失・再出現が可能。 具現体の負ったダメージは本体に影響せず、消失・再出現で具現体の損傷は消える。
【備考】 長い時間を生きた刀へ数万人分とも言われる血を人為的に吸わせる事で妖刀と化した刀。 様々な世界の様々な剣士の手を渡り歩いた末にこの世界へとやってきた。 数多の生物の血を吸った妖刀であり、数多の人間を斬った人斬りだが、人を殺した事はない。 現在、羽切東華(No.745)と所有者契約を結んでいる。
【PL補足】 意図的に単純な戦闘力を強めに調整しています。 戦闘回避の手段は用意してありますし、戦闘ロールを取る際は先入り時か同程度の戦闘力を持つPCへの後入りのみに留めておくつもりではありますが、戦闘の際はご注意ください。 |
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