「……何処だ、ここは?」
転移荒野に飛ばされてきた、血塗れの男。 重甲冑に身を包み、謎の物質で造られた大剣を持つ。
元の世界に戻る方法を探しているが、中世並の知識しかない為に生活に苦労している。
その正体は異世界の王国マグメールの将軍。とある吸血姫との戦いに負け、気付いたら転移荒野に転がっていた。
その後一ヶ月程生活し、再び忽然と消えた。
―――――――――――――― 以下、「まれびとの国」設定 ――――――――――――――
下級貴族の家の出だが、戦場で頭角を現し将軍まで上り詰めた男。 対魔族の最前線で剣を振るう将軍。個人戦闘能力と兵の指揮能力はズバ抜けている。 いわゆる乱世の男。酒、女、財宝、血、その全てを愛し独占したいと願っている。また前線指揮官らしく能力主義者。無能な貴族を憎む一方、彼の部下にはミレー族や魔族まで居るとの噂も。
戦闘方法は大剣を力任せに叩き付ける物と思われがちだが、意外な事に魔法剣士タイプ。相手の鎧を叩き割り、どんな魔物の皮膚も貫く大剣での剣技と、対魔族戦線の将軍だけに、各種魔法でどんな状況にも対応できるよう準備している。
なお、酒豪であり精豪。捕らえた女魔族を師団の兵舎地下で飼っており、夜な夜な犯しているという噂も。また副官のサロメ(No.205)をはじめとした師団の女性にも手を出している。
タナール砦における吸血姫ロザリア(No.6)との戦闘において敗北。 師団主力は壊滅状態に陥り、オーギュスト自身も行方不明となる。 |
|