石上 守衛(いそのかみ もりえ)
▼近況 常世再実行委員として活動中。
▼人となり 常世学園の二年生。 長めの黒髪、吊り目がち。身長は160cmほどで、胸はそれなりに大きめ。 基本的にいつも学園の制服だが、委員会の仕事の際はそれに応じた制服を纏う。
日本本土に生まれ、本土にて育つ。実家はそれなりの旧家。 一応はお嬢様ということになるが、基本的に質素なため他者にそのような印象を与えることは少ない。 正義感が強く、不正などを嫌う。社会や世界のために貢献できる職に就きたいと考えていたため、 中学卒業後、両親を説き伏せて常世学園に入学する。 本人が言うことはないが、実家の家業を継ぐために経験を積むという目的もある。 持ち前の正義感は実家の教育の賜物だが、その他にも理由が存在する。
正義感の強さと不正を憎む心からか、少々真面目すぎるところがある。 熱が入ると融通が効かなくなるところもあるが、任務中は極力自己の感情を排除するように努める。 落第街などについても思うところはあるが、政治的な発言は慎むようにしており、 学園の改革は然るべき委員会が行うべきだと考えている。 法を犯して学園の改革などを強行しようとするようなものを酷く嫌う。 それは秩序を侵す行為だからだ。 また、風紀委員会や公安委員会などに所属していないのにも関わらず、 戦闘系の異能や魔術を使用し、自警団的な活動をする者も快く思っていない。 学園の理念に基づき、異能や魔術の制御の訓練は当然必要であると考えているが、 それ以外の状況(委員会などでの職務も含む)での異能や魔術の使用は制限すべきだという意見を持つ。
職務に忠実あろうと私心を殺そうとするが、自らの怒りに触れるものへの主張は中々止められない。 組織の歯車であるべきところを逸脱してしまいそうになることがある。一種の破綻をきたしている。
▼所属 表向きには生活委員会。 常世島のインフラの状態の確認などを確認し上に報告するのが主な業務内容。 そのため、落第街など含め、常世島の色々な場所で姿が見かけられる。 しかし、これはあくまで表向きの所属委員会である。
実際の所属委員会は「公安委員会」 委員会内での所属は「護島第三隊」。その一隊員。 公共の安全と秩序を維持のために、主に違反部活や学内組織の不正行為などを調査、潜入、取締が主な任務となる。 任務の性質上、表立って大規模に展開することはほとんどない。 (状況によっては風紀委員会に引き継ぐ)
また、島内に出現する敵性的怪異の討伐も請け負う。 大規模な事件などについては更に上の部署が担当する。 違反部活や組織に捜査情報などが漏れるのを防ぐため、一般に隊員名簿などは公開されていない。 守衛は積極的に活動を行っているが、秩序や正義について多少理想を抱きすぎるきらいがあり、 上官からそれをたしなめられることも少なくない。出世できない理由の一つ。 風紀委員会ではなく公安委員会を選んだのは家業の関係。
公安委員会に所属していることは基本的に秘匿されている。 特に風紀委員会の任務については極力介入を行わないように配慮がなされる。 ただし、任務の性質上、風紀委員会やその他組織とブッキングすることもあり、その際には身分を明かすこともある。 あくまで下部の部隊であり、公安委員会の根幹に関わるようなものではないためである。
表向き生活委員会に所属しているのは、島内の状況を確認するために見回る名目を立てるため。
※委員会の性格上、積極的にこちらが公安委員会所属であることを語ることはしません。 特に情報もなしにいきなり見抜く、といった行為などはご遠慮ください。 こちらの任務中に遭遇した、という場合などはもちろん別です。 また、同じ公安委員、部隊員などは既知していただいて構いません。 なお、守衛の思想や見解などはあくまで守衛自身ものであり、「公安委員会」の見解とは異なるものとなります。
▼異能/魔術/武装 異能や魔術については、敵対する組織や存在に知られて対策を練られるような事態を防ぐため、公表はしていない。 尋ねられた場合には「ない」と答えている。 実際には魔術を使うことができるが、普段それを使うことはない。 あくまで任務時のみである。
[異能] 未発現。特に兆候などもなし。
[魔術] 実家に古来より代々伝わる術を使用。 自らの身体能力を強化するというのが基本。 守衛がまだ研鑽中のためか、特に注意に値するようなレベルには至っていない。
[霊剣] 実家に伝わる霊剣の複製。 本物は非常に古いものであり、退魔の力を持つ。 守衛のもつ複製もその力の一部を受けており、守衛の真の武器は魔術ではなくこの霊剣である。 なお、普段の任務でこれを使うことはまずない。
霊剣の他にも実家に伝わる装飾具なども所持している。
身体能力は普段からのトレーニングのためそれなりに高め。 ただし、高位の異能や魔術と張り合えるようなものではない。 武装については基本的に剣であれ銃であれ、おおよそのものはそれなりに使えるように訓練している。 当人としては「刀」を好む。 なお、怪異討伐の際は、実家に伝わる霊剣を持ち出す。 霊剣そのものではなく、その力を受け継いだ複製品である。
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