〇本名 不明 ミラ・ティリシアス と名乗っているが実際は少し発音が違う。
〇容姿 身長は140前後しかなく、慎ましい(本人談)体形をしている。 整った顔立ちだが感情があまり表に出ないため人形のようと称されることも。 紫水晶のような瞳で基本無表情。少し眠そうに見えるかもしれない。 癖のある灰色の髪をしている。現在はスーパーロング。 小柄で童顔ということも相まってとても講師には見えないかもしれない。 一応研究員で、この世界の白衣というものがお気に入り。 常に半透明の不思議な質感のマフラーを巻いており口元がそれで隠れていることが多い。 本人曰く大事な友達のものだったらしい。
〇性格 基本的には口数が少ない。 説明を省いて結論だけ投げつけることも多い。 これはどうせ説明しても理解されないという認識からで 相手が理解できると判断した場合は非常に冗長な説明や証明を始める場合もある。 割と話自体は好きなのかもしれない。 学者肌で思考することをやめられないタイプ。 ついでに思考がいつでも戦時中。 勉強好きで新しい知識に貪欲。研究こそが恋人。 異世界人らしい部分もあり基本的に常識には疎い。俗にいう専門馬鹿。 オンとオフの差が激しく、完全に別人。一応元軍人。 その佇まいに反して意外と過激派。たぶんオフ時の反動。 可愛いものやきれいなもの好きで整理整頓好きだが研究室は例外。 年相応という感覚がわからず自身の身なりは最低限整っていればいいと思っている。 とはいえ、一応問題という認識は持っていたようで 最近職員寮と異人街に一室ずつ部屋を借りた模様。 ほとんど利用されていないようだが少しはましになったといえるかもしれない。
〇実情 こちらの世界への門を自力で開いてしまった別世界の住人。 その世界はこちらに比べ魔術や異能についての研究は 進んでいたものの、代わりに物理や自然現象への解明が進んでおらず それらを取り扱う彼女は稀代の天才魔術研究者と言われていた。 魔術研究や開発の観点、彼女の持つ超上の異能も相まって 切り札兼天災相当として扱われており事実上の国家機密の扱いであり その人生のほとんどを戦場と人里離れた場所にある 尖塔の最上階の研究室の中で過ごしていた。 その影響であまり社交的な生活は送っていない。
こちらの世界においては彼女の研究分野である物理現象と 魔術の高次融合と効率化をより進められると判断し こちらの世界に移住。研究室と学園に所属することを条件に 研究を続けている。
上記されているように魔術に関しては進んだ世界からの異邦人であり その最先端従事者だったため教師として生活する事になっている。 教鞭をとってはいるものの説明を省くことが多いので 彼女の授業についてこられる生徒はそう多くない。
もともと多弁ではないが言語の関係で更に言葉少なくなっている。 戦闘能力は元の世界の傾向やその世界においてもかなり高く 説明や説得をするよりも武力制圧の方が早い場合が多かったため 警告後即制圧するという過激さも持ち合わせている。 その性質からひそかに危険物扱いをされており要警戒人物。 とはいえ問答無用という場面では非常に強力な一員のため 武力制圧が必要な場面では十二分にその力を発揮すると予想される。
またその研究内容から破壊性などが非常に高いため 他に影響を与えないよう隔離棟に研究室をあてがわれている。 別名変人区画。
〇その他あれこれ ティ・ランティア 戦争が国家間交渉の主な手段として扱われる世界。 ファンタジー寄りの世界でオークやドラゴンも普通に生息していた。 魔術戦や大規模な戦闘、それに伴う技術革新等が目覚ましい世界でもあり 魔術行使に関してはかなり進んだ部類の世界でもある。 特に戦闘、制圧面においては著しく発展しているため 破壊力、範囲の広さ等行使における影響力は非常に高い。 また異能に関する研究も盛んだったようだ。
一方で倫理観がかなりこちらに比べ退廃しており 屍兵や生物兵器が当たり前に存在し、 野辺の獣ですらその身に武器を宿している。 人は死んでもなお魂を縛られ戦い続け、一部の存在は 死ぬことも許されず戦争の道具を生み出し続ける。 そんな滅びと停滞に満ち、終末に向かうしかない世界。 大型輸送手段や通信機器に関してはこちらの世界に比べ未発達なため それら興味津々ながらもかなり警戒している。天敵は自動改札機。 彼女の扱う学問はその世界においてもごく一握り向けの研究だったため その点でも変人扱いを受けていた模様。
・幻想種 より魔術行使に適応した種族。 片目、両目の何れかに魔力を帯びた紫水晶のような瞳をもつ。 魔術に対する親和性が非常に高い。 一方で寿命は短く、身体の成長が遅い。 とは言え他言するような内容でもないため 本人から告げられなければ同じ世界の住人でもない限り それに気が付くことはないだろう。
・魔法制御学・基礎 前期自由選択科目。2単位。 生徒が多いため同じ科目を複数のクラス分けを行い其々担当教官がつき授業を行う。。 魔術の日常使用やそれを組み込んだシステムの概要で 基本的にこういったものがあるよ、こんなことがあるよと 紹介する事が主で、3週ごとにテストがあるものの 持ち込み可能のためノートさえ取っておけば落ちることはまずないと いわれている科目のうち一つ……だった。 不幸にも彼女の担当するクラスを希望しなければ。
・応用魔術制御理論 後期自由選択科目で単位数は2。 物理学や化学が色濃く反映された魔術制御学で 従来に比べプロセスが多く複雑かつ難解な物になる。 まず単純な魔術に比べ様々な分野に対する理解が求められること、 理解してもそれを制御しきるほどの力量を求められること、 一定以下の出力では十分な火力を出せないことから 単純に強力な魔力に加え、理解力、制御力が求められ、天才向けの魔術学とも揶揄される。 本人曰く本来の用法は逆らしい。
一方で細分化され、効率化された理論でもあるため介入するにも難しく、打ち消されにくい。 純粋な物理、魔術の両面からの干渉を行うため相手の物理、魔術耐性の影響を無視し、更には単純な魔術では頭打ちになる威力を軽く凌駕することも可能。 従来の魔術と比べるなら同じ炎でも松明と火炎放射器位の違いがある。 まさに戦争、対人、対魔に洗練された世界の学問。
・世界寿ぐ万華鏡(World Re:Coder) 一種の干渉系異能所持者。 周囲を法則や式として認識し望むように再編する。 物理的にあり得ない領域に踏み込むある意味真正の魔法使いで 時間はおろか、第五の壁(If)をも突破する。 理論上存在しえない、狂った存在とすら称される再編者。 ある意味存在自体が天災で、四界の魔女の一人と称されていた。
とはいえこれは彼女にとっても奥の手であり、 その危険性を理解しているため普段は完全に眠らせている上に よほどのことがなければそれを利用することはない。 特に慣れ親しんだ世界でないこちらの世界ではより激しい反動があり 時間軸の超越以上の行為はその範囲を広げれば広げるほど 天文学的に演算領域が増えていくためそれに応じて負荷も増える。 現状では見ているだけでもしんどい。動くともっとしんどい。 発動時は瞳がぼんやりと発光し、移動に伴い 光子のようなものを宙に描くため非常に美しい。
〇関係者 ニコラス・アルヴィン └案内感謝。じどーかいさつ、嫌い。 V.J ├本名、ヴェイパージェイル。相談。 └異人街、遭遇。……一応部屋借りる。 飛鷹与一 └時計塔。優秀。将来に期待。 真乃 真 └洗練されたかっこいいポーズ。助かった。
〇近況 急遽学会発表の為に渡英中。 英語に関しては日本語よりは覚えやすいとのこと。 帰還予定は4月中旬以降の予定。
〇メタ的な・ア・br>・ある程度哲学や理論は持っているものの、元の世界で構築されたものなので こちらではこだわりのある理不尽に強い変人みたいな子になっています。 戦闘に関しては少々反則気味。 とはいえ、それ位でないとこの学園で若年講師は務まらない。 戦闘ロールは楽しんでこそですので、お互い楽しめることを目標に。 魔術、生死感に関しては少々アレですがそれ以外はほぼ無知に近く いろいろ弄ったり騙したりしてあげると面白いかもしれません。
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