名前 サクツキ ミヤ
容姿 少しだけ癖がある膝まである黒の長髪。 見た目だけならかなり整った洋人形のような造形なものの 肌の極力出ない服装を好み、真夏でも黒っぽい服を着ている。 顔の半分を髪で隠しており、一見して気の弱そうな雰囲気が漂っている。 普段着ている物も相まって気弱な人形みたいという形容が実に似合う。
性格 人間が苦手なコミュ障さん。 身長は年齢よりもかなり小さく、体系も幼い。 かなり夢見がちな性格をしており舞い上がりやすい。 パニックになると考えている事が口から駄々洩れになる癖がある。 情緒不安定で若干卑屈とまで言える思考だが 煽てられやすく載せられやすい。 ちょっと褒めるとすぐに真っ赤になって俯いてしまう。 一方で深く思考に潜り込むと周囲の一切を遮断し 目の前で何が起きても一切反応を返さないほどの集中力を見せる。 もはや一種の発達障害。
経歴 生まれ自体は割と普通の家庭で育ったものの かなり早くから異能に目覚め、その影響で傷つくことも多かったようだ。 異能の顕現の影響で人生の大半を眠りと夢の世界で過ごしていた為 あまり親しい相手も居らず、両親に負担になっている事を後ろめたく思っている。 本人の希望とその能力、状態から常世学園に入学する事が決まっていたが 此処3年ほどは一度も目が覚めていなかった。 最近一つの夢の終わりと引き換えにある程度の耐性を身に着け、 日常生活を送れる程度目を覚ますことができるようになった。
異能(無音常夢) 夢の世界の扉を開き、それを現実に反映するという能力。 非常に強力に現実に作用する物であり、その影響は異世界から 別の幻想生物を此方の世界に引き寄せるほどのもの。 能力の発動中は常に彼女自身は眠っており 世界からその存在を認識されなくなる。
逆に彼女が目を覚ますと世界に顕現していた”夢”は その場に存在し続ける事が出来ず、人々の記憶からも消え去っていく。 その性質から一種の幻想殺しでもあり、 用途を間違えれば容易に人や生物を殺め、歪ませるため 彼女自身も自分の意識にかなり大きな制約をかけており その影響は自身の成長にも作用している。
近況 とある事情により”夢”に別れを告げ 此方の世界へと戻ってきた。 入学手続きは先に済ませてあったためひっそりと転入という形をとっている。 ”夢”の残滓を探しているものの、その性質から 忘れ去られてしまっており今の所芳しい成果は上がっていないようだ。 |
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