【本命】明記不可 祖国においては孤独に踊る鳥という意味を持つ。 ゥワス・ドゥン・ファゥラが最も近い発音。
【容姿】 ・通常時 伸びっぱなしの白髪を赤いリボンを編み込んでサイドに流している。 14相当の華奢な体と容姿をしており琥珀色の瞳が印象的。 胸元辺りに黒い龍と白い猛禽の刺繡が入ったワンピースを纏っている。 背中の部分が大きく開いた地味に露出度高いデザインだとか。 見た目以上に色々と練りこまれているため柔軟さと頑丈さを兼ね備えている優れもの。実際お気に入り。 一見するだけならばかなり大人しそうな印象を与える。 潜入なども想定された存在なので人と同じ姿をとることもできるが 普段は背中に光子を吐き出す機械の翼をもつ少女の姿をとる。 常に寂しそうな表情をしているように見える。 戦闘時はバイザー等を纏って機人らしい装いになることもある。 ……が滅多にそこまで本気にはならない。
【性格】 基本は穏やかで少し抜けている。 若干個の感覚が薄く安易に信じがち。 性格は子供っぽい部分が多い。 誰よりも高く、誰よりも早く、誰よりも遠くへ。 そんな願いを内包しており空を飛ぶことを何より愛している。 一方で設計思想の関係で倫理観はかなり希薄。 戦闘に入るとほぼ無感情になり 天の女王と称されるに相応しい圧倒的火力と手数で 視界内の敵全てを殲滅にかかる。 最近肉まんがマイブームで、特にチョコまんがお気に入り。
【経歴】 元の世界において遺跡から発掘され、復元された存在。 暫くは発掘者の下、娘として生活していたが 保護者の死去に伴い回収され研究室送りとなった。 完全なオーバーテクノロジーの塊であり内装や構造は未知数。 気が付くと、此方の世界にいた。 本人曰くテスト飛行していたら気が付いたらこの場所にいたとか。
…実際は多数の姉妹機との戦闘後に戦闘領域から離脱する為に転移術式を起動するも 消耗から制御系に異常が生じ、過剰出力となった。 戦闘と破損、蓄積したダメージの影響でそれらの情報を失っており 姉妹機の関連情報も現在圧縮されて記憶領域の片隅にしまい込まれている。
・遠い遠い過去のお話 ある所に一人の少年と、空を飛ぶ事が大好きな少女がいました。 その少女は魔法がとても上手で優しい子でしたが、 長い間続いた戦争は容赦なく彼女を戦場へと追い立てていきました。
一方で少年には戦う力が一切ありませんでした。 なんと小さな犬にも負けてしまうほどです。 けれど彼は彼女を戦争で戦わせないためにと熱心に研究に打ち込み、 生体情報を転写するシステムの構築に成功させ……国は彼を英雄と称えました。
けれどそれは生きている価値を暴落させ、 戦争を加速させる火種にしかなりませんでした。 戦火は広がり続け、優しい友人を救う事が出来ません。 それならばと、彼は一つの人形を作り始めます。
敵だけでなく味方にすら苦しめられる彼女の悲しみを、 彼女の代わりに引き受けてくれるはずの人形を。
……けれどそれは間に合いませんでした。 その人形が完成する前に、彼女は戦場の露と消えたのです。 彼女に死んでほしかった仲間により 裏切られ、孤立し、穢され、それでも戦い続け 修復することも、叶わない様な無残な死に方で。 それを知った彼は人形に一言告げました。 「全てを滅ぼせ」と。
それをうけ天上の鷹は蒼へと飛び立ち、戦争を終わらせました。 等しく両国を滅ぼす生命の天敵として。 全てが終わった後、彼は深い深い地の底で人形を眠りにつかせ 自らの命を絶ちました。
これはそんな寂しく一途な物語。
【その他あれこれ】 ・ドゥン・エテニア 一本の大樹が世界そのものという世界。 時折苗木が分樹し、飛び立っていくが特殊な空域に囲まれており その空域から外に出た者はいない。 そのあまりの巨大さゆえに幹部分に近づけば近づくほど常世の世界となり 人々は枝葉の先端部などにコロニーを形成し生活している。 時折その枝葉から古代文明の残滓が見つかるが いずれもオーバーテクノロジーの塊である。 現状複数の国家が文字通り樹立しており特に種族間の軋轢は根深い。 限りある領域や発掘権を奪い合う争いが続いている。
・空の女王 大人しげな表情で惑わされがちだがその実情は 単騎にて一国家の軍隊や特定大型飛翔生物(通称:龍)を相手にし、 制圧するという設計思想の元作り上げられた 生体魔道兵器のプロトタイプであり、強力な武装を内装した 天空から地上を睥睨する魔装の鷹。 地対空、空対空においては他の追随を許さず 魔導、物理の両面において非常に高度かつ多数の攻撃と 常時音速を超える圧倒的な機動力で対象を殲滅する。 また光学迷彩やハッキング能力にも非常に長けており 天空の王者と呼ぶに相応しい非常に凶悪な性能を誇る。
現状においては 複数兵装の同時運用からなる近接戦闘 トレース、複製からなる遠距離兵器の大量展開 超長距離からの狙撃 広範囲EMPおよび周囲の異生体への物魔両面からの統制介入 高硬度結晶体による障壁 クラッキングに対するバックアップリブート
……上記の行動が確認されている。 また衛星情報等の利用も確認されており 対単数、対多数両面においても凶悪な性能を誇る。
・"世界の敵"(調停者) 元居た世界においては彼女は伝説もしくは「世界の敵」として認識されている。 元世界では龍種、人類種、精霊種は基本的に敵対関係にあるが 彼女はそのいずれも等しく殲滅し、戦場に静寂をもたらした。 その無差別性から異例の共同討伐作戦が展開される。 しかし結果としてその全てを撃滅するという圧倒的能力を見せつけ 対処が難しいとの事から天災の一種として扱われる事になった。 その戦後処理で国家間の軋轢が広がった事もそれらの憎悪に拍車をかけている。 ……他者は知る由もないが彼女にとって世界の敵であることは二度目となった。
【関係者】 黒龍…刷り込み的な対象で上位権限代理者。かなり懐いている。 イチゴウ…冷蔵庫しれーかんを探す仲。いつか改造したい。
【備考】
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