ようた。
視界を確保できるように前髪だけは乱雑に整えられたざんばらの茶髪と、 くっきりと隈が出来ているせいでぎょろりとして見える、眼孔の開いた濁った闇色の瞳が特徴的な小さな少年。
体は痩せ細っており、肌は病的に白い。 見た感じ、7、8歳ぐらい。ただ、顔立ちから元は愛らしい美少年だったという事が推測できる。
ボロボロでブカブカの薄汚れた白いシャツとカーキのズボンを常に履いており、足元は裸足。寒い冬でも裸足。
・異能→【暗黒陰利】 自分の影を始め、闇などを操れる。 操る影や闇は、ヒトを呑み込み喰らう。 喰らわれたヒトが何処へ行くのか。それは分からない。 操れると言っても、闇や陰が移動する速度は遅く速い・Gには殆ど効果無し。
ただ、陽太はお世辞にも制御できているとは言いがたく、時折暴走する。
その際は生き物のようにそれなりに素早くうごめき、ヒトやモノを手当たり次第に喰らう。
・性格 かなり病んでいる。 唯一の肉親だった「姉ちゃん」に、未だ相当依存しているのが窺える。
口調だけなら明るいやんちゃっ子。 子供らしい好奇心や悪戯心はあるものの、人の死体や殺しに動じないなど少なくとも普通の子供ではない。
知らない人にも、結構普通に話しかけるタイプ。 元は子供らしく無邪気な性格で、少し歪に曲がってしまったが一見すると目つき以外は明るく元気な少年かもしれない。
ただ、子供らしい無邪気な残酷さのみが異様に増幅してしまった模様。
「姉ちゃん」を殺し、人生を狂わせた自分の異能が嫌いで憎くて仕方ない。
・境遇 «秘匿情報»
実は、«大変容»時代に生きていた子供で、«大変容»直後に異能を発現させ、暴走。
近くにいた姉を殺し、周辺にも壊滅的な被害を出す。 そんな彼を、“封印”したのは«大変容»以前から秘密裏に僅かに存在していた異能を研究していた研究員。 辛うじて封印に成功、長い間研究所にいたが、不十分だった封印が解ける。 異能は暴走しなかったものの、封印はもう耐性があるから出来ないだろうと常世学園に放り投げる形で入学させる。
しかし、常世島に到着した途端反抗した陽太がその場を脱走。スラムに迷い込む。
・しりあい
「百鬼」 …ナキリ。もしかしなくても殺し屋だったおめんのおっさん!やさしい!人ころすやつは、みんなわるいやつだろ?
・メタ
スラム、落第街、路地裏、希に歓楽街などに出没します。 学生街などには、恐らく出没しません。
陽太の「姉」は実は常世学園に在籍しているとある生徒で、諸事情により生存しています。 陽太はこれを知りません。「姉」も陽太がこの学園にいる事どころか、生きている事も知りません。 ただ、「姉」とは同じPLです。つまり、二人が会う事は無いということです。
駆け引きなどはあくまで子供ですので、得意ではありません。PL的にも…。 |
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