【人物】 代々魔術師を生業とする家系に生まれた少年。 中学までは本土の共学校に在籍、高校進学を機に常世島へ来島し学園に入学。 住まいは居住区南方の沿岸部に建つ学生寮の一室。部活や委員会、組織等には今のところ無所属。 成績は普通科目は中の中、魔術科目は中の上と平均的。対して実戦形式の授業では好成績を収めており高い評価を得ている。 居住区や学園周辺が主な生活圏だが他の区域にもよく足を運ぶ。
【容姿】 身長171cm、体重58kg。 適当な長さまで伸ばした黒髪に青みがかった黒い瞳、東洋人らしい顔立ちをしている。 服装は学生として活動する時は学ランタイプの制服を着用し、ボタン全開で着崩しした締りがない恰好。 私服は特に拘りのないラフな装い。黒系統の衣服でまとめていることも。 筋肉質ではないものの程よく筋肉がついた運動のできる体つきで体格は細身の部類。 前腕義手と上腕、右胸部、右肩甲骨を覆う機械骨格から成る銀色の右腕が特徴。 衣服の下はもろ機械的であるものの、服の上からの見た目に違和感はない。
【性格】 少し頼りない印象の思春期な男子高校生。 物事を利他的に考える節があり、有事の際には思考より先に体が動く鉄砲玉のような性格。 誰に対してもとりあえず友好的で幼い頃から魔物の類と接していたため人外への認識はゆるい。
【装備】 『魔導義手フェルグス』 科学と魔法を融合した技術により右腕を再現した義肢。 魔力と絡繰りを動力とする魔道具の一種で魔術を行使する際の魔力の媒体。一般的な魔術師の剣や杖のような役割を担う。 魔道具という性質上、魔力を媒介するのみならず独立した魔力の保有や処理を可能としている。 高度の筋電感知機能と機械魔術が組み込まれており、人体と同じ様に指の先まで意のままに動く。右腕の感覚を脳へと伝達するフィードバック機能も搭載されている。 耐熱、耐水、耐衝撃といったあらゆる耐久性を網羅し日常生活の中でも問題なく運用できるが、動作を安定させるための定期的なメンテナンスが必要となる。
戦闘における運用を想定し製作された対戦用魔道具でもあり、単体での最大火力は高等種族のドラゴン種にさえ匹敵する。 装甲面では前述した耐久性のほかに超常的な力への耐性も兼ね備え、幾重もの魔術の行使にも耐え得る堅固さを誇る。 魔導義手の製作には前例が極めて少なくこのフェルグスも実験段階の技術で作られた代物。それゆえに装着者でさえ真価を知り得ず、その力には数多の未知領域が存在する。
【魔術】 ・総合魔術 火を灯したり、水を生み出したり四大元素を元にした基礎的な魔術。属性魔法以外には治癒や念力、召喚魔術なども扱える。 もとより人並み以上の素養はあり魔術師っぽいことはだいたいできる。ただしいずれも日常生活レベルで特化型の異能力者には劣る。
・雷霆 保有する魔力の特性は"雷"。電撃を主な手段とし、他にも電気を帯びた魔術を扱う。 電撃の威力は細かく調整可能、威力次第では捕縛や火起こしに転用できる。通常攻撃に使用する電撃の威力はは戦闘に慣れた者であれば回避防御は難しくない程度。 戦闘に有効な手段として剣・槍・盾の能力を付与する三つの術式を多く用いる。
・カラドボルグ 魔導義手に組み込まれた魔術回路に独自の術式を加えた攻撃魔術。右腕を砲身に撃ち出される超威力の魔力砲。 電気的粒子物質を内包する魔力を圧縮した砲撃は物理障壁と魔法防壁を破るエネルギー波となって放たれる。 術式の展開から発動までに時間を要し、高い威力を発揮する分魔力消費量や反動が大きい、いわゆる奥義のようなもの。
【異能】 超常領域にあるものを視ることのできる力。 人に化けた妖怪を本来の姿で可視できたり、幻覚系の異能力を無力化するといったもの。対象により全く効果を発揮しないなど効力には差が生じる。 受動発動型の天性的異能で幼少期こそ無差別に発動していたが今では制御できるようになっている。 副次的効果として自身に対する精神干渉に強い耐性を生む。
【補足】 交友関係などの既知はご自由にどうぞ、大歓迎です。キャラ同士の関係構築に関しても基本的にNGはありません。 魔術系統の家柄の出自であれば名前を知っていたり、島外での繋がりがあるかもしれません。 ロールには日常、ギャグ、戦闘、シリアスなど流れ次第でオールラウンドに対応します。 後入り・乱入ともに歓迎です。機会があればどんどんお願いいたします。
【記録】 [No.693] 暁 名無 [No.818] 和元 月香 [No.176] 美澄 蘭 [No.866] ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン [No.594] 真乃 真 [No.850] 鈴ヶ森 綾 [No.863] レンタロウ [No.868] リーゼロッテ=アッヘンヴァル [No.880] 江風 白
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