【パーソナルデータ】 身長164cmに対して体重70kg。 鍛えられた筋肉の上に脂肪が乗っている小太り体型。目の周りの隈がひどく、視線は常に厳しい。髪色は日本黒。髪型はハーフバック。左目を隠すように前髪が下りている。 とても整っているとは言えない容姿である。 が、服装と立ち居振る舞いにこだわりのある伊達男。日本で暮らしていた時から「わかる奴にはわかる魅力」があるとされ、社交的な性格でないものの男女問わずちょっとした人気(支持?)がある。
【戦闘能力】 実は幼少から柔道を続けている。 が、才能はそんなになかったようで、せいぜいが中の下。 しかし「努力はするし勝つために勝ち方を選ばない」スタイルが彼を県大会準優勝まで押し上げた。……周囲や審判の評判が悪かったので拗ねてしまい怪我を理由に表彰と地方大会進出をボイコット、それ以降大会には出ていないが。
その上この都市では近接攻撃を仕掛けるくらいなら何らかの手段で遠距離から攻撃を仕掛ける方がよっぽどマシなので格闘経験が役立つ事は少ない。
【心的具現】 日本で暮らしていた時に巻き込まれた事件の最中に身についてしまった能力。 彼の抱える内面的な拒絶が形を持って現実に具現する。
それは、一見すると仮面の仏である。 よく見ると螺髪でもないしその顔に慈愛の表情は無い(それは仮面だから当然なのだが)。 全長約10mの巨体は常に安坐で宙に浮き、その胴と背から腕が十本。黒い髪は獣のように荒々しく猛り、身に纏うのは下履きと漆黒の煙気。 彼はこれを頑魔業 璽権架者(がんまごう じごんかしゃ)と呼ぶ。
その全身に強烈な『拒絶』を纏い、それは物理的な力として現実に影響を及ぼす。 頑魔業は彼の背後から動かないので射程はおよそ5m。胴の腕は長く8mほどにもなるが基本的には彼自身の防衛に使われるためもっぱら背の腕が普段使いである。
顔の仮面は張り付くように象られたもので、下からも横からも、上からもその容貌を窺う事は出来ない。金色の眼光が二つ、無地の仮面から覗くばかりである。 ……つまり、彼の持つ不相応なまでの拒絶の答えがあるのだとすれば、それは巨人の仮面の下に。
補足
戦闘熱望。 待ち合わせなど特別な事情のない時はソロールを回しているはずなのでいつだって気軽に仕掛けてください。理由は後からついてくるでしょう。戦闘以外でもR18の関わらない限りシリアスでもギャグでも大歓迎です。
能力について
メタ的に言えば『視覚の伴う物理』。 異能と言うよりは超能力に近くしかし超能力と言うよりは物理攻撃。 普通に殴る蹴るしているのとそう変わりません。範囲が広くて威力が高いだけです。 では「拒絶を纏っている」とは何ぞや、という話ですがPCの内面を根源とする心的具現において拒絶とは行動に付与される属性です。 それは攻撃の威力を上げ防御の硬度を上げるもので、結局のところ拳に鉄の手袋を着けて殴ったりガードしたりするようなものです。対象が大きいだけです。
注意
心的具現は内面を根源とする性質上、読心や精神干渉、キーワードなどの地雷を踏む事で大きな変化が起きます。また、内面を覗いたり内面に踏み込む能力に対して極めて強い耐性を持ちます。このPCはそのような干渉を何より嫌い、故意であれ事故であれすぐさま敵として認定する性質があります。 |
|