【容姿】 金髪のウルフカットで、赤黒く変色した左目が特徴。 身長は178cmで、服の上からでもわかるくらいの筋肉量でありながらも線は細い。 お洒落にはあまり興味がないようで、動きやすいという理由からタンクトップと迷彩柄のカーゴパンツ。 金髪で筋肉質、異質な左目、おまけに目つきも悪いという理由で周囲からは距離を置かれがち。 自室にいるときは誰の迷惑にもならないだろうという理由で基本的にパンツ一丁を好んでいる。
【性格】 感情的で短気ではるが、基本的にまともな人間に対しては友好的。 能力者として学園に在籍しているが、自身の持つ異能が他人が持つものと比べて醜悪で異質なものであることから、あまり表には出したがらない。 思ったことをすぐに口に出してしまうことや、年上だろうがタメで話していることから、友人関係はあまりよろしくない模様。 学内でも不機嫌そうな顔で一人で考え事をしていることが多く、何を考えているか分からないという印象も友人関係の悪さを加速させている。 ドライフルーツが好物らしく、最近は干しブドウがお気に入り。 逆に嫌いな食べ物は肉類全般と蛸。
【経歴】 元々は裕福な家系だったが、幼いころに両親が目の前で強盗に殺害され、そのトラウマと経験から犯罪を憎悪するようになる。 自身も強盗に瀕死の重傷を負わされるが、大変容により出現した異形に寄生、浸蝕され、一命を取り留め、現在の能力を得る。その際に強盗は逃走し、現在も行方は掴めてない模様。 この一件から現在は犯罪者は何が何でも許さないという歪んだ正義を元に行動し、「正義の味方」というよりも「悪の敵」という立ち位置を確立している。 犯罪者に対しては容赦が無く、寄生された異形の力を使い、殺しはしないが死んだ方がマシと思える程の過剰な制裁を行う。 彼を犯罪者と単身で戦うヒーローと呼ぶ人間もいるが、しかし、彼自身も不法で過激な制裁を行う犯罪者であり、一部からはいつ暴走するか分からないと危険視する者も存在する。
戸籍上異能者として扱われているが、彼自身は異能力や魔術の類いは一切持ち合わせておらず、 並外れた精神力と格闘技能、規格外の身体能力は全て彼が憎しみを糧に努力した成果である。 制御不可能な異能の性質や彼の危険な思想から、一部からは人外の怪異として扱われている。
【異能 侵喰感染<<Infestation Infection>>】 過去に異形に寄生されたことによって発現した後天的な異能。 寄生生物である異形に一時的に体細胞を浸蝕させることによって発動が可能。 赤黒いゲル状の物質を生成し、それらを硬質化、軟化させるといった性質を持つ。 また、侵喰率を引き上げることによりその性質を変化させるという特性を持つ。
・「Phase-2」侵喰進化<<Infestation Evolution>> 侵喰率を引き上げることによって発現する異能の第二段階。 彼が人を維持できる限界のラインであり、異能としての完成形態。 発動時には全身に赤黒いゲル状の物質を漂わせ、左目を中心に半身の血管が黒く浮き出るのが特徴。 この形態での最大の特徴は異形が異世界で吸収してきた知的生物の記憶を経験、継承するというものであり、 戦闘を行いながら学習し、行動を最適化し続けるという芸当をが可能となる。 反面副作用として、記憶の混濁や情報量の過多による自壊が見られている。
・「Phase-3」侵喰崩壊<<Infestation Destruction>> 侵喰の最終段階、彼の自我が完全に消滅した異形としての本来の異能。 これまでの形態が戦って勝利する為の性質に対し、この形態は対象を滅ぼすという性質をもつ。 発現時には全身を包むようにゲル状の物質が生成され、ぬめりのあるゴム質の皮膚を持った3mほどの長い両手足をもつ異形の姿へと変貌する。 新たな能力として四肢を自在に変化させ、対象を包む等の手段を用いて吸収することにより、対象の性質を学習する。 学習したあらゆる異能、魔術、現象を手段は多少違えど結果を模倣するという性質を持つ。 また、吸収した物質をエネルギーとして変換し、それを分離させることにより、自身と同性能の複製体を生成することも可能。 これにより目に付く物全てを吸収し、無尽蔵に増殖することにより、手の施しようのない存在へと急速に成長していく。 等、文字通り星すら喰いつくす厄災の如き性質を持つが、現段階でも発展途上であり、文字通り無限に進化し続ける。
【異形】星喰らい『Evil Swarm』 とある平行世界に存在した寄生生物。 元は他人を操るというだけの種族であったが、寄生を重ねることに性質が変異し、厄災と呼ばれる程の存在へと進化する。 元の世界では複数の星を渡り、その無尽蔵とも呼べる増殖能力で数を増やし、星を飲み込み続けていた。 そんなときこの生物の一片が扉に遭遇し、こちらの世界に飛ばされ、偶々そこにいた彼に寄生することとなる。 しかし彼の強い意志により異形にも感情が芽生え、変質することとなる。
個体としての性格は非常に能天気で、友好的。 彼と意識を交代しているとき以外は基本的にカタコトで、声色は音を無理やり声として使っているような印象。 彼の唯一の親友とも呼べる程の存在であり、基本的には彼の意思に従う。 好きな食べ物はドライフルーツ全般、趣味はサスペンスやアニメ鑑賞。 基本的には脳内で彼と会話しているが、気が向いたときや有事の際は能力を仲介し実体をもって会話することもできる。 実体を持っている際は楕円形で50cm程の赤黒いスライムにむき出しの歯と歯茎が特徴的な口を付けた状態を好む。 彼の異能の制御の9割を担当しており、彼の意思に応じてタイムラグ無しに異能を発現させる処理能力を持つ。
【怪異として】 『No.910 混成の遺子≪アマルガム≫』 ・最優先鎮圧対象 ・データ削除 ・データ削除
【既知関係】 学園関係者 既知OK
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