【名前】 木里嶺 静織(きりみね しおり) 【常世学園への志望理由】 常世学園へは兄からの薦め、そして高卒社会人である兄自身の転属と合わせて転入。 保険課への正式な申請を受諾され、自走車椅子を貸与してもらって通学 【容姿・風貌】 栗色混じりの茶髪のボブヘアー。金色のおっとりとしたような垂れ目。右目は医療用の眼帯で覆っており、その下の状態は窺えない。 両手には常に包帯を巻いており、感覚麻痺を補助するための電極が腕全体に巻かれているらしい。 電極の元のバッテリーは胸元に花のブローチの形でつけている。 基本的にブレザーの制服姿で、普段着は花柄のワンピース。 【異能『幻創・熾天使(オラクル・オリジンヘイロゥ)』】 「熾天使のような六枚の翼を展開し、光条の自在な操作を行う」異能。 その能力はとてつもなく強力で危険な異能だが、本人はそれを完全に自分の意思の元で制御している。 翼による飛翔、光の屈折による姿の不可視化、また翼をレンズのようにすることで発現している光をそのまま熱線のように出力することも可能。 また一定条件下において「天使の輪」が発生、異能が更に強化されるという特性を持つ。 ━━━━しかしながら、本人いわく「夜だったり暗い場所などでは発動の初期段階がつまづく」らしく、発動する事にはそれなりに整った環境が必要らしい。 【特殊能力『有翼』】 本人が知らないうちに得ていた特性。後天的に得た翼という器官への特異な身体的適応。 翼を本来持たない人間が翼を得ることで起こす脳機能のイレギュラーを解消するものらしく、それによって異能での飛翔を可能にしている。 【性格】 幼いながらも芯が尋常でなく強く、どんな相手にも物怖じをしない強く真っ直ぐな性格。 そして適応力がとんでもなく高く、与えられる道具の使い方や環境への慣れが素早い。 クラス内でも友達が多く、それなりに人気者でもあるとか。 自分が助かってしまったことで自分を追い詰める兄を度々に叱り飛ばすのが日課であり、また痺れている両手をつかって自宅では車椅子ではなく杖を付きながら片手で料理や家事をこなすなど、凄まじい適応力で日々を乗り越えている。
【特記事項『御虎山トンネル崩落事故』】
8年前、御虎山(みとらやま)トンネルという山を貫通するトンネルが原因不明の爆発及び崖崩れによって崩落。多数の死者を出した事件。 「トンネル内を通行していた危険物輸送トラックの単独事故から発展した多重事故」が原因と公表されるが、異能者の存在が事件に関わっているという説も囁かれている。 静織は当時6歳の時にこの事故に巻き込まれ、兄との二人だけで奇跡的に生存した。 (無傷だったのは兄のみであり、自身は多数の後遺症を遺す重傷を負った) 両親は事故で死亡し、更には大規模な事故の中のたった二人だけの唯一の生存者という身から、心無いマスコミ達に名前を大々的に公表されるなどの経験をした。 そのため自分の過去の事を知る人間が多いことに苦悩する事もあり、そしてそれを庇ってくれているたった一人の兄への罪悪感に苛まれている。
(※事件、及び静織とその兄である「木里嶺 敦」という名前の既知ロールOK)
【近隣の出来事】 11/19. 場所:歓楽街・裏路地 女性と見間違うような男性(遼河桜氏)(No.590)に出会った。 強盗紛いの暴行を受け右腕の骨折や肩の脱臼等、服を切られたあられもない姿を撮影されるといった行為を受ける。 その後異能で危機を脱したが、一般人に異能で暴力を振るおうとしたという事になり厳重注意を受けた。
11/21. 場所:第一教室棟・保健室 不器用そうな声の男性(白鈴秋氏)(No897)に出会った。 カーテン越しに諭すような言葉で、事件の事を吐露。相談をする機会を頂いた。
11/24. 場所:常世総合病院 勝気な赤髪のエルフの女性(一樺千夏氏)(No194)に出会った。 外で会話をし、事件の事を吐露。異能を使った事を怒らずに肯定し、心の落ち着くまで胸を貸してくれた。 |
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