2015/05/31 - 12:37~12:16 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に川添 孝一さんが現れました。<補足:着崩した制服を着用している。>
川添 孝一 > (ぶすっとした仏頂面で席に座り)
(店員がオーダーを聞きにくるとメニューを眺めて)
レアチーズケーキとタルト・フロマージュ。
(そう告げた。とにかく今日はチーズという気分だった)

川添 孝一 > クソッ……最近ツイてねぇな…
(そう独り言を溢すのも無理はない)
(ここのところ彼は異能を使って暴れるたびに生徒に止められていた)
ミウとかいう自称・神に時空圧壊(バレットタイム)のレイチェル・ラムレイ…
あの炎使いの女に音波使いの男……それに俺の目を刺したガキ…
(男にとって世の中、苛立つことばかりであった)
(もっとも、それらのやられた傷は超再生能力でもうすっかり治っているのだが)

川添 孝一 > (店員がケーキとタルトを運んでくる)
ども。(店員に向けて小さく呟いてフォークを持つ)
(彼は強いストレスを感じるとこのカフェでスイーツを堪能していた)
(誰に隠してもいない、彼は超がつく甘党だ)
ムフ。(笑顔になるとフォークを持ったまま簡素に手を合わせた)いただきます。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に能見さゆりさんが現れました。<補足:優等生のお姉さん……?>
能見さゆり > ……川添孝一。いい身分ね?
ふふ……二級生徒や不法入島者のお金で食べるケーキはどんな甘い味がするのかしら?
興味深いところね。
【カフェに入るなり、川添の方に向かってくる優しい笑顔の少女。タイミングは最悪だ】

川添 孝一 > あぐ………(ケーキを食べようとフォークを突き刺す直前に声を掛けられた)
あ、ああああ……風紀の能見さゆり…………っ!
(フォークを落としそうになって焦りながら)
きょ、今日は自分の金だ! カツアゲ全部失敗してっからな!
(口を両手で塞ぐ)…な、なんでもない……(墓穴)

能見さゆり > ああ、そうなんだ?
ごめんなさいね……てっきり、路地裏の騒ぎの話が届いてるものだから、その後だと思って。
それで、この辺を回っていたらあなたの姿を見かけたものだから、つい……ね?
……同席させてもらってもいいかしら??
【食べようと思ったままお預け状態、風紀委員には見つかりカツアゲは失敗、本当に最悪と言えるのかもしれない】

川添 孝一 > ……………ソ、ソウナンダー。路地裏で騒ぎを起こすなんて。
悪い奴もイタモンダナー。(棒読みになりながら胃痛と戦う)
(今、路地裏で騒ぎを起こしたのが自分だとバレるのはまずい)
(風紀に連行されたら生活委員会の先輩にどやされる)
ど、どうぞどうぞ……(同席どうぞ、な感じのジェスチャー)
(とてもじゃないがスイーツを楽しむ気分になれず)

能見さゆり > そうね、悪い人もいたものね……ところで目はもう大丈夫なの?
異能があると言っても、かならず治るっていう保証はドコにもないんだから、保健委員会にちゃんと見てもらっておくべきよ?
……さて、と。
【正面に座ると、メニューを見ながら、セイロンとダッチアップルパイを頼む。】

川添 孝一 > …………目?(確かにこの女は目のことを言った)
あ、あの二級学生ども………!(チクられたのは明白)
あー、あー……そうだな、目を見てもらわないと…
(眼のことを理由に退席するべきだろうか?)
(いや、まだ胃痛で手がつけられないもののケーキとタルトがそのままだ)
(スイーツを残すなんて自分のプライドが許さない)
うぐぐぐぐ………(鏡を見たヒキガエルのような脂汗をかきながら水を一口飲んだ)

能見さゆり > そりゃあ、目立つ学生が目を怪我したなんて話が出れば一応うちには届くわよ……ふふ、食べないの?
別にどうこうしようなんてつもりはないから落ち着けばいいのに。それとも何か後ろめたいことでも?
【そしていつもの笑顔。どうこうしようとしようとしていまいと既にどうこうされている現状だった】

川添 孝一 > 後ろめたいことなんて……あ、あるわけねぇ…よ。
(心臓が嫌な感じに高鳴る、震える手でレアチーズケーキを一口切り取り、食べた)

(緊張しすぎて味なんてわからない)

(こんな悲しいスイーツタイムは初めてだった)
い、いやー。能見は風紀の見回りの帰りか?
お疲れさんだなー。ははは。(内心で泣きながら世間話)

能見さゆり > まあそんなところ。帰りっていうか、日常も委員会の仕事とさして変わりはないから、歩くところどこでも見回りっていう感じね。
あとは、そうね……ちょっと心配ごとっていうのも何だけど……気になることっていうのもあるかしら?
あ……はい、ありがとうございます。
【紅茶とパイが運ばれてきて。傍目からみれば、片思いの男子学生と憧れの女生徒の組み合わせで、男子生徒が緊張しまくっているようにみえるのかもしれない。あくまでも見た目だけは】

川添 孝一 > そ、そうなのかー。(タルトフロマージュを一口食べる)
(緊張のあまり喉が渇いていたせいで、喉に詰まって咽るかと思った)
(いつも食べているこの店のタルトフロマージュは高揚するほど美味かったのに、今は苦しいだけだ)
……心配事とか気になることっていうのは、いったい……?
(内心穏やかでないことは確かだった、剣呑な方向に、だが)

能見さゆり > くすくす、そんな顔しなくてもいいのに。可愛いなぁ。
気になるっていうのは、川添くん……あなたのことよ?
最近、どう……?
【心配するような優しい笑顔を向ける。不良学生ではありながらもぎりぎりのところをたどっている生徒のケアも仕事のうちだ。
正確には、風紀の仕事というより彼女に与えられた基本設定によるものなのだが。
ケアをしつつ、他人の好感度を適度に上げ、学内風紀にも行動にも得になるようにするという基本方針に従って行動しているからだ】

川添 孝一 > ははは……可愛いなんてそんな…(また一口、レアチーズケーキを食べる)
(砂を噛んでいるような最低の味がした)
(そう感じるのは自分の精神状態のせいにあって店の落ち度は一切ないことを自分の中で何度も確認した)
最近は……ツイてないことばっかりだな…
何かとこう、な。星巡りが悪いっていうか。
(デスティニーマウスの刺繍が入ったハンカチで額の汗を拭う)

能見さゆり > まあ、うちのレイチェルに負けて連勝ストップしてるし、もしかしたら強がってるけどしょんぼりしてなければいいなって思ってたんだけど。
ほら、川添って……ぱっと見に反して、割と繊細でナイーブなところあるから、気にしてなければいいなって。
【ただし、このケアしながら半分はえぐるようなスタイルは、もしかしたら彼女のAIにもともとそう言う傾向があるのかもしれない】

……ついてない、ね。
んー……じゃあ、さ。突然で悪いんだけど……今度、ディスティニーランド、一緒に行かない?
詳しいんでしょう、案内してくれない? 案内代くらいは出すから。
その……もし……そっちさえ良ければ、だけど。
【いつもの笑顔で、言い切った。絶妙の間で。
要注意的な行動を日常的に行う彼を観察して行動を把握しておきたい、という行動なのだが。】

川添 孝一 > …………そっすね…しょんぼりしてるかも知れない…
(まだ自分が白目を剥いてないことが不思議だった)

あ、あー……そうだな! 今度一緒に行こう! デスティニーランド!
(もうヤケであった―――毒を食らわば皿まで)
そ、それじゃ俺!(バクバクと残りのスイーツを食べて)そろそろ帰るから!!
(周りから見れば憧れの女性との会話の末にデートの約束を取り付けたハッピー極まる男にも見える)
(だがその内心で食べたスイーツの味もわからないほどの地獄を見ていることを知る者は少ない)
じゃあな能見!(自分の分の伝票を取って立ち上がる)

(その後、レジで小銭をブチ撒けて慌てて拾って精算)
(コケそうになりながらカフェから逃げる彼の後姿が見えただろう)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から川添 孝一さんが去りました。<補足:着崩した制服を着用している。>
能見さゆり > よかった、ありがとう、川添。
今度行くとき日付教えてね、スケジュール合わせるから。
……くすくす、何やってるんだか。
【小銭をぶちまける様子を微笑ましく見守る行動を取りながら、とりあえず彼が機嫌を直してくれたようで一安心しつつ、アップルパイを口に運んだ】

能見さゆり > さて……と。じゃあ改めていただきます、かな?
【監視対象27……川添孝一の対処終了。現状進行中のToDo無し。通常行動。少女は、とりあえず頼んだアップルパイを口に運びつつ、適当に外を眺めていた。適当に外を眺めるのは、通常行動中の基本として外の物事を可能な限り知るため。少女の行動すべてには意味があり、何らかの方針にもとづいて行動している】

能見さゆり > ……ん、やっぱりアップルパイはダッチが美味しい。
【普通に見れば、パイを味わいながら紅茶を楽しむ少女に見えるかもだが、特に味わっているわけでもない。パイを楽しむ動作をしているだけで、楽しむ、という行動方針は、ない。喜びは理解するが、それはパイを食べることではない。パイを食べることを嬉しいと感じるのはどういうことかというのを把握しているだけだ。ダッチが好き、というのも設定でしかない】

能見さゆり > ん、ごちそうさま。もう一個は……やめておこうかしら、ぐぬぬ。
【少女は設定に従い設定通りに行動するだけの便利な道具だが、それがおかしいとか不満だとか思う思考は持ち合わせていない。その通りに行動し、そのとおりに振るまい目的のために行動するだけだ。それはかすかに感情で言えば喜ばしいことになるのだが、そもそも喜ぶ以外の感情はない。ならばそのとおりに行動することはとても良いことで正しいこと。つまりそういったことも含めて普段から笑顔になる部分があるのだが、それは基本的にコミュニケーション上良いことなので、問題無いと思っている。】

能見さゆり > 【なお、もちろん彼女の素性からしてもう一つケーキを食べても太ることはない。】
能見さゆり > ……店員さん、お勘定お願いします。
【そして店員に声をかけ、レジで代金を支払うと、店を後にし……目的地へと向かった】

ご案内:「カフェテラス「橘」」から能見さゆりさんが去りました。<補足:優等生のお姉さん……?>