2015/06/04 - 15:05~01:09 のログ
ご案内:「屋上」に川添 孝一さんが現れました。<補足:時代錯誤なヤンキーファッション。>
川添 孝一 > (屋上に寝転がって青空を見ている)
(常世財団本部に潜入してからというもの、何かに身が入らない)
(喧嘩もカツアゲもする気になれなかった)
(気の抜けた炭酸飲料、それが今の川添孝一だった)
川添 孝一 > 授業サボって屋上に来てんのにちっとも良い気分にならねぇ……
(独り言、そしてため息)
(昨日と言う一日が激しいものであった分、今日という一日が静かになるのかも知れない)
(そう思った)
ご案内:「屋上」に楓森焔さんが現れました。<補足:どなたでも歓迎。身長160cm未満で胸に俺の一字を刻んだ白い道着の少女>
楓森焔 > 「よっ、ほっ、はっ……」
屋上。入り口からではなく、校舎壁面の方より声が響く。見下ろせば、校舎壁面に"立つ"武道着の少女の姿が見えることだろう。何も履かない裸のままの足指で壁を器用に"つかみ"ながら屋上へを駆け上がっていく
川添 孝一 > ………なんだこの声。(起き上がって屋上の手すりから下を見る)
オッオッオッ!?(目を疑う光景、それは少女が校舎の壁を駆け上がってくる姿)
い、異能か!? 魔術か!?(完全に混乱、少女から視線が外せない)
楓森焔 > 「ズェアッ!」
最後の一息。飛び上がって見事屋上に着地。んんー! と声を上げながら大きく伸びをすると、
「よーっし! ウォームはこれで終了だな」
ぴしゃりと自身の頬を叩いた。そこでようやく自身を見つめる視線に気づき。相手の言葉に得意げに胸を張ると
「ふ、異能と言えばそうなのかもしれん……これこそ、俺の創りだしたまったく新しい全方位型必殺格闘術……俺流だ!」
ババァーン! とか効果音が出そうな見得の切り方であった。
川添 孝一 > (屋上に着地した少女を見て目を丸くする)
全方位型必殺格闘術………俺流…!!
(驚いてみたものの顔を手で覆って)
き、聞いたことがねぇ……っていうか、説明からして我流じゃねぇか…
お前なんなんだ。あんま見ない顔だけどよォ。(自分が名乗ろうともせずに相手に尋ねて)
ご案内:「屋上」に雪城 氷架さんが現れました。<補足:地面まで届くような銀髪ツインテールの少女、背が低くて細すぎるくらいには華奢、制服姿>
楓森焔 > 相手の言葉を気にする素振りは全くなく、軽く柔軟体操をしながら、
「おう。なにせ俺が開祖。まだまだ始まったばかりの我流体術だよ。門下生募集中だ」
と答えつつ。続く言葉には姿勢を改め、
「ん? 俺か? 俺はついこないだ転入してきたばっかでな! 名前は楓森焔(カエデノモリ ホムラ)! 一年! 流派・俺流開祖にして師範! 異能はナシ! 強いて言うならこの俺流こそが俺の異能だ!」
出鱈目な、勢いだけはありそうなフォームで拳を突き出した。それと同時、合わせて突風が吹き抜けていく。
雪城 氷架 > 「………うるっさいなぁ」
屋上の更に上…貯水タンクの上から物凄く不機嫌そうな声が聞こえる
懲りずにサボタージュし、今度は見つからないようにわざわざ貯水タンクの上に登ったというのに
昼寝を邪魔されて大変不機嫌そうである
むっすりした顔を覗かせて、下を見る
川添 孝一 > (突風を顔に受けながら、今度は自分が自己紹介する番なのかと頬を掻く)
いいか、転入生。俺の名前は川添孝一。
《狂悪鬼》(ルナティック・トロウル)の異能を持つ二年生だ。
レモンシード・メソッドでAAランク、異能はセカンドステージだ、覚えて……
(そこまで言って貯水タンクの上から聞こえる声に顔を見上げる)
あっ、てめぇ! サードステージの女ぁ!!
(銀髪の少女を睨みつける―――自分がセカンドステージだと名乗った後に人をサードステージと呼ぶのは少々格好悪いが)
楓森焔 > 「ほうほう、川添孝一。るなてぃっく・とろうる! なんかかっこいい名前だな! なんかすげえ! ……セカンドステージ?」
なんだそりゃ、と言いかけて。新たな闖入者に気づいて視線を向ける。孝一のオーバーな叫びを聞きながら、
「よー、ええと、お前も異能者なわけだな! 昼寝してたのか? 起こして悪いな!」
無遠慮にからからと笑うと、片手を上げて挨拶した。
雪城 氷架 > 道義姿と、ヤンキーファッションがいる
心から思う、変な学校だ
ねぼけまなこを擦ると、アレ、片方は見覚えがあるというか…
「うわっ、川添孝一……だっけ」
叫ばれてちょっとびくっとする、いきなり怒鳴るからびっくりする
そしてまたレモンなんとかに、なんちゃらステージだ。
「ちょうど聞きたいことあったんだよ」
ひょいっと身軽に飛び降りる
体重が軽いと衝撃も少ないのかふわりと屋上に着地して…
「おう、次からは気をつけてくれよな」
焔に片手を上げて軽い挨拶
川添 孝一 > かっこいいか、そうかそうか、そうだろう。(得意げ)
なんだお前、異能のステージ分類説も知らないのか?
最近の学生の間で流行ってるんだぜ……
異能を使いこなす段階によってファーストステージからセカンドステージ、サードステージと変わるんだ。
(すごく曖昧な物言いである―――所詮学生の間で流行ってる呼称だ)
な、なんだよ。聞きたいことってのはよ……
(銀髪の少女のノリの軽さに喧嘩をするという雰囲気でもないと握った拳を解いて)
答えられることしか答える気はねーぞ、オウ。
楓森焔 > 「ほほーう。ならば、俺流を極めたこの俺は、いわばサードステージ……いや、まだ目指せる高みがあるかもしれない。ここはセカンドステージということにしておこう。うん」
孝一の言葉に自分を当てはめると、満足そうに頷いた。飛び降りる少女に対しては、その所作をじっと見つめながら
「いい動きだ……格闘術に興味あったりしないかな」
などと独りごちるも、どうやら孝一と話がしたいらしい。ひとまず首を突っ込まず様子を見ながら、後ろで柔軟体操を再開することにした。
雪城 氷架 > 「そう、それだ。
お前私のことサードステージとか呼んでるよな、ふーん…段階評価みたいなものか……。
あ、あとレモン何とかってのも何だ、教えろ」
相手が臨戦態勢でないと思えばズケズケと聞いてくる。
まぁ、生活委員としての姿を見ているので持っている印象が多少和らいだのかもしれないが…
雪城 氷架 > 「格闘術?ないなぁ…格闘ゲームならよくやるけど」
焔の問いかけにはそんな返答、身軽というだけで何かをやっているわけではなさそうだ
川添 孝一 > ……我流格闘術をいくら極めたところで異能としてカウントはされないんじゃねぇか…?
いや、あの壁歩きができるなら十分異能なのか?
う、ううん……(考え込む、不良のくせにちょっと生真面目な部分のある男だ)
サードステージってのは、まぁ……そういうことだ。
普通、放射や放出が多い炎熱系能力者が炎の壁作れるんだから使いこなしてる段階はサードステージだろ。
レモンシード・メソッドも知らないのかぁ?
(とは言うものの決して人口に膾炙した言葉というわけではない)
ディレル・レモンシード博士が異能研究初期に提唱した異能のランク分けだ。
ランク分けは色々あるが俺はこれが一番気に入ってる。
(判定が甘いからな、とは言わない)
雪城 氷架 > 「へぇ~お前博識だなぁ、見かけによらず昔は真面目クンだったとかか?」
関心するように、なんか聞いたことをメモる。
「なかなか親切じゃないかお前、根はいいヤツっぽいんだしカツアゲとかはみっともないかやめとけよな」
公安委員にも目ぇつけられるしな、と付け加えて、メモを仕舞う
楓森焔 > れもんしーどめそっど、とかいろいろ興味深い話だ。心のメモ帳にいろいろ刻み込んでおこう。
何度か二人の会話を反復した後、
「俺の格闘術のリクツは学者先生にも分からないらしいからな! まあ、興味あるならお前もどうだ? 汗をかくのは楽しいぞ?」
「そっちのお前もどうだ? 護身術、ちょっと授業に遅れそうな時、格闘ゲームのキャラの真似をしたい時。そんな時に俺流は役に立つぞ!」
会話の切れ目を狙って勧誘に行くスタイル。流派・俺流。現在門下生募集中である。
川添 孝一 > ………関係ねぇだろ、てめえにはよ。
(図星は痛いものである―――理想に燃えていた模範生であった川添はもういない)
何がみっともねぇだ、俺は不良だぜ? 喧嘩上等、カツアゲ上等だオラ。
公安や風紀が怖くて不良やってられっか。
あと親切で教えてるんじゃねぇよ、勘違いすんな。
俺を退けた女が異能に無知だと俺まで軽く見られる。
サードステージの女ぁ……お前に勝つのは俺なんだからな…
(楓森焔に勧誘されるとケッと一笑に付して)
俺には異能がある。魔導書もある。格闘だの武道だの、女々しくてやってられねぇってんだよ。
っていうか、鍛えたら壁を歩けるようになるのか。それ。本当なのか…?
ご案内:「屋上」に烏丸 九郎さんが現れました。<補足:エレキベース用バッグを背負っている。着崩した制服に、黒髪に赤のメッシュがかかった少年。>
雪城 氷架 > 「ま、お前の言うとおり関係ないけどさ」
メモを仕舞った鞄をよいしょっと肩にかけて
「あと、私には雪城氷架って名前がある、その呼び方はやめろよな」
どうせ顔を覚えられているのだ、いっそ名前も名乗っておく
焔の勧誘には悪いけど、と手を振って
「悪いけど格闘技までやる余裕ないんだよ、部活はもう決めちゃってるしな」
烏丸 九郎 > おいおい、賑やかだな…。
サボりならもっと静かにやれよ、バレるぜ?
(屋上へやって来た少年はそんなことをいいながら
自販機へと向かう。
その途中で話の中心となってる少年の姿を見ると少し驚いた顔を見せた。)
あ、川添孝一。
楓森焔 > 「そうかー、余裕が無いんじゃ仕方ない。もし興味あったらいつでも言ってくれよ」
氷架の言葉には肩を落として残念そうに息を吐いた。しつこい勧誘をする気はないらしい。
「女々しい? 異能相手にだって俺の格闘技は今のところ常勝無敗! ……とはいっても、まだやりあった数は少ないからまだ分からないけどな! もちろんお前だって、技を学べば壁だって登れる! そこは保証するぞ!」
興味がある相手にはぐいぐい詰め寄る感じでぐっと親指を立てた。
「……ん? ああ、俺はサボりじゃなくて、転入したてでまだこの時間の選択授業が決まってないんだよ。で、暇だから鍛錬してたんだ」
などと、聞こえた声にはぐりっと首を回して答えた
川添 孝一 > ………チッ。(舌打ち)
雪城氷架か、覚えておいてやらぁ。
(腕を組んで仁王立ち)てめぇの異能を超えるために準備が必要ってところか…
(そうだ、力が必要だ――――変革剤が、もっと要る)
(屋上に新たに現れた少年を見て顔を顰める)
今度はAAAランク音波使いかよ。屋上はやっぱサボる連中が集まってくるもんだな。
てめぇのあの音波攻撃にやられたせいでその日の夜は新作デスティニーアニメが見られなかったんだぞ。
(自分の耳をちょんちょんと突きながら)デスティニーマウスの声が聞こえやしねぇ。
……転校してきたばっかで常勝無敗なのは誇れるところなのか楓森焔…?
ええい、鬱陶しいんだよ!! 俺には異能があるから技術なんて要らねぇ!!
(シッシッと手を振って)
烏丸 九郎 > そうか、転入したてか。
そりゃ悪かったな。ってか、川添孝一になんか悪さされてねぇか?
不良もいいけど、喧嘩売る相手は選んだほうがいいぜ?川添孝一。
まぁ、この様子だとそういった訳じゃなさそうだけどよ。
(悪気はないのかカラカラと笑いながら、自販機でコーラを買って
適当なベンチへと座る。
川添に対しての敵意も今はないようだ。)
おーそうかよ、そりゃ悪かったな。
そうとわかってりゃ手加減もできたんだがよ。
っていうか、デスティニーマウス好きなのかよ
そいつぁ、意外だな。
(川添の意外な趣味に笑みを漏らす。
バカにしているわけではないが…ちょっとおかしかった。)
雪城 氷架 > 「ま、お前が不良なのと似て私も落ちこぼれだからな。
そう邪剣にするなよ、…前にお前に使った力なんて私の異能の1/20にも満たないぞ」
……と、大口を叩いておこう
信用するかは兎も角、これで諦めてくれたら有難いところだ
「んだよクロウ、お前もサボリか?この不良め」
クスリと笑みを浮かべて
烏丸 九郎 > お前ほどサボってねーからいいんだよ。
ていうか、オメーはサボりすぎなんだよ。
まぁ、サボりはロックだからミュージシャンの嗜みってもんだがよ。
(氷架の言葉にわけの分からない言葉を返しながら
コーラの缶を開けて、喉を鳴らしながら飲む)>氷架
楓森焔 > 「外にだって異能者ぐらいは居るからな。硬化だとか加速だとか、炎使いだとか。やりあったのはそのへんかな。……んー、異能も使えて俺流も使える。最強だと思うんだがなあ。ま、強くなりたかったらいつでも言ってくれよ」
けらけらと笑いつつ、改めて三人が見渡せる位置に陣取ると腰に手を当てつつ、
「別に絡まれてたわけでもないんだけど、随分評判悪いみたいだな」
とか、孝一の方に視線を向けた。
「こんなに天気が良いんだから、もっと楽しい話題のほうがいいんじゃないか? お互いの好きなものとかさ」
誰に向けたでもない適当な話題を宙にぶん投げた。
川添 孝一 > チッ、なんもしてねーよ。(少年に肩を竦めて舌打ちする)
喧嘩を売る相手を選んでたら不良じゃなくて三下だろうが!!
なんだテメェ、デスティニーマウスを馬鹿にしてんのか!!
(少年に向けて詰め寄る)
デスティニーマウスはボルト・デスティニーが作り出した最強のマスコットキャラクターなんだぞ!!
夢を与えてくれる愛嬌のある姿! 見る人に希望を抱かせる冒険の数々!!
(両手を広げて熱弁する)
デスティニーランドは今年で150周年!!
年間パスポートの学生割もしている!!
脇を固めるキャラクターたちも魅力的でハニーチュロスが美味くて夢の国で最高のパフォーマンスを見せてくれて
花火が綺麗で場内が清潔で値段が良心的で子供に優しくて
スイーパー(掃除人員)まで夢を壊さないように着ぐるみ着てて
売ってるコーラはちょっと氷が多いけど抜群に美味くて
テーマパークの数々は語りつくせないほどのサプライズとその日ごとに違う演出があって
とにかく最強最大絶対無敵完全勝利熱血爆発空前絶後のテーマパークなんだよ、デスティニーランドはぁ!!!
(熱弁した、とにかく熱弁した)
(雪城氷架の言葉に一瞬驚いて)
にじゅぶんのいちだぁ? フ、フカシこいてんじゃねぇぞ。
(それでもこの少女に底知れない部分があるのは確か)
(それは動物的本能でなんとなくわかる、が―――とてもじゃないが信じられない言葉だった)
(楓森焔の言葉に頷いて)喧嘩の場数はこなしてるって感じか。
んじゃあ俺と戦うこともあるかもなぁ……キヒ、キヒヒヒ。
俺は不良だからよぉ……評判なんざ悪くて当然だ。
(好きなものという話題については)
さっき語った。てめぇらが言え。
雪城 氷架 > 「……私はギリギリ単位とれりゃそれでいいからな」
劣等生の考え方である、考え方がロックとか相変わらずわけのわからない理論を展開する九郎に苦笑い
「まぁフカシかどうかは…蒸発してからじゃ理解できないだろうな……」
いいぞ、効いてる
強気を見せておけば、この手のヤツは慎重になる
血生臭くない学生生活を送るには、こういった手もアリだ
焔の提案にきょとんとした顔になる
好きなこと…?
なんか今盛大にテーマパーク大好きアピールをした不良もいたが、
好きなことと言われても…
「……昼寝かな」
身も蓋もない
烏丸 九郎 > 俺流ねぇ。途中からしか話は聞いてねーけど、あんたの流派ってことだよな?
すげぇな、自分の流派があるってのは。
音楽のジャンルの中に自分の名前が存在するってことくらいにロックだぜ、そりゃ。
(少女の言葉に少し興味をもったようだ。
我流であれ、人に教えることが出来るだけの技量を持つことに
少なからず感心した。)>焔
お、おう。バカにはしてねぇよ。
俺も好きだぜデスティニーアニメもデスティニーランドもよ。
夢と希望も与えてくれるし、音楽も一級品だ。
ってか相当好きなんだな、お前。
意外と悪いやつじゃねぇんじゃねぇのか?
(熱弁する川添の姿が面白くて、カッカッカと声を上げて笑う。
だが、バカにしたような響きはない。単純に面白くて笑ってるのだ。)>川添
好きなことな。
よく聞いてくれたぜ。
俺は音楽が大好きだ。いや、俺が音楽と言っても過言ではない。
いずれ音界の覇者になる男だからな俺は。
(好きなことをきかれると、少し目を輝かせて語る。)
そして、氷架も俺とともにミュージックシーンを塗り替える存在だからな。
今のうちにサインとかもらっておくといいぜ。
楓森焔 > 「語れるほどのことがあるのはいいことだ」
九郎にしろ孝一にしろ。三者三様の言葉に目を輝かせつつ。
「ただ流れる時を楽しむって奴かな? 俺も精神統一してる時はなんだかんだで充実してる気がするよ」
氷架の言葉も否定はしない。大口を開けて笑いながら、三人の言葉を全肯定しつつ、
「じゃあ、九郎と氷架はミュージックの頂点を目指すわけか! いいね、もらっておこうかな。俺も"俺流"を世界一の流派にするために奮闘中だ。今のうちにサインをもらっておくといいぞ!」
九郎の結びの言葉には、そう無邪気に返したのであった。自信満々、張った胸には"俺"の一字が輝いている
川添 孝一 > 蒸発だぁ……?(ビビるわけではないが、確かに慎重になる)
(炎熱系能力はポピュラーであるが故に使える熱量の個人差がとにかく大きい)
(太陽表面程度の熱を作り出せる能力者も見たことがある)
何笑ってんだ、音波使いィ!!
(相手もデスティニーが好きだとわかるとボンタンのポケットに両手を突っ込んで)
オウ、音楽も最高だ。って……悪い奴に決まってんだろ。
俺は不良だぞ。(川添の中で甘いもの好きとデスティニーランド好きと不良は不自然な組み合わせではない)
(楓森焔の言葉に視線を下げる)
(これほど純粋に夢を信じられる少女)
(自分もそうあるべきではないのか?)
(常世財団の真実を公表し、真っ直ぐに生きるべきではないのか?)
(答えは出ない)
チッ、付き合ってられねぇ。(出口に向かって歩き出し)
俺は帰る。(それだけ言って立ち去っていった)
ご案内:「屋上」から川添 孝一さんが去りました。<補足:時代錯誤なヤンキーファッション。>
烏丸 九郎 > へっへっへ、そいつぁすげぇ。
そんじゃーサイン代わりといっちゃなんだが、名前の交換でもしておくか?
氷架が言ったとおり俺の名前は九郎。
烏丸九郎だ。ミュージックシーンを塗り替え、伝説に至る男だ。よろしくな。
(多少カッコつけたポーズを取りながら、自己紹介をする。)
川添、お前も覚えとけよな。AAAってのがなんだかしらねーが、音波使いって名前でもねーからよ。
(去ってゆく川添の背中に言葉を投げかける。)
烏丸 九郎 > って、いっちまったよ…。
また音波使いって呼ばれんだろうな、こりゃ。
次あった時には、ハートに俺の名前を刻まねーといけねぇな。
(あまり気にした様子もなく、カラカラと笑っている。)
雪城 氷架 > 「……アイツ絶対道端で濡れた子犬とか放っとけないタイプだよな」
去りゆく川添の背中を眺めつつ、苦笑混じりにそんなことを呟く
かといって、今までの悪行を振り返れば許せないヤツでもあるのだが
「ところでクロウお前まだそんなこと言ってるのか…
軽音部に入っただけだってのに、夢が飛躍しすぎなんだよ」
こちらには呆れ顔を向ける
……焔と九郎、この二人、似たもの同士なんじゃないか…?
楓森焔 > おもむろに、デタラメなフォームの突きを繰り出した。しかしそれに見合わぬすぱん、という快音が響いた。合わせるかのように心地よい突風が吹き抜ける。
「流派・俺流、創始者にして師範。現在門下生募集中……楓森焔だ! 九郎に、えーっと、氷架だっけ? よろしくな」
その呆れ顔には笑顔を向けて。押忍、と残心の構えをとった。
楓森焔 > 去った孝一には、
「またな!」
簡単に別れを告げて強く手を振った。見えなくなれば、
「うん、なかなか気持ちのいい奴だった。不良って言ってたが、悪いやつじゃなさそうだ」
などと呟きつつ、満足そうに頷いた。
雪城 氷架 > 「…あぁ、雪城氷架…氷架でいいよ。一応異能力者、能力は……こんなところかな」
掲げた片手の指先に精巧なハート型の炎を作り上げて見せる
烏丸 九郎 > デスティニーアニメ好きだもんな…カワイイもんとか、動物とか、きっと大好きだぜ。
(確かにお互い能力をぶつけあったリもしたが、こうやって話してみると、意外と話せるやつで驚いた。
次あった時にはどうなるかは分からないが…
続く氷架の言葉には自信満々に胸を張ってこう答える)
夢じゃねぇ!俺とお前の歌があわされば世界をとれる
これは確信だぜ。>氷架
ひゅぅ…すげぇな。
俺流、バカにはできなさそうだな。
よろしくな、焔
(吹き抜けていく風に髪を揺らしながら、笑顔で応える)>焔
烏丸 九郎 > おっ?お前ずいぶん制御がうまくなったじゃねぇか。
授業に出た成果ってやつか?
(ハート型の炎に目をやりながら、ほー…と、関心したような声を上げる。)
雪城 氷架 > 「はいはい、言ってろよ」
それでも本気で言ってんだろうなぁ…と温い視線になる
正直にいえば、眩しすぎるのかもしれないが…
「……これくらいは前から出来てるよ」
授業に出た成果と言われれば
口ぶりとは反対に、声のトーンは少し落ちる
楓森焔 > 「おお! 炎使いって奴か? コントロールも抜群。その炎を吹き飛ばすには難儀しそうだなあ」
などと、戦う者の視点から見つめて自分の顎を撫でるも、
「まあ試合をする機会があるかは分からないけど、それはそれとして仲良くしような!」
真面目な時間は一瞬で過ぎ去ったようだ。
続く烏丸の賞賛には自慢げで、ふふんと鼻を鳴らす。
「俺流は全方位対応型必殺格闘術。今のところ死角ナシ! バカにしたらやけどなんかじゃ済まないぜ。ま、お前はそんな奴じゃなさそうだからいいけどな」
からからと九郎にも笑顔を向ける。
「訓練、鍛錬、日々修練だな。精神を集中したいときはくしゃみをするといい。いい感じに力が抜けるぞ!」
俺流独自理論をかました。
雪城 氷架 > 「そんなところかな」
炎使い、を明確に肯定はしない
「ぷっ…なんていうか、本当に武人って感じだな。
私とそんなに年も違わないだろうに、恋人とか作らないのか?」
烏丸 九郎 > おう、いくらでも言うぜ。
俺はお前の声にほ…可能性を見たからな。
(『お前の声に惚れ込んでいる』…と言おうとしたが
なんか照れくさくてやめた。)
そうだったか、わりぃわりぃ
悪く言ったつもりはねーから、気にすんなよ
(声のトーンを落とした氷架の背中をポンと叩いて)>氷架
全方位対応型必殺格闘術…へぇ、そりゃすげえ…。
かっこいいじゃねぇか。
俺は格闘には無縁だけどよ応援するぜ、おまえが武の頂点に立つのをな。
(笑う少女に心底関心したように告げる。
同じ頂点を目指すものとしての共感もあったのかもしれない)>焔
楓森焔 > 「武人……かっこいい……ミュージシャンなら肺活量は必要だろう? トレーニングで行き詰まったら相談してくれよな!」
今まではバカにされていた流派だ。褒められれば照れくさそうに頭を掻いて、
「ん?」
氷架の言葉には、腕を組んで考え始めた。
「うーん。初恋ってのも多分まだだな。今はこれで精一杯っていうかなあ……あ、でも道場の跡取りは考えないといけないよな?」
少女なりの真剣な問いであった。
雪城 氷架 > 「お前もお前ではやいとこ彼女くらい作れよな。
隣に女がいないから麻美子なんかに勘違いされんだよ」
背中を叩かれれば少しだけむすっとした顔で憎まれ口を叩く>九郎
「そ、そうか……道場の跡取りってのは、別に信頼できる弟子とか良いもんじゃなんじゃないのか…?よくは知らないけど…」
どういうシステムなのだろう、やはり子に受け継がれるものなのだろうか
烏丸 九郎 > おう、その時は頼むぜ。
焔も、音楽にちょっと興味がわいたなら
俺達のサウンドを聴きに来てくれよな。
(まだメンバーは足りねぇけど…と少し苦笑いしつつ)>焔
彼女か。たしかに必要かもしれねぇな。
ラブソングってやつを感情を込めて歌うには
恋の一つでもしねーといけねぇのかもしれねぇ。
(この男はこの男で、恋愛経験なんてものはないのだ。)>氷架
楓森焔 > 「一子相伝……ってわけじゃないんだけど、最強の遺伝子を受け継いだ子供って燃えないか?」
要するにまだ子供、ということなのだろうが。首を捻ってそう呟く彼女は、年齢よりは幼く感じるかもしれない。
「ラブソングを歌う九郎も彼女が居ない。……じゃあこの流れだと、氷架は彼氏が居るのか?」
雪城 氷架 > 「なんだよクロウ、お前彼女いたことないのか?」
バカにするように笑う。
言い返される前に逃げよう。
と、思っていたら別の方向から飛んできた!
「え…あ…そ、そうだなーそれはー… おっと、次は物理の講義だな!これは出ておかないとまずいんだった!」
ぽん、と手を打って、ごまかした!!
烏丸 九郎 > 最強の遺伝子か…たしかにそりゃ燃えるな。
焔が最強だと思った男を好きになりゃ問題ないんだろうけどな。
(同じく、発想が子供であった。
色恋となればそう簡単な問題ではない)>焔
悪かったな。今は女より音楽なんだよ。
だけど音楽に女が必要だっていう発想はなかったぜ…
(少し悔しげに氷架の言葉を受け止めて)>氷架
烏丸 九郎 > っと、もう次の授業かよ。
さすがに2限連続ではサボれねぇな…。
(いとも簡単にごまかされた!!)
雪城 氷架 > バタバタと慌ただしい様子を見せて、駆けていく
「二人とも、またな!」
小さな体で思い切り手を振って、逃げていった───
ご案内:「屋上」から雪城 氷架さんが去りました。<補足:地面まで届くような銀髪ツインテールの少女、背が低くて細すぎるくらいには華奢、制服姿>
楓森焔 > 「おう。燃えるよな! まあそれはそうとして俺流に興味があるやつがいたら誘っておいてくれると嬉しいぜ!」
二人にそれを頼むと、氷架の言葉に「いっけね、ってことは俺も次は授業じゃねえか!」
慌てて準備しはじめて、
「話の続きはまた今度な! 氷架! 九郎!」
とおう、とか叫びながら校舎屋上から飛び降りた。すさまじい音を立てながら着地し駆け抜けていく姿が、屋上から見えるだろうか。
「うおおおーッ! 根性ーーーッ!」
流派・俺流。振り返らない女。
ご案内:「屋上」から楓森焔さんが去りました。<補足:どなたでも歓迎。身長160cm未満で胸に俺の一字を刻んだ白い道着の少女>
烏丸 九郎 > すげぇな、俺流…
(屋上から飛び降りたのを見れば、さすがにポカーンと見送る。
炭酸の抜けたコーラをごくりと飲み干してゴミ箱に缶を投げてから)
俺もいくか。
(一度屋上から下を見下ろして)
ありえねぇ…
(俺流の凄さを噛み締めながら、授業へと向かう。)
ご案内:「屋上」から烏丸 九郎さんが去りました。<補足:エレキベース用バッグを背負っている。着崩した制服に、黒髪に赤のメッシュがかかった少年。>