2015/07/02 - 21:49~22:23 のログ
ご案内:「試験用遺跡」にアルスマグナさんが現れました。<補足:インディー・●ョーンズ錬金おっさん。考古学とかの教師>
アルスマグナ > 遺跡探索用の装備をばっちり着こみ、遺跡の前に立ってストレッチと準備運動。
いい加減若い時のようには行かないのだから、入念に体をほぐす。
右腕に装着したワイヤーフックショットの機構も確かめる。
学園はただ今試験期間。考古学他の講義を受け持つアルスマグナも学生たちに試験を課さぬ訳にはいかない。
自分が出す試験問題といえばそう、ただひとつ。
ダンジョンだ。
三日三晩かけて丁寧に設置した訓練用ダンジョン。罠とかもこころを込めて作った。もてなす準備は万端だ。
「そいじゃ、試しに行きますかね。」
軽く伸びをしてから軽やかに入り口へと入っていく。
そう、この未知へと挑むワクワク感はたまらないものがある。
解答全部知ってるじゃん?いやいやまぁ……いいじゃないか。
アルスマグナ > 地下遺跡を模したそれは薄暗く、ひんやりとした空気に満ちている。
石造りの壁と、かび臭い空気。
元々もう掘り尽くされ調査されつくし、危険が無いことが確認された遺跡を利用したのである。
俺、天才。
試験の不正防止と記録用の通信阻止を胸につけ、
そして一歩次への部屋の通路をくぐり抜けようとした瞬間転送魔術がランダムで発動する。
アルスマグナ > [1d10→6=6]
アルスマグナ > 6.
この部屋を守る番兵役のストーンゴーレムだ!硬くて怪力、物理攻撃はなんのその!対して魔法攻撃は結構弱いぞ。
動きも遅いからさっさと逃げて次の部屋へ向かうのも良いだろう。
「おいおいいきなりかよ……手荒い歓迎だね。」
ズシンズシンと部屋の奥から大人の倍はあろうかというストーンゴーレムが現れた。
頭部に浮かんだ赤い一つ目でこちらを認識するとゆっくりと近づいてアルスマグナを大きな両手で捕らえようとする。
アルスマグナ > 「そうは問屋がおろさねぇぞっと!」
素早くゴーレムの手から逃れるように逃げて股の下をスライディングでくぐり抜ける。
先ほどまで自分のいた場所に近い壁に右手に備えたワイヤーフックを発射。
ガツンと先端が壁に食い込み、ワイヤーが反対まで走り抜けたアルスマグナのところまでピンとはられた。
「うぉおおおおおお!!!」
そのまま、一気にゴーレムの周りをぐるぐると回り続ける。
ワイヤーがゴーレムの足を絡めとった。
身動きがしづらそうにそれでもアルスマグナを目でおいかける。
アルスマグナ > とはいえやはり怪力をもつ人工魔法生物。単純な力比べではかないっこないのは分かっている。
あらかたワイヤーを足に絡みつかせると、そこへ一つ小規模の爆発を起こすポーションをゴーレムの足元へ投げつけた。
爆発。衝撃を受けたゴーレムは、大きな体の体勢を崩し、頭から床へどしんと倒れてしまった。
「ほい、一丁上がりっと。」
両手をパンパンと払うとアルスマグナは次の部屋へと移動する。
アルスマグナ > [1d10→1=1]
アルスマグナ > 1.
一見何の変哲もない部屋だが実はいたるところにトラップが仕掛けられている!入ったら最後、壁が迫り、落とし穴が開き、天井が下がってきたり、たらいが頭に落ちてきたり、目がシパシパするガスが撒き散らされたりするぞ!
数々のトラップを機転を利かせてくぐり抜けよう!
「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
アルスマグナ避ける避ける避ける!!!
怒涛の連続トラップをゴキブリのような神回避で切り抜けていく!
迫る壁をすり抜け、床からはえる槍を隙間に体を滑り込ませて抜け、ガスを用意していたガスマスクで切り抜けたりする。
おっさんの体にはとてもきつかった。
次。
アルスマグナ > [1d10→8=8]
アルスマグナ > 8.
ああ、なんということでしょう!この部屋には三つ首の番犬が鎖に繋がれている!幸い彼は寝ているようだ。そっと忍び足で抜けてしまうのが良いだろう。ただし寝起きが悪いので起こしてしまうと大変だぞ。
(※この番犬は特殊な訓練を積んでいるので生徒を殺したりは絶対にしません。ちょっと気絶させたりするぐらいだよ!
あと絶対にわんちゃんは気絶させるぐらいに手加減してあげてね!)
「こんにちはー……っておおう……」
部屋に入った瞬間この部屋の主とご対面。
三つ首をもつ黒黒とした体毛と大きな体の番犬。通称ケルベロス……みたいなもの。
近くに犬小屋と鎖がつないであり、彼はただ今シエスタをお楽しみ中らしく超ぐっすりである。
そーっと抜き足差し足忍び足で近寄ると、そっと催眠効果のある薬草を鼻先に置いた。
彼の嗅覚でこれを一嗅ぎすれば、もっとぐっすり安眠まちがいなしだろう。
それからまた足音を忍ばせ、さっさと次の部屋へ移った。
グッドナイトわんちゃん。
アルスマグナ > [1d10→9=9]
アルスマグナ > 9.
おやラッキー!碑文がぽつんと置かれた部屋に出た。
どうやら碑文の古代文字をきちんと解読すれば壁一面のスイッチの中から正しいスイッチを選び次の部屋をスキップできるだろう。この古代文字は授業で扱ったものしかでてないぞ。頑張り給え!(ダイスを振る回数を-1して下さい。)
「ふふん、まあ余裕余裕。自分が教えたものわからんとかないわー。」
碑文をさっと一瞥し、ぱっぱと正解のスイッチを探しだしてポチッとな。
ごごごごごごごご。
壁の一角から隠し扉が現れた……つってもこれで最後だからスキップあんまり意味ないんだよ!!!
「ま、こんなこともあろうね。」
そう言ってアルスマグナは口笛なんか吹きながらゆうゆうと部屋を出て行った。
アルスマグナ > 最後の部屋
最後の部屋にはガチャガチャに似た機械が置かれており、初めにつけた記録素子をコイン代わりに入れてがちゃがちゃすると成功の証明書であるボールが出てくる。
複数名いる場合は全員分入れようね。1d7を振って出た数字の星がボールに描かれているぞ。やったね!
「ふーむタイムは……と、そこそこ速いんじゃないかなこれ。」
素子に記録されたストップウォッチ機能を呼び出して自分のタイムを確認する。
その後、ガチャマシーンへと記録素子を投入し、ガチャガチャっと一回し。
さてどのボールが出るかな。
アルスマグナ > [1d7→3=3]
アルスマグナ > 「3」つ星が描かれたオレンジ色の手のひら大のボールを入手した。
これが試験成功の証明になるものである。
ズルは出来ないよう、複製禁止や他の方法では取れないよう一応策は講じてある。
片手でボールを放り投げながら、「出口はこちら」と書かれた案内板にそって階段を登る。
地上の光がだんだんと大きくなってきた。
外に出て、大きく深呼吸。うむ、今回もなかなかのダンジョンアタックであった。
試験内容としてはこんなものだろうか、色々と自分なりに工夫は凝らしてみたが果たして……。
アルスマグナ > 「まぁなるようになれだ。後は誰かテストしてくれるやつ適当に探すか。」
ぱしんと大きく放り投げたボールを胸の前でキャッチすると、
お疲れ様でしたと何故か遺跡に向かって一礼。
汗を流すため近くのコインシャワー室へと向かうのであった。
ご案内:「試験用遺跡」からアルスマグナさんが去りました。<補足:インディー・●ョーンズ錬金おっさん。考古学とかの教師>