2015/07/07 - 22:19~01:22 のログ
ご案内:「◇野外試験会場2(期間限定)」にチェシャさんが現れました。<補足:人の言葉を喋るペルシャ猫>
ご案内:「◇野外試験会場2(期間限定)」からチェシャさんが去りました。<補足:人の言葉を喋るペルシャ猫>
ご案内:「考古学実践試験会場」にクローデットさんが現れました。<補足:やや暗めの銀髪に青い目、ゴシックロリィタスタイルの人形のような美貌の女性。手にはやや小振りの羽根扇子>
クローデット > 禁書庫の禁書庫達は、間が悪かった上に拍子抜けだった。
これはもう、実技試験で憂さ晴らしをするしかあるまい。

そんな思いを胸に、クローデットは考古学の実技試験用ダンジョンを訪れていた。
ゴスロリスタイルはクローデットなりの「武装」。下手に動きやすい格好にこだわるよりは、魔具が大量に仕込んであるこの服装の方がよほど荒事に向いているのである。

手の内を全て記録させるわけにはいかないが…授業は毎回出席しているし、いざとなればそちらを優先すれば良いだろう。

そんなわけで、通信記録素子を手に取り、斜めがけにしてある、服装に見合った凝った刺繍の施されたポシェットの紐に付けた。

さあ、いざ迷宮へと足を踏み入れよう。
[1d15+1→6+(+1)=7]
クローデット > [1d15→12=12]
クローデット > 一瞬時空の歪みが発生したような感覚を覚えたが、気のせいという事にする。

12.
なんだかあまりいい匂いがする部屋ではないな。壁や床から謎の液体が染みだしている……。
古代生物の知識があればその液体が下着を残して何故か服だけ溶かすスライムであると見抜けるだろう。
蹴散らすも良し、回避するも良し、あえてえっちな展開に持ち込むも良し。ただしお色気は少年誌程度でね!

クローデット > 壁や床からしみ出す液体の臭いの不愉快さに顔を歪め、更にその顔を羽根扇子で隠す念の入りようである。
…無論、臭いの根源には察しがついていた。

「あたくしの大事な「武装」に触らせるまでもありませんわね…
『風よ、我の守護となり触れるものを切り刻まん…「風の鎧(キュイラス・ドゥ・ヴァン)」』」

部屋に入るや否や、スライムに触れる前にそう唱えると、クローデットの周りを囲むように風の刃が吹き荒れる。近づいてきたスライム達は無惨に切り刻まれていくだろう。

切り刻まれたスライムの欠片のうちの1つが、風に巻き上げられてクローデットの元に落ちてくるが…悠々と手で捕まえる。
防御魔術が発動しないことを考えると、どうやら皮膚には影響が無い種類のものらしい。

「………まあ、初級ですものね?
でも、組成は気になりますわ」

そう言うと、空いた方の手でポシェットから小瓶を取り出し、その中にスライムの欠片を入れて、蓋を閉めてポシェットの中に戻した。

クローデット > 切り刻まれるスライム達の間を悠々と歩きながら、次の部屋へと進む。 [1d15→7=7]
クローデット > 7.
なんと幻術トラップのかかった部屋だった!君の好きな人や好きなものが誘惑を仕掛けてここへ足止めしようとする。
心頭滅却し、雑念を追い払うなり魔術を解除するなり頑張ってみよう!

クローデット > 突如ダンジョンの天井が高くなり、そこに、見上げるほど高い本棚の列と、そこにめいっぱい詰め込まれてなお溢れる魔術書があった。

「まあ………よく出来ていますこと。幻術の類かしら?」

ここが本当に調査対象のダンジョンであれば、流石に一瞬躊躇ったかもしれない。しかし、ここはあくまで試験会場でしかないのだ。
おまけに、魔術防御の術式を込めた魔具が自動発動している。クローデットとしては、胸をときめかせられないのが少々残念だった。

(まあ、この術式については、先生に個人的にご教授願いましょう)

すたすたと、この部屋を突っ切って次の部屋へ向かった。
[1d15→6=6]
クローデット > 6.
この部屋を守る番兵役のストーンゴーレムだ!硬くて怪力、物理攻撃はなんのその!対して魔法攻撃は結構弱いぞ。
動きも遅いからさっさと逃げて次の部屋へ向かうのも良いだろう。

クローデット > 扉を守るようにそそり立ち…そして、その身体をゆっくりと鈍重に動かしながら侵入者に向かってくるゴーレムの姿を見て、クローデットの唇の端が、きゅっとつり上がる。

(…そう、これを待っておりましたのよ)

『炎よ、我が敵を捕らえて焼き尽くせ…「炎の嵐(ウラガン・ドゥ・フラム)」!』

詠唱を終えたとき、まだゴーレムは部屋の中ほどにも到達していなかった。
白い炎が渦巻き状にゴーレムを取り巻き、焼き尽くす…炎が収まったとき、ゴーレムは原型を留めていなかった。

「…ふふふ」

楽しそうに笑みながら、ゴーレムの形をしていたものの隣を悠々と通り過ぎ、次の部屋へと向かった。
[1d15→9=9]
クローデット > 9.
おやラッキー!碑文がぽつんと置かれた部屋に出た。どうやら碑文の古代文字をきちんと解読すれば壁一面のスイッチの中から正しいスイッチを選び次の部屋をスキップできるだろう。
この古代文字は授業で扱ったものしかでてないぞ。頑張り給え!(ダイスを振る回数を-1して下さい。)

クローデット > 「………あら」

次の部屋の殺風景さに、意表を突かれたのか目を瞬かせる。
中央に碑文が1つと、壁1面のスイッチ。
とりあえず、壁のスイッチには触れずに(余計な事はしないに越した事は無い)碑文の方に向かう。

「………授業で解説された、基本的な古代文字ですわね」

授業はそれなりに真面目に受けていたので、文字には見覚えがある。
…もっとも、それが文になったときにそらで解読出来るかは、別の話だ。

(…ノート、持ってくれば良かったかしら)

そんな事を考えつつ、碑文を読み込もうとする。
[1d6→3=3]1が出たら解読失敗
クローデット > 「…あたくしの記憶が正しければ、正解はこのスイッチ…ですわね」

おずおずと、スイッチの1つを押す。…何も起こらない。
そうして次の部屋に入ってみると、奇妙な機械がある。

更に見回せば、出口を示す標識と、扉があった。

「あら、もう終わりですの…?残念でしたわね」

古代文字の解読に正解した結果ルートが短縮されたのだが、実はその辺りまではよく分かっていないのだった。

「…この機械から、探索修了証が出てくるのだったかしら?」

とりあえず、回る方向に取っ手をひねってみよう。
[1d7→4=4]
クローデット > からん、と、機械から星が4つ入った透明の玉が出てきた。

「…これが、探索修了証かしら?」

首をひねりつつ手に取る。日本文化を教養程度に学んだとはいえ、流石にアニメーションの中身の詳細はカバーしていなかった。

「他に何もないようですし…戻って、これを提出すれば良いでしょう」

そうして、その玉を手に取って試験会場を後にしたのだった。

ご案内:「考古学実践試験会場」からクローデットさんが去りました。<補足:やや暗めの銀髪に青い目、ゴシックロリィタスタイルの人形のような美貌の女性。手にはやや小振りの羽根扇子>