常世学園の象徴である「橘」が文字盤に掘りこまれた巨大な時計塔。
鐘がついており、学園内のチャイムはすべてこの時計塔のものである。
非常に高くそびえており、登れば常世島が一望できる。だが、危険のため基本的には生徒は立ち入り禁止になっている。
しかし、特に警備がいるわけでもないので入り込むのはたやすい。






参加者(0):ROM(1)
Time:16:55:39 更新


ご案内:「大時計塔」からホロウさんが去りました。 (07/08-00:53:23)
ホロウ > 「現時刻、21:00。魔力残量100%。機体に異常なし」

閉じられた瞼が開かれ、十字模様が瞳に浮かび上がる。
靴裏の噴出機構が魔力を放出し身体が僅かに浮き上がる。
腰の三角が両側に展開し、背面へと魔力の放出を開始する。

「観測を再開致します。」

入ってきた場所から流れるように飛び出した影はそのまま急上昇し、島の南方へと飛び立っていった。
(07/08-00:53:22)
ホロウ > 大時計塔が午後8時を刻む頃、展望室に滞空しつつ入り込む人型。
背中に背負う二つの三角の翼が折りたたまれ放出される赤い魔力も段々と小さくなっていく。

「現時刻、20:00。魔力残量65%。機体に異常なし」


台展望室に無機質な声と着地音が響く。
人間のように瞬く両目が室内から外部を見渡し、他の存在や異常の存在を確認する。
カツカツと靴音が誰も居ない展望室に響く。

「安全を確認。これより休息に入ります。」

瞳の中を忙しく動き回っていた十字模様が瞳の外側へと移動して消える。
人のものと相違なくなった瞳は瞼の裏へ消え、直立不動のまま腰のジェット機が小さな駆動音を鳴らし始める。
魔力の流れを読めるものであればそれが魔力を集める行動であると分かるだろう。
(07/07-23:28:55)
ご案内:「大時計塔」にホロウさんが現れました。 (07/07-23:15:50)
ご案内:「大時計塔」からセレネさんが去りました。 (06/21-23:39:31)
セレネ > 無論、この世界でも大切だと想える存在は出来たのだけれど。
彼の事を考える度、嬉しくなってしまう辺り随分単純になったものだと自責する。
そんな立場ではないのだと。他でもない”己”が責め立てる。
他者ではない、自分自身が。

『……はぁ……。』

頭を抱えようと、どうしようもないのは判っているけれど。
吐き出せない気持ちを抱えたまま、もう暫くはここで涼んでいくとしよう。
(06/21-23:39:28)
セレネ > 家屋を涼しく、湿気を減少させる便利な機械は己が今居る寮へ帰れば容易に手に入る環境ではあれど。
それでも時折、暑さや蒸しを覚悟で外へ出るのは。
自身の魔力補給もあるが、元居た世界を忘れぬ為でもある。

雲の隙間から見える月明かりを見ながら、想いを馳せる。
もう、逢えない彼らへ。
何度。もう何度、馳せた事か。
想ったとて、神族の身でさえ、叶った事はないけれど。
それでも。想わずには居られない。
――大切だから。
(06/21-23:23:28)
セレネ > カツカツと、甲高い音が時計塔に響く。
陽が落ちた時間帯は比較的過ごしやすい。
ただでさえ陽に弱く、暑さにも弱い己が唯一外に出られる時間。
そして地上より高いなら、暑さもマシだろうと思ったから。

はふ、と力無い息を吐く。
もうこれだけでぐったりしそうだけれど、ここで倒れる訳にはいかない。
時計塔の最上階、転落防止の柵へと歩いていき身体を預けた。

くたり。上半身を擡げる。
――この蒸し暑さは、何年経とうと慣れる事はなさそうだ。
(06/21-22:58:23)
ご案内:「大時計塔」にセレネさんが現れました。 (06/21-22:45:04)
ご案内:「大時計塔」からジョン・ドゥさんが去りました。 (12/04-01:06:40)
ジョン・ドゥ >  
 とはいえ、危ないとしても、この高さから見渡せる光景は、なかなか悪くない。

「……なかなかだな」

 ぐるりと周りを一周眺めて見れば、先日行った百貨店が見える。街の方の街まで見渡せるのはそれなりに気分がいい。

「ここ、フロリスのやつ連れてきてやったら、喜びそうだな」

 まあ、はしゃいで落っこちそうな気もするが。その時は命綱でも用意しておくか。

「……さて、寒いしさっさと降りるか。入口に鍵つけるように、くらいは言った方がいいのかなあ」

 まあ、それが採用されるならとっくに鍵も付いてるだろうけど。なんか理由でもあるんかねえ……。新参者にはわからない事ばっかりだ。
 
(12/04-01:06:34)
ジョン・ドゥ >  
 寒さとおっかなさで、ただでさえ目つきの悪い俺の顔がこわばってる気がする。やだねえ。なんでこんなところに来なくちゃいけないんだか。

「……お仕事だもんなあ」

 見回りをしてこいって言われたから、大人しく来ましたけどね。見回りだけでいいのかこれ……。

「なんか対策考えた方がいい気がするんだけどなあ」

 立ち入り禁止、なんて書いてあっても、入ろうとすれば入れる。別に厳重な鍵があるわけでもないし、飛べるヤツからすればフリーパスだもんな。まあ、飛べるヤツなら別にここに来たってなんでもないんだろうが。

「ここに出れないようにするかなんか……いや、メンテナンスもあるだろうしなあ」

 その辺は生活委員会?だかの管轄か。困ったねえ。俺みたいな一般人がうっかり足を滑らせたりしたら、大変な事になりそうだ。
 
(12/03-19:29:44)
ジョン・ドゥ >  
「うぉ……さっむ」

 自然の道理で、高い場所に行けば行くほど、風は強くなる。つまり、この馬鹿高い時計塔の上まで来れば、そりゃあ冷たい風に吹き晒されるわけだ。

 腕をさすりながら、縁まで近づいて、柱に手を掛けながら地上を見下ろしてみるとするが。

「……落ちたら死ぬな」

 真下を見たら、寒さとは違う寒気がした。おっかないったらありゃしない。そりゃあ立ち入り禁止にもなるわけだ。
 
(12/03-19:22:19)
ご案内:「大時計塔」にジョン・ドゥさんが現れました。 (12/03-19:17:50)
ご案内:「大時計塔」からセレネさんが去りました。 (10/21-23:05:41)