笹都間星座 （ささとまさいん）
身長１７１p
体重６２s
＜基本的なこと＞
茶に染めた髪の毛，やや眠そうな，穏やかな顔立ち。
見た目通りに穏やかでやや面倒くさがりの青年。
唯一，魔術に関してだけは好奇心が無駄に旺盛で，研究熱心。
人付き合いは嫌いではないが，あまり得意でもないタイプ。
なお，星座を“さいん”と読ませるキラキラっぷりが苦痛らしく，
自筆で名前を書く時には必ず片仮名で“笹都間 サイン”と書く。
＜転校生として＞
本島の研究学園都市から転校してきた高校生。
高校３年生だったが，本人と保護者の希望で１学年に編入された。
両親の影響で幼い頃から魔術に触れており，才能，理論，ともに目を見張るものがある。
また，魔術学に限れば底抜けに好奇心旺盛で，危険も顧みない。
なお，その他の学業面に関しては中の上といった具合。体育は中の下。
＜レコンキスタ極東支部構成員として＞
笹都間星座には，裏の顔がある。
彼は，レコンキスタ極東支部の学徒構成員である。
両親はあくまでも一介の魔術学研究者であり，実績も思想も，一般人の枠を出ることはなかった。
しかし，笹都間は幼少期から魔術学研究施設に出入りしていたためにその好奇心のすべてを魔術へ向ける他なかった。
その結果，彼は魔術学研究界隈でも最も先進的かつ危険な派閥である先端応用魔術研…そしてその背後に存在した【レコンキスタ】なる組織に触れ，惹かれていくことになる。
彼の魔術学への異常なまでの好奇心は，時に暴走して周囲を危険に晒すほどであった。
魔術学的好奇心を満たすためなら，彼はどんなことでもしかねない。
そんな彼にこの度与えられた任務は「常世学園の調査」であり，より具体的には，「連絡の途絶えた獅南蒼二の身辺調査」である。
かつて獅南蒼二が横流ししていた論文や魔術学理論に感銘を受けた過去があり，今回の任務には自ら志願して参加した。
獅南が裏切っていた場合には連絡すること，そして可能であれば不意を突いて殺害すること。
そのように指示を受けているが，実際に彼が獅南に勝てる見込みは皆無であり，事実上の捨て駒である。
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