八ツ墓千獄(やつはか せんごく)
そう名乗る、紫銀の髪と赤い瞳を持つ黒衣の女 異邦人街に突如現れ、落第街を経て数多くの殺人に関与すると目されている危険人物
物腰は柔らかく、言葉遣いも奥ゆかしく丁寧で落ちついた印象を与えるが、 刃物に対して異常なまでの性的執着を覚える性癖(ブレードフェチ)の持ち主 その執着心は異常で、他人の所有物であれど一度欲しいと思ったら執拗に付け狙い 殺してでも奪い取ろうという行動を繰り返す異常者 それだけでなく、ただ己の快楽と刃が求めるままに敵対する者、逃げる者問わず斬り殺す癖も併せ持つ
尚、刃物が絡まなければそれなりに人当たりもよく、コミュニケーションの取りやすい性格 ただし降りかかる火の粉を払うことには一切の迷いを持たない
住処である落第街の地下を走る下水道の何処かには 無数の刀剣と共に居住するスペースを整えてる
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・戦闘能力 異常なまでに卓越した剣技を習得し、肉体に流れる鬼の血と細胞でその身体能力も人智を超える 人の死角を熟知し、音を置き去りにする程の抜刀速度によって不可視の斬撃を可とし、 更に斬界と本人が呼称する異能の力によって物理法則上起こり得ない球状の斬撃により防御能力までも有する 一応斬世の出力には一応の限界があり、長時間かつ広域にといった使用は難しいらしいが 集中力を最大限まで高めるこどその範囲を本人中心に半径十数メートル迄広げるといった芸当も可能
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・刀剣 月下美人:白鞘の刀。常に濡れたような霞造りの美しい一振り 墨桜:漆塗りの黒鞘に白い桜の意匠が凝らされた打刀 貞光:覡と刀匠の印が打たれた脇差 その他色々、妖刀魔剣など奪ったものも含む
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【覚書】 ダスクスレイ(539)//落第街大通りで邂逅、虚空という刃の名を聞き標的認定 夕霧蒼真(547)//スラムで交戦、負傷。刀の名前を聞き忘れ、気になる |
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