さかわ みどり
【外見】
身長171cm、体重53kg、B89/W55/H86。
髪はわずかに青緑がかった黒、肩甲骨に届く程度にストレートに伸ばし、つややかで触るとしっとりしている。
瞳も濃い青緑、遠目にはほぼ黒。
肌色は日本人のそれ。ほどよく筋肉がついており、お腹にはうっすらシックスパックも見て取れる。
基本的には教師らしく凛々しい衣服で出歩く。ワイシャツ＋ストレートスカート等。体育の授業中はそれにふさわしい姿になる（ジャージや道着など）。
ただし下着の代わりに水着を着る。水着のタイプや色は気分次第。
【性格】
オンとオフの差が激しい。
授業中、部活指導時などの仕事中は厳しく堅物になり、鬼教官と揶揄する生徒もいるかもしれない。だがその厳しさは生徒の安全と健康を思ってのものである。
オフの時は反動めいて色々抜けた性格、すなわち大雑把でものぐさになる。しかしオンに戻るべきときにはしっかり戻る。
自ら主張することはないが、何者かと聞かれると「河童らしいわ」と冗談めかして答える。
社会人歴はそこそこ長いがハイテク機器にやや疎い。
【背景】
日本のとある山奥、ダムの底に沈んだ村にて産まれる。
約100年前、ダム建設に伴い沈むこととなったとある集落。そこに水没の瞬間まで自ら留まることを選んだ女性がいた。当然彼女は溺死したが、なぜか遺体は腐敗することなく、村の遺構もその形を留めたまま、何十年もダム湖の底に残り続けた。
その半世紀後に発生した《大変容》がきっかけとなり、水底に眠る女性の肚からひとりの子が産まれた。それがみどりである。
みどりは独りダム底の遺構にて成長し、残された書物や資料などから一般教養を学ぶ。やがては故郷を離れ、ひとりの人間として社会に混ざり始めた。そして新時代の若者たちが集う常世学園に惹かれ、教職課程を経た後すぐに赴任してきた。
見た目も思考もほとんど人間だが、生い立ちは妖怪そのものである。
本人の言う通り河童なのかもしれないが、別の生命体の可能性もある。
生い立ちゆえか、水の絡む悲劇に敏感である。人々があらゆる自然災害（とくに水難）に自力で対応できるよう、水泳をはじめとした体育の指導に殉じることに決めたようだ。
水泳部のコーチを担当しているが、運動に関して質よりも量を強いるスポ根気質のためあまり評判はよくない。
【能力】
■河童（種族特徴）
極めて泳ぎが上手く、素潜りで100mほどまで潜れ、水流にも逆らえる。全力疾走並に頑張れば滝を登ることすら可能。水中でも空中と同様に呼吸が可能。
一般に河童のイメージとされる「頭の皿」「甲羅」「手足のヒレ」などは有さず、外見は完全に人間である。しかし髪や肌が常にしっとりと潤っており、乾燥に強いが乾燥してしまうと命の危機に陥る。キュウリと馬刺しが大好き。
数え年は約50歳（正確に数えてはいない、ほぼ《大変容》からの経過年数に等しい）。身体年齢は20代から進むことはないが、完全な不老かどうかは不明。人間との子を成せるかどうかも不明。
■《尻子玉を抜く》
河童としての特殊能力。基本使わない。
他者のお尻に触れることで、その者の生気を抜く（疲労させる）ことができる。衣服越しでもある程度効果を発揮し、濃厚な接触になるほど強烈に疲労させる。致命的な脱力にはならないが、水泳中や運転中など間接的に命の危険につながる可能性はある。
みどりの本能に直結しており、他人のお尻を触れる状況に置かれると衝動的にこれをやりそうになってしまうようだ。しかし痴漢同然の破廉恥な行いであり、教師としてふさわしくないため、理性で抑えようとする。
■《水虎牢》
異能。
自身を中心として直径3mほどの水の球体を作り、宙に浮かべることができる。水は清く澄んでおり、みどりの体温と同じ温度に保たれる。水球自体を動かすこともでき、ゆっくりとだが空中浮遊も可能である。水球内に自在に水流を発生させることもできるが、球の外に噴射させる場合は水道水程度の水圧までしか掛からない。能力を解くと水は消え去る。
その他の特性は通常の水と変わらない。
海やプールなどの異能由来でない水に対しても、能力で生成した水と同様に操作することができるが、やや精度が落ちる。
■身体能力・技能
日頃から鍛えているアマチュアアスリートのレベル。水泳に限れば超人レベルだが、その他のあらゆる面で人間の域を超えない。
体育教師としては、最も得意とする水泳に加えて柔道・合気道・相撲など体術系武道の多くに通じ、1人で授業を担当できるだけの素養をもつ。球技や剣道は得意ではないが下手でもない。
【PL】
中〜長文（だいたい15行〜25行）、返信時間は10分〜20分。
戦闘や諍いよりも、ポジティブな雑談系の交流を希望。特殊FreeもOK。
試運転中のため、性格などの設定が細かく変わる可能性あり。 |
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