「……温かい」 【名前】 雪を意味するキオーンから。 名を尋ねられた際に自らの役割の名前を答えたが、それが名前と誤認した風紀委員が記載した名前をそのまま使っている。
【外見】 身長:153cm、体重:…。 BWH:98/60/84 癖が無く半透明に近い白髪を持つ。 青が基調のアースアイと少し釣り目気味の目元がより冷たい印象を与えるかもしれない。 触れたものを凍らせないために常に手袋をはめており服も厚手のものを好む。 触れたものを凍らせなくなってからも服装の好みは変わっていないようだ。
【性格】 どちらかというと悲観主義者。客観的な情報や数値を好み、感情表現が乏しく冷淡な言葉を選ぶことが多い。常に冷静かつ反応が淡泊な為自他共に興味が無いと思われがち。 が、どちらかというと他人と関わるのが苦手というのが近い。驚かないのも動揺しないように見えるのもそれを表に出す経験や習慣が無いだけで内心はそこそこ動揺している。 生粋のコミュ障であり、人生の大半をヒトと話すことすらない環境で育ったため感情表現がマヒしているといった方が近い。 より無邪気に振舞う事が出来る環境だと言葉こそ少なくとも判りやすく感情が表に出る。
音や人の数が余りにも多いこの世界では驚く事や疲れる事が多く、騒がしい場所は苦手。 人通りが少ない場所や静かな陽だまりが好きでそういった場所でボーっとしたり、その場所を訪れた他の動物と謎の会話をしていることもある。 とはいえ過去にいた数少ない友人はかなり騒がしい人物だったようだ。 そのせいか、一方的に喋るタイプの人物には却って抵抗感が無いらしい。
【特殊(一部記載)】 【幻雪ノ魔女】 神域守の魔女が基本として持っている能力。程度の違いこそあるが彼女の場合そこに居るだけで全てのものが凍り付いていく。それ自体を抑える事は可能だが本人曰く長時間は疲れるとのこと。この能力の為神域守の魔女は人里離れた場所に住む。 自らを含むすべてへの防御反応の側面もあり、熱を持つ世界への恐怖と隔絶でもある。現在ある程度抑え込んでいる様子だが……。
現在は人の形をしているが一種の擬態であり意思を持った魔法という方が近い。核と言われる花のような形をした霊基結晶が本体。この結晶は氷晶の一種のようだ。 度々核の欠片などからその場に体を作り出すため、傍目にはワープしたように見える。 彼女らは生前の頃の記憶や感覚、そこに得た情報を基に体を形成している。故に少なからず他者の自分に対するイメージの影響を受ける。 元の世界では今の身長で十分に高身長だったが……。 身体機能自体は島水準では突出して高いわけではない。しかし、武人としての訓練を受けておりある程度武器を扱う事が出来る。 感覚は極めて鋭敏かつ極端なまでの過多状態だったが現在は小康状態にあり、ある程度”普通”に生活できるようになったようだ。
有事の際は守護陣や防壁を利用して相手の攻撃を往なしながら高い火力の魔法を広範囲に叩き込む固定砲台。 魔法触媒とする武器を利用しながら戦う事も多く、体が大きく近接能力に長けた種族とも張り合う必要があったため物理、魔法両面の耐性は高い。 ……が主に訓練や経験値によるものであり本分は火力偏重型のメイジであるとされる。
【無音ノ雪】 本人は音を低減させるものと説明している。普段は大通りを一つ離れた通り程度なら周囲数mがほぼ無音空間になる程度。距離が近いほど効果が高いため本人の声がとても小さく聞こえる。 実際は周囲の環境の運動エネルギーや熱エネルギーを吸収し低減させるというもの。消音や温度吸収は勿論、高所から飛び降りた際の衝撃吸収など応用幅が広く、魔女としての能力も合わさって特に冷却能力や詠唱阻害、ステルス性能がずば抜けて高い。基本的には一方通行で、吸収したエネルギーは核で魔力変換し貯蔵している。
その本質は拒絶。彼女はただ静かな世界を願い、その実現を願っている。その領域に踏み込み深雪に轍を残さんとするものを拒むそれは他者を拒絶する願いそのもの。
【白灰ノ魔女】 彼女の世界では珍しい焔の使い手としての二つ名。吸収した熱エネルギーなどを放出する方法であるため周囲の温度が高い場所であればあるほどその能力は高くなる。その性質上発熱量が高い得物と相性が良く、周囲を焼けば焼くほど循環が早くなるためどんどん火力が上がっていく。発現時普段の氷の化身のような姿から一転して焔を纏うため別の能力だと思われる事が多い。彼女にとっては副次作用を利用しているだけのもの。その上元居た世界より気温の高い此方では少々火力が高くなりがちで持て余し気味。 自身を焼く焔でもあり、循環効率こそ上がれど魔力使用を強要される方法であることから本人はあまりこれを使いたがらない。
【経歴】 元々は極寒の世界で神域とされる場所を守護していた魔女(魔法生物)。 多種族からなる宗教組織を主とする世界で守護者として生活していたが諸々あって漂流した結果常世島に至る。 その影響範囲と能力から異人街の郊外にある冷凍庫のような部屋で生活している。 本人の希望もあり島に来てしばらく経つが申請者の多さからクラス指定等は未だにされていない。
そこに居るだけで冷凍庫になる能力は現代社会においても意外と便利で冷凍系の食べ物を届けるお仕事の際などには重宝しているとか。
【PL】 心理描写多め。「…」や「――」等も使用します。 中文程度がメイン。遅筆なので文章の長さに応じてレスポンスまでの時間が長めになります。 既知関係は特に指定はしておりません。私書箱の反応は鈍めですので多少余裕を見ていただければ幸いです。
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