再 降 臨 (キラッ)
異世界の魔王、現アルバイター兼学生
ギルゲイオス・ホッドケーテ
通称、ギル 個人を示すのは名の部分であり、姓に当たる部分は役職や立場等を表す。 ホッドケーテは元居た世・Eの古い言葉で『栄光の王』となり、代々魔王が引き継いでいる。 魔王であるため強いには当然強いのだが、本来の世界と此方の世界で大気中の魔力濃度や世界の構成要素が違う為、フルパワーにはある程度限界が付きまとう。
【外見】 身長:197cm 体重:91kg
浅黒い肌に、朱い瞳。 灰色の髪を無造作に生やしている。 額に第三の目が存在するが、主に子供に怖がられるので大概は閉じている。 驚くと、思いっきりカッ開く。 耳は人間の物に比べるとやや長く、先端がとがる。 見栄として角をはやす事も出来るが、邪魔なので普段は消している。
長身であり、またソレなりにしっかりとした体格は偉丈夫の部類に入る。
【性格】 ややと偉ぶった話し方をするも、中身は気のいいお兄さん系。 口調も、魔王としての役回りを行う際に、それっぽい言い方をしている間、板についてしまったというモノ。 お陰で妙な言い回しになる事も、多々ある。
此方の世界にやってきて(主に漫画やゲームで現れる様な)魔王という存在、その認識のギャップに驚く。 とはいえ、そういうのも面白いなとばかりに、敢えて悪の魔王っぽく振る舞う事もある。 かなりノリノリで。 子供たちと、『魔王と勇者ごっこ』なんかしてたりする。
今のところ何処の勢力にも属する心算はないが、 「とりあえず、平和を乱したり人様に迷惑掛けまくる奴はいかんよね」 位のスタンス。島内の秩序に対しては協力的。
【所持品】 <魔王の剣> 略して魔剣。 代々の魔王が受け継ぐ、由緒ある剣。 全長130cm程度、重量50kg以上。 剣としても優秀ではあるが、魔術の触媒としての性質が強い。 特殊な硬化処理を施した金属をしこたま圧縮して作られているので、見た目の割にやたら重い。
<ヴァムシュタイゲ> 【勝手に魔術を研究してページを増やしてくれる曰くつきの魔術書】 とある男の怨念と魂が宿った禁書。支配下。 生命魔術とか呪術が得意、らしい。 表紙も掠れていたので、支配も込めて名を付けた。 国の言葉で<乗り移るモノ>
【異能】 <幻想魔城> 此方の世界に来てから得た能力。 大規模魔術に近しいが、本人も原理を解明しきれていないので、異能に分類される。 疑似的に魔王城を形成し、臣下、貯蔵された武具、財宝、魔力供給のバックアップを得る。 発動直後、玉座についた状態になるのは一種のお約束。 ただし、あくまでも疑似的であるため、効果終了後には何も残らない。 逆に中で何があっても、外には影響が及ばない。 自身の有利な領域に相手を取り込む、切り札である。
内部で勝負が決した場合は、両者とも元いた場所へ。
かなり強固ではあるものの城の壁を破壊する事により脱出は可能。 その場合、先に居た地点のごく近くに出る。 (壊すまでの間、攻勢を凌ぐ必要はあるが) 相手が逃亡した場合、異能行使者は周囲100メートル圏で任意の場所へ出る事が出来る。 (魔王城から逃げた勇者に、負けは無いが勝ちも無いという道理の適応。 つまり、両者逃走のお流れである)
外部から見た場合、不自然な空間の揺らぎが確認できる。 (魔王に招かれる、あるいは壁破壊と同等の威力を打ち込む事で内部に侵入できる。 なお、外部から破壊して入った場合、壁はすぐさまに修復される)
→<新たなる臣下> 幻想魔城に味方を取り込んだ場合に使用可能。 城からのバックアップ効果を授ける。 効果中は体力や魔力の自然回復、城内に存在する武具や財宝の使用権がもたらされる。 一種の契約であり、君主と臣下という立場が発生するが、特に拘束は無い。 流れに身を任せるも、拒否するも自由である。 ただし、魔王に対し敵意を向けた場合、強制的にはじき出される。
→<よくわからない> 空間の揺らぎに手が入るような、使い道が分からぬ。
【魔術】 魔王らしく強力な魔術を行使する。 特に炎や闇に類する破壊魔術を得意とする。 魔力流転と併用した場合の継続的な火力は、爆撃とも形容できる。
逆に回復系は悲しい位に気休め程度。 地元の魔族は魔力さえ供給していれば、自然回復が早い、というのも理由。
→定型魔術、或いはテンプレート 簡単な魔術をちょっとした動作や、短い発声で起動させる。 お決まりな火の玉や、ちょっとした障壁、簡易な飛行など。
【特殊能力】 <魔力流転> 魔術に使用され、周囲に霧散した魔力を自身の物として支配下に置く。 異能のエネルギーも、多少効率は悪いがある程度対象になる、らしい。 元の使用者は自他を問わない。 この能力により、魔術が使われれば使われる程、 より強力に、より連続的に、より効率的に術を行使できる。
<魔王のオーラ> 如何にも魔王っぽい、暗黒のオーラを背後に揺らめかせる。 なんとなく畏怖と威厳がありそうに見なくもないが、演出以外の効果は全くない。 出し入れ自由。 魔族の子供ウケが良かった、らしい。
<魔王からは逃げられない> 同セリフを発する事により発動。 一種の暗示で、なんとなく逃げられないような気分にする。 そんな気分になるだけで、実際の所は逃走可能。
<魔王の身嗜み> 普段着と、如何にも魔王っぽいごてごてしたマント付きの装束を瞬時に入れ替える。 幻想魔城使用時には、自動的に発動し魔王装束になる。 魔王装束には対気温、対魔術、対衝撃等々の加護が施されているが、破損すると後が面倒なのでとっておき。
<魔力補給> 魔力さえ十分に補給できていれば、食事は最低限、欠損等もそれなりに早く回復する。 元居た世界での、魔族共通の能力。 が、此方の世界は大気中の魔力が薄いらしく、殆ど働いていない。 効率は悪いが食事、もしくは何等かの方法である程度の代用は可能。
【経歴】 前魔王の病死により、第36代魔王の座に就いた。 歴代魔王の中では、かなり若年の部類に入る。 主な功績としては、人魔境界地域の開拓及び発展、物流の活性化。 人類と魔族の融和を促進し、穏健派からは比較的評価が高い。
魔王城での儀式中、事故的に開いた門に文字通り転落。 此方の世界に落ちてくる。
城も臣下も、領地、国民、財産その他もろもろ所持せずにやってきた為、 日々の生活を稼ぐためしぶしぶとアルバイトを始めつつ、学園に所属する。 が、割とあっさりと慣れてそれなりに楽しんでいるようだ。 主に学生通り、異邦人街、たまに歓楽街で働いている姿が目撃される。
その後、運よく自分の世界に通じる穴を見つけ、帰還を果たす。 あちらでは時間が殆ど経過していなかった為、魔王として立場を取り戻す ――が、その暫くの後、再度『落下』 此方の世界へと舞い戻る事となってしまった。
----雑多な設定について---
【元居た世界について】 正確には、その世界で最も大きな大陸について。 大昔は人類種(人間、エルフ、ドワーフ、ホビット等)と魔族種(魔力の濃度が高い場所から自然発生する生物。種によっては交配能力も持つ)の間で、長く戦いが続いていた。 しかしながら、続き過ぎたせいで、両勢力共滅亡の一歩手前に至る。 「このまま続けても共倒れじゃね?」と両者の利害が一致した事により、和平協定が結ばれる。 人類種は環境が豊かだが魔力の薄い地を、魔族種は環境が厳しいが魔力の濃い地を。 互いの性質にあった棲み分けとなり、状況も相まってすんなりと受け入れられる事となる。 多少の問題は起きるものの概ね良好な関係が続き、境界線付近では人魔の共存地域の様なものも形成されつつある。
【魔王について】 王国法と国民及び議会の信任よって統治をおこなう。 政治に関しては、議会の立案(魔王もこれに参加する)の後、最終決定権は魔王が持つ。 (君主主義的立憲君主制度に近い)
先代が生殖可能種族であった場合は、その子孫が。 生殖不可能種族であった場合、もしくは子孫が生まれずに没した場合は、魔王城最深部にある祭壇より・ュ生した魔族を、一定の教育期間の後に次の魔王とする。 なお、上記の条件以外に発生した魔族は、大臣や将軍の地位に就く。
現魔王に対して不信任が発生した場合、国民投票を行う。 投票者の半数以上が不信任とした場合、魔王の座を失う。 功績により規定される私有財産と交換で、王権を没収する。
魔王が死亡、あるいは半年以上行方不明となった場合。 なおかつ、後継者不在、もしくは教育期間終了前であった場合。 左大臣が一定の制限の下に、王権を行使する事が出来る。 なお、この際においても不信任投票は可能である。
---履歴--- とろみ ・全体的にふわふわとした女性。若干の怪しさを添えて。 深雪 ・冷たい吐息と灼熱の吐息。 シノガミ カミヤ ・ヤンキーデレ?と缶コーヒー。 ジャム ・勇者VS魔王 バスケット一本勝負 ツクヨミ 求められれば与えるモノ アキラ ・ヒトとそれ以外と架け橋 美月せんせー ・色々無敵なケシカラン人 秋 ・ななななにができるかなー? ラウラ ・真面目なのだろうが、あまり余裕がないようにも? クローデット ・魔女、怒らせたらきっと怖い アガサ ・元気な子。夜空のデート?予定? |
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