「世界は退屈、そう思ってました。」 【名前】 ケレビミア・メルイエル 愛称:メル
【性格】 何事にも冷めた雰囲気で怜悧に接する。毒舌家。 一部の人間に対しては暴言が目立つ。 絵を描くことを何よりも好む。絵に関しては完璧主義。 魔法に関しては一際冷めた一面を持っている。
「私が劣る所?少なくとも下級種族の貴方達に対しては見つけるのは難しいですね。」
【種族】 ハイエルフ。 非常に長い寿命を持つ種族で、 74歳は人間でいえば生後1か月半ほどに過ぎない。 早熟であり大器晩成、成長の余地を残した異常でもある。 魔術と自然に親しみ、排他的な意識が強い種族であり、 近親種族であってもなお交流があるとは限らない。
「ハイエルフに家族と言う拘りは薄いです。個体数が少ないのにそんな下らない事に拘っていては滅ぶだけなので。」
【異能】 絵と現の融合《パステルワールド》 絵に描いたものを現実のものと化す異能。 非常に強力な異能だが、描く間は隙だらけになるため、 後方支援として扱うのが最も役に立つ。
「最初は下らない力と思いましたけど…今では感謝しています。この力のお陰で私は生きてこれたので。」
【魔法】 ハイエルフとして、嗜む程度に。
その実態は本人は嗜む程度、ただそれはハイエルフの中で数十年の間に身に着けた魔術の集大成。 「下級種族の言う大魔法等と言う括りは下らないですね。自分ができないだけでさも困難な事だと吹聴して回るのは愚か者ですよ?」
【来歴】 優れた種族の中でも更に優れた天才と呼ばれその呼び名に相応しい存在であった。 けれどもそれは決して幸福に溢れたものではなかった。 魔法も技術も彼女を心から満足させることはできなかった。 心躍る芸術も絵描きとして数年も年を重ねれば未知が亡くなり段々と色あせていく。 色彩を失った世界に絶望を感じ始めた頃、門は現れた
【大切なもの】 ・想い出の魔法の絵筆 「貴重なものではないです、ありふれた魔道具...けど、私にとっては何より大切な物。」
・手放せない便利なメモ帳とペン 「こんなに小さくて便利な紙が幾らでもあるなんてこの世界は凄いですね。」
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