禁書庫にて該当集団に纏わる書物らしきものを発見。
題名は『七英霊の書』。以下に概要を記載する。
但し、著者の識別も不明であり、あくまでも"そう記述されている"だけの可能性もある。
禁書庫で管理されていた以上、それなりの理由を持って保管されていたものとは推測が出来、
報告書022の内容と合致する所も多いものの、
絶対の信頼を寄せられる情報ではないものとして扱うべきと考えられる。
それを踏まえて、以下に概要を報告する。
あくまでも、『そう記述されている』に過ぎない事を前提として、
取り扱うべき情報であることを念頭においていただきたい。
・封印された異世界の存在であり、こちらの世界に辿り着いた際に封印が解除され顕現した存在であること。
・邪悪に汚染されており、悪事に快感を覚えること。
存在そのものが悪であり、改心はまずないと考えて良いとも記述されていた。
・各『英霊』の容姿。詳細は添付を参照のこと。
・霊化が可能であり、脱獄が可能と記述されている。
但し、霊化のギミックに関しては不明。解析の余地はある。
・霊化/実体化の切り替えに関しては再使用までのクールタイムが有り、
連続しての使用は困難。
・該当著において『宝具』なるものを保有している。
宝具に関して詳細な記述は無い。
・霊体化さえされなければ、『撃破』は可能。
また、『七英霊の書』が持つ資料としての重要性は低いと考えた為、
参考品としての借用は行っていない。
風紀委員 メグミ