常世学園イベント用掲示板です。PL雑談用の掲示板ではありません。
利用についてなどは
こちらをご覧ください。
旧BBSログはこちら
有志の方が旧BBSのログを
見やすくまとめてくれました。ありがとうございます!
2015年10月5日に、こちらの手違いで一度BBSを削除してしまいました。
現在は復活しておりますが、9月16日以降の記事が飛んでしまったようです。
ご利用いただいた方には心よりお詫び申し上げます。
まことに申し訳ございませんでした。
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【検閲】
- 15/6/24(水) 20:04 -
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コード:V190
クラス: Safe
管理プロトコル:
V190の管理には特別な保護施設を必要としません.
また対象の精神状態を良好に保つために収容は行わず島内での行動を許可してあります.
ただし監視員一名が必ず常駐し対象が無作為に【 検 閲 】しようとした場合は報告を行ってください.彼女の目を見ることは推奨されません.
【 検 閲 】対象は回収と調査の後に、標準生体学的試料クリアランス手順に基づいて処分する事が決められています.
有事の際には発砲および【 検 閲 】の使用も許可されます.
また隔週で【 検 閲 】より生成された血晶を付与してください.これは最優先されます.
説明:
V190は白髪に赤い目をした女性です.身長はおよそ1.5Mで整った顔立ちをしています.
体重は対象が記載をいやがったため【検閲】.
欧州【 検 閲 】の出身となっています.
V190は人間と変わらぬ容姿と知識を持っていますが次に示すような多くの身体的な特徴を持ちます.
対象は光に非常に敏感で太陽の下を嫌います.
犬歯が発達しており常人の1.5倍に相当します.
小さな傷であればすぐに修復されます.どの範囲まで修復可能であるかは未検証です.
また鏡に映らずあらゆる観測機器に反応しません.かろうじて感圧・重量が反応するのみです.
血に多大な関心を持ち定期的な摂取を求めます.しかし,管理外の付与は絶対に行わないでください.
彼女は複数の能力を持ちその全容は把握されていません.
本人も把握しきっていないようです.
彼女は理性的で対話も可能であり実験への協力を申し出ています.
今後実験を継続して行う予定となっています.
エイブラハム・V・H
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【検閲】
- 15/6/24(水) 20:14 -
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(なんてことだ.私がこのような栄誉ある研究に携われるとは.
神がいるならば私は感謝せねばならない)
実験者 シュレーダー博士
実験場所 研究区第23研究棟
日時【検閲】/【検閲】/【検閲】
被験体 『V190』 から採取された血液(以降 『V190B』 )への耐性実験
実験記録1 『V190B 1』 への熱処理
42℃時点でのタンパク質変成を確認.
しかしながら16秒後,90℃で復元を開始,完了.
以降タンパク質の変性は見られず.
また90℃時点で沸騰の兆候無し.
1200℃まで加熱するが変化は見られず.
―――実験中断.
実験記録2 『V190B 2』 への紫外線照射
即座に表面の炭化を確認
炭化部分を慎重に取り除くも露出部が瞬間的に炭化
炭化部も紫外線から離れた途端に復元する
実験記録3 『V190B 3』 へのウイルス【検閲】混入
1時間後ウイルス【検閲】の死滅を確認
実験記録4 『V190B 4』 を遠心分離
分離できず
合わせてフレンチプレスを行うも変化無し.
顕微鏡に映らないので断定できないが細胞破砕も起こっていないと思われる
実験記録5 『V190B 5』 へ【検閲】の【検閲】を利用した放射線照射
血液細胞の完全な死滅を確認
やったぞ!我らの勝利だ!!
……
26時間14分20秒後『V190B 5』の完全な復元を確認
案の定,記録映像に映っていないため正確な復元時間は不明.
(はぁ……どうしろって言うんだ...)
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追記
実験による興味深い副次的結果が得られる.
『V190B 1』 『V190B 2』 『V190B 3』 『V190B 4』 『V190B 5』 がそろって
重力に逆らい南南西の方角へ移動していたことが確認される.
それが【検 閲】に備わった能力であるのか,それともV190が持つ異能であるのかは不明
追記2
採血を担当した研究員【検閲】が
『V190 B』 に関する研究を即刻やめるべきである.さもなくば呪いを受ける.
と意味不明な提言を頻繁にあげてくる.
【検閲】処分とする
祟りが怖くて研究者ができるか.
―グスタフ・V・ヴァンゲンハイム
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【検閲】
- 15/6/24(水) 20:19 -
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実験者 【 検 閲 】博士
実験場所 演習区第二演習場
日時【検閲】/【検閲】/【検閲】
被験体 『V190』 の能力実験《魅了》
Dクラスの研究員から3名選出し被験体とする
被験体A
名前:【 検 閲 】 視力:0.8ー0.8 性別:女性
特記事項:夫あり 特殊能力《ESPバリア》 rate1
被験体B
名前:【 検 閲 】 視力:1.0ー1.5 性別:男性
特記事項:妻子あり
被験体C
名前:【 検 閲 】 視力:0.1ー0.5 性別:男性
特記事項:異能《心操術士》 rate3
V190から10m・100m・1000mの地点を観測点とし
A/B/Cを各位置に配置.条件を変えつつ魅了の効果増減およびV190の変化を観測する.
実験1A(10M)
「え?読心の実験ですか?抵抗して良い?はいわかりました.え?レズ?私,既婚者ですよ?」
30秒時点で心拍数の増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 60ー95
実験2B(100N)
「あ,入り口の子ですか?すごくかわいいですね」
5秒時点で心拍数増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 75-100
実験3C(1000M)
「え?異能使っていいんっすか!?まじで!?やった!逆に俺の虜にしてやりますからね!」
10秒時点で心拍数増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 75-110
検体1
V190に異常なし
実験4C(10M・V190にサングラス着用)
「さっきのは距離が遠かったんですよ……みててください……」
5秒時点で心拍数の増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 75ー130
実験5A(100N・V190にサングラス着用)
「ねぇ?ホントにあの子の能力は読心系のESPなんですか?ねぇ?こたえて!」
15秒時点で心拍数増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 65-105
実験6B(1000M・V190にサングラス着用)
「はは.妻と子が居ますからね.さすがにその気はありませんよ」
10秒時点で心拍数増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 75-100
検体2
彼女に変化なし,とても綺麗な目だ
実験7B(10M・濃霧下)
「それにしてもなんの実験なんですか?これ」
10秒時点で心拍数の増大,しかしドーパミンとオトキシンの異常分泌は確認できず 75ー95
実験8C(100N・濃霧下)
「彼女は俺のもんだ彼女は俺のもんだ彼女は俺のもん…………」
1秒で心拍数の急激な増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 85-160
【検閲】処分とする
実験9A(1000M・濃霧下)
「おねがい!私と一緒に死んでぇええエエエエエエ!?」
5秒で急激な心拍数増大,ドーパミンとオトキシンの異常分泌を確認 65-計測できず
被験体Aが暴れたため実験中断.
ガードを用い確保.【 検 閲 】処分とする.
検体3
彼女に変化は見られない.
(しかし『彼女は俺のものだ』?なにをばかな……
彼女は私を一心に見てくれていたというのに
そうだ彼女を迎えに行こう.彼女もきっとよろk...)
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追記
当研究員【 検 閲 】を【 検 閲 】処分
以降V190《魅了》に関する実験は部門長エイブラハム・V・Hの許可を得ること.
またV190への私的接触はこれをかたく禁ずる.
―エイブラハム・V・H
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【検閲】
- 15/6/24(水) 20:26 -
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(この研究で私は生理医学賞を取ってみせるぞ)
実験者 【 検 閲 】博士
実験場所 研究区【 検 閲 】
日時【検閲】/【検閲】/【検閲】
V190B投与実験
ラットABCDを用意しそれぞれV190Bの投与を行う.
V190にはあらかじめラットより生成した血晶を付与済み
A…3歳♂
ラットの身体の活性化と若返りを確認.
記録カメラに記録→参照【セキュリティレベルB】
紫外線を当てたところ.活動が減退する.
四肢を切断したところ16時間で再生.
真空下でも生存
95時間58分経過後,灰となって自然消滅
実験容器は洗浄,洗礼のこと.
B…0.5歳♀
身体が爆散して死亡.
容器ごと【 検 閲 】処分
C…1.2歳♀
変化無し.
1時間後ラットCが突如消失
同体積の血だまりが発生.
→マウスを投入.
マウスが消失.
同体積分血だまりが増えたことを確認.
(これはおもしろい.血液が捕食を行っている?
検体A,Bとの差違は検証中―――)
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追記
実験中止を申請.以降この実験はエイブラハム・V・H預かりとする
また【セキュリティクラスB】以下のものは本実験下のあらゆる情報へのアクセスを禁ずる
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D…3.5歳♂
若干の活性化を確認.記録カメラに映らない.
35分後,全身が黒化,霧になって霧散.
研究員数名が実験容器をすり抜ける様子を確認
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【 検 閲 】を封鎖.攻性結界で隔離ののち当該施設および全職員を【 検 閲 】処分とする
(いやだいやだいやだ!まってくれ!こんなことだけで?私は生理医学―――)
【 検 閲 】