9月10日夜半に、
幾度と無く違法行為を行っていた【白い仮面の男】が商店街に現れました。
今回も女生徒を誘拐しようとしたため、居合わせた私が対応。
女生徒を奪還することに成功しました。
また、対応した現場は昨日、英霊ハンターと名乗る男が狙撃行為を行った建物屋上だったこともあり、
鑑識の皆様におかれましては夜半にもかかわらず素早く現場を検証して頂きありがとうございました。
現場からは今回の件に関して、
1.仮面の男が連れていて此方の攻撃を防ぐ盾として使われた異邦人
2.男のつけていた仮面
の2点が回収済みです。
2につきましてはまだ正確なところはわかりませんが、
これまでの犯行の際の様子と合わせて考えるに、
此方の行動を予測するための道具ではないかという推測がされています。
【仮面の男について】
名前:洲崎
性別:男
種族:人間
性格:仮面を取った途端に適当でチャラけた態度を取りました。
しかし、自らの研究についての執着はこれまでの事件から明らかです。
年齢:23
姿 :灰色の髪の優男然としており、それなりに長身で目視は容易いかと。
戦力:当人の攻撃手段としては"他人を""遠隔的に""大量に"上空へ転移させ、落下させていました。
転移術は速さも相当なもののようで、間合いを詰めていても阻止は難しいでしょう。
また、改造した異邦人を次々と使い、その生命を顧みない攻勢は大きな脅威です。
能力:
1、かなり融通の効く転移術。
独自研究が相当に含まれるらしく、対抗呪文も困難なようです。
2、改造し、洲崎が意のままに操る事ができる軍勢。
3、学園教員という立場にありながら犯行を隠匿し続けられたことから、
偽装魔術の類についても研究していると考えられる。
仮面から何か発見されるかもしれません。
対策:
顔が割れたことから、洲崎はなりふり構わず強行手段を取ることが考えられます。
これまでの大規模な軍勢、彼らに施されていた改造から考えると何らかの拠点が有るのではないでしょうか。
早急に洲崎の身柄を確保し、またその拠点を突き止めるための大規模な捜査を行う必要があると考えられます。
[追伸]
本日零時付けで風紀委員会刑事課に配属になりました、流布堂乱子です。
これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。