異世界生まれ異世界育ち。 その世界で神に造られ、神を滅ぼし、自分たちすら滅ぼそうとした種族《ビブラ種》の一人。 伝説上の話だが、その存在自体は認知されている。 ビブラ種の人間は外見は人間に似ているが、 容姿が10歳前後で固定され、何らかの要因で死ぬまで老いないという特徴がある。 また死ぬと転生し、まったく関係のない人から次のビブラ種が産まれる。
……が、本人にも誰にもそんな自覚はないし、普通に人間だと思っている。 元居た世界では早くから親を亡くし、祖父母に引き取られ辺鄙な村で育てられた少年。 優しくしてくれた祖父母のことをじーさま、ばーさまと呼び慕っていた。 ある日突然この学園の転移荒野に出現し、それ以来あてども無くずっと歩き彷徨っている。
魔術は習っていないのでまだ使え・ネい。 特殊能力として、自然を味方につけることができる。 (お腹が空いた場合、近くに果物のなる木があれば美味しい果物が落ちてくるレベル)
多分使わない設定 ビブラ種は実際は精神体で、それに取り憑かれた人間が10歳前後で不老になる。 ビブラ種は固有魔術《我愛ス故ニ人在リ》を持つ。 死にかけるとビブラ種の意識が発現し、一時的に体を乗っ取られる。 |
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