山吹 冠木 (やまぶき かぶき)
【概歴】 深く暗い、豊かな自然に覆われた山々と、 その間近にまで切り込んだ静かな海の狭間にある小さな町の出身。 少ないながらも気の置けない友人達、 優しくも厳しい家族、街の人達と共に暮らしていた。
そんなある日、ある不可思議な存在に出会い、 そしてそれを切欠として異能を得たことによりこの学園を訪ねることとなった。
【外見情報】
身長170cm。体重75kg。 黒髪短髪に赤い瞳。 普段は愛用の作務衣に身を包み、 白い手ぬぐいを頭に巻きつけている。 護身用と雑務用として、狩猟用の鉈を持ち歩いている。
多くの場合、頭や背中に奇妙な丸い何かがひっついている様だ。
【特技】
○狩猟技術
町の老人衆に仕込まれた狩猟関連の技術。 主に害獣駆除用であるが、罠術や追跡術を主体として 獣の処理術他、実践に基づいた危険な知識、技能が含まれている。
【魔術】
○我流意志疎・ハ術【低級】
独学で編み出した意思疎通用の魔術。 ただしその精度はお世辞にも高いものとは言えず、 特に言語を持たない相手との意思疎通には相当の時間がかかる。
【異能】
○集法
自分が認識したあらゆる存在を集める能力。 対象を吸引し集める際の吸引地点は、 自分を中心とした半径2m程の範囲内ならば任意に指定可能。 吸引速度は指定対象の自我、意識に大きく影響され、 自我を持つ存在が抵抗しようと思えば簡単に無効化できる。
主に掃除の際のゴミ集めなどに使われているらしい。
【特殊な関係】
○ヌシ様(命名:山吹)
山吹の周囲に現れる不思議な存在。
見た目はまるっこい餅の様な体躯に小さな手足を備え、 頭部とおぼしき位置に目が二つついている。
複数種類存在しているらしく、 小さなものは手のひら程、大きなものは見上げる程と様々であり、 さらに、温かいものやひんやりしたもの、 柔らかなものや少し硬いもの等種類は様々であり、 さらにふわふわの毛で覆われた個体なども確認されている。
会話はできないが基本的に害意は無いらしく、 身振り手振りでの意思疎通を試みる場合もある。 神出鬼没であり、目を離したら消え、気がついたらそこにいる。 また、同一個体が増殖することもあるらしい。
山吹が故郷の山奥で出会ったらしく、 共に行動し、その意志に同調していることが多い。 ヌシ様と出会ったことが山吹が異能を得る切欠であり、 ヌシ様が何者なのかを調べるため、 意思疎通をする為に魔術について勉強したらしい。
何らかの守護神か土地神、 自然にまつわる精霊ではないかと予想されているが……?
【その他加筆修正】
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