外見 身長156cm 体格は身長相応に小さい。
肩の辺りよりもうちょっと長い髪を、先端近くでリボンで結んでいる。大きな眼鏡をかけている。
内気で口数の少ない少女
いつも本を読んだり、一人でおとなしくしていたりして自分から語りかけることは少ない。 手に持っている小物を回したりいじったりする癖があり、考え事をしながらずっと何かをいじっていることが多い。 一見すれば影の薄い少女、であるのだが。
プライベートではマジシャンとして、歓楽街の上品な店でマジックを披露してアルバイトをしている。
そのときの芸名は「織谷(おりたに) ユノ」 そのときは普段の彼女と同一人物と思えないくらい饒舌で、冗談もトークもできる子になる。空気を読むのもうまくなる。
何も二重人格というわけではなく、普段の彼女の態度は「友人に自分のすべてをさらけ出して、受け入れられないかもしれないのが怖い」という気持ちの現れである。それゆえ、自分の事で人に嫌われるかも、と思うところに関してはかなり打ち解けないとなかなか自分からは離してくれない。 マジシャンのときの彼女も彼女の本質に近いとはいえ、「明るい少女マジシャンという役柄」を演じているに過ぎない。
人見知りではあるが、その分仲良くなった相手にはかなり献身的に協力したりする。 芯の強い部分も持っており、どうしようもないと覚悟を決めると普段のおどおどした態度からは想像できないほど冷静かつ落ち着いて事を行う。
○彼女のマジックについて。
あまりにも人見知りする彼女に対して、親が知り合いのマジシャンにお願いして対人スキルを養おうとした結果の産物。 観客とのやり取りとか、対人スキルを必要とすることからそれを通じて人見知りが解消するかも、と思ったらしいが。 とはいえ対人スキルはマジックを行っているとき限定で身についたらしい。 マジック技術は十分に高く、セミプロレベル。
○マジックの先生について この人はマジックだけでなくいろいろなことに通じており、彼女の意外な知識なんかは全部先生から吸収したものだったりする。
○風を操る能力
風を止めたり、逆に風を起こしたりできる。 能力の強さは範囲の広さに反比例する。圧縮すれば大の大人を楽に吹き飛ばしたり竜巻のような暴風を起こすことができる。 地域一帯くらいまで広がるとそよ風を起こしたりする程度。 異能はそれだけで嫌われるかもしれない要素なので、基本的に親しい相手以外には他言はしていない。 普段、目立つように使っていない(暑いときに周囲にそよ風が起こる程度)ので、気にしてても異能には気がつかないレベル。
具体的には、「気体を動かしたりとめたりする能力」らしく、本当に一部だけの気体を動かしたりとめたりすることができる。 動かせる条件は動かしはじめに知覚、認識できること。 たとえば風船の中に入ってる気体を割れた後も同じ場所にとどめておき、自由に操作することができたりするが、これはマジックの先生からアイディアをもらった使い方である。
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