■綾渕・京(あやふち・みやこ) 【性別】男性 【年齢】19 【所属】生徒会 【好き】本、菓子類、前向きな人物 【嫌い】自堕落な人間、あるいは理不尽な展開
*外見
襟足に届く程度の少々長めの黒髪。普段は眼鏡をかけている。 学園での活動では学園の指定制服を着用している。 また、ほぼ常に特注の車椅子に乗っている。
*概要
生徒会執行委員の一人。 学園入学前の事故により下半身不随であり、普段は車椅子に乗って生活している。
執行委員の例に漏れず、成績は基本的に良好。 授業態度も概ね良いが、自分に厳しく他人にも厳しい性格で、自らが怪我というハンデを負ってなお生徒会として活動しているという自負があるためか、努力していないと感じた他人に対しては厳しい。ある種では傲慢な性格。 その反面、している努力が報われていない、と感じた相手に対しては優しく接することもある。
その意識は生徒会としての活動姿勢にも表れており、生徒会としての活動以外で執行委員としての権限を使う事はあまりない。 寡黙がちで大人しく見えるが、割と厳格なタイプ。 他の委員会に対しては生徒会の『無闇に学園を運営する生徒や教師たちの活動に関与しない方針』を守ろうとするため、基本的には不干渉。 ただし、一般生徒に被害が出ると判断した場合はその限りでもない。
趣味は読書。図書館にいるのがよく目撃される。 また、よく「異能を使うと頭が疲れる」と言い張り、クールダウンと称して甘味を食べている。
《車椅子》
京が普段乗っている特注の車椅子。 階段や悪路を乗り越えられるように改造されており、またワイヤーウインチなどのギミックが仕込まれている。 その代わり重量が張っており、場所によっては床を踏み貫きかねない。
*異能
【深層意識回路・大演算能】 演算系の異能。 脳の演算能力を強化し、思考の高速化と分割化を同時に行う。 同タイプの異能の中でも情報集積と解析に長け、事前の十分な情報収集があれば精度の高い未来予測も不可能ではない。 ただしあくまで事前の情報収集ありきの能力のため、突発的な事態に対しては精度が落ちるのは免れない。
この能力と高い記憶力のため、生徒会の会議では書記やその補佐の役割を務めることもある。
*魔術
【系統樹・雷霆】
『雷を操る』魔術。 原型はカバラ魔術。 それなりに応用範囲は広く、単純な攻撃の他にも電磁波や電気反応等も操ることができる。
《電磁変換》 肉体を電気に変換する。大層な魔術に聞こえるが、肉体を電気に変換している間は常に空気中へと放電され続けるため周囲の電力に取り付かなければ電力不足(ひいては、それを供給する魔力および体力の多大な消耗)に陥る。 また、この状態で他の魔術を使用することはできない。 このため、まともに使える用途としては電線や電話線に入り込んでの移動、あるいは攻撃の緊急回避程度である。 要するに負けた時の逃走用。
《過負荷》 異能を用いて脚の神経伝達を演算し、魔術の電撃を用いて直接神経に刺激を加えることで本来動かないはずの脚を無理矢理動かすことができる。 同時に全身の制御を完全に行うことによって戦闘能力も爆発的に向上するが、魔術と異能をフルに酷使することになるため脳に高い負荷がかかり、長い時間維持することができない。 万全の状態で行っても10分が限度で、消耗していれば制限時間は更に短くなる。
<以下どうでもいい設定> ・下半身不随になったのは14歳のこと、異能が発現したのは16歳のこと。 ・学生居住区に仮の住まいを持っているが、車椅子では家の手入れができない上に元々片付けができない性質なのでハウスキーパーを雇っている。 |
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