この春に入学してきたばかりの常世学園の一年生。 異能だの魔術だのに関する知識は薄く、島の日常に慣れることで精一杯である。
『自分の死を防ぐ』異能は一見すれば不死を示すようにも思えるが、 この能力の最大の問題はそ・フ発動がパッシブでなくアクティブであることである。 つまり、意識的に能力を発動させている間しか効果が期待できない。 また本人の意識が失われている間は発動されないため、睡眠中は無防備である上、 異能を発動させて死亡を防いでいる間に何らかの要因で意識を失ってしまえば、その効果は失われ本人は死亡する。
もともと用途が限定されすぎるのと、発動そのものにもある程度の集中力と体力を必要とするのもあり、 本人にとっては全くの無用の長物に過ぎず、ほとんど無能力の一般人のような気持ちで島での学園生活を送っている。
無能力の両親の元に生まれ、普通の高等学校に通っていたという。 しかし異能力絡みの事件によってその高校が廃校に追い込まれ、途方に暮れて転入先を探していたところ、 異能を持っているのだから、と両親によって常世学園への転入を決められてしまったらしい。
外見は至って普通の男子高校生。着用している学ランは前の学校の制服。首にゴーグルをかけている。 身長は170cmを超える程度で、上背は伸びたが体格がついてきていない、そんな風情。 音楽が好きだがヘッドホンやイヤホンは好まない。特にカナル式イヤホンは苦手。
学費は家族が支払ってくれているものの、余分な仕送りなどはほとんど貰・チていないので、そろそろ割のいいバイトを見つけたい。 あとかわいい彼女が欲しい。
未知/既知/NL/BLすべて可 RP傾向あっさり |
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