夜の常世公園。
その一角にある小さな池には、人魚が居るらしい。
……体長15cmくらいの。
【全体概要・習性】
いつの間にか常世公園に住み着いていた人魚的サムシング。
ただし体長が15cmほどしかない手の平サイズ。ちいさい。
人語を解すものの、声に出すのは苦手で、非常にたどたどしい喋り口になる。
公園内に人のいない夜間に姿を見せることが多く、池の縁でのんりびしている姿が見受けられる。
【性格】
非常に臆病（≒人見知り）であるため、
公園内に人の多く存在する時間帯に姿を見せることはほとんどない。
そのため、慣れない人間を見たり驚くとすぐに池に逃げ込んでしまう。
しかしながら、極度の人見知りだが懐かないわけではなく、
警戒心こそバリ高であるが根底部分は若干アホの子寄り。
懐くと手とかに乗ってくれるようになる。手乗り人魚。
【容姿】
全長まさかの15cm。魚としてみても決して大きいほうではない。
基本的によく知られる“人魚”と似たような容姿をしている。
透き通るような青い長めの髪に藍い眼。あとヒレ耳族。
銀色の鱗を持ち、光を反射するととてもきれいに映るとか。
加えて脇の下にエラのような器官が存在し、そこを触られることを嫌がる。
【特殊体質】
１．《人魚の体液》
彼女の体液は即効性のある治癒薬となる。
ありとあらゆる内外傷に有効で、粘膜部から採取されたモノであるほど効果が高い。
傷口に塗り込めば簡単な裂傷やカブレなどは瞬く間に元通りになり、
水に溶かし経口摂取すれば炎症は当然の事、内臓疾患に対しても
大きな効果を表す。
ただし、このことを知る人間はほとんどいない。
２．《人魚の涙》
彼女の涙は、その場で真珠となる。
この真珠の価値は、その場の彼女の感情の高ぶりと比例すると言われているが……。
実際この真珠には僅かながら魔力が蓄積されており、簡単な魔術の媒体として有効である。
３．《人魚の歌声》
夜、人のいなくなった公園から、歌声が聞こえてくることがある。
それは彼女が歌っているもので、気分の良い夜・落ち着いた雰囲気の中で
歌うことがあるらしい。
その歌声は形容し難い美しい音色で、聞く者の精神を癒すという。
実際人魚の歌声には一種の“ヒーリング”効果があり、ストレスや心的疲労を和らげる効果がある。
ただし、彼女自身が非常に臆病なため、聞こえてきても無暗に近づかないようにするのが得策である。
【戦闘能力】
戦闘能力は全くなく、常人の力で握りしめるとそのまま窒息してしまう。
ただし、水中における機動力は大したものなので、水の中で逃げ回る彼女を捕まえるのは難しい。
【中の人より】
ロールプレイに関してはほぼほぼフリー、
こんな人見知りっ子ですが絡み歓迎、中の人が喜びます。
今のところトモダチゼロニン。ですが、存在を知っているなど、既知RPも歓迎であります。
他に何かご用が御座いましたら私書箱まで……。
【交流履歴】
・夜の常世公園で雛元ひより(No.203)と邂逅。
結局姿を見られることはなかった。一安心。
・夜の常世公園でルナ(No.3)、烏丸九郎(No.35)と邂逅。
うっかり姿を晒すも、缶掃除を手伝って貰った。悪い人間ではなさそうだ。
・夜の常世公園で橘 臨助（No.276)、ロウゲート(No.117)と邂逅。
ロウゲートに捕獲され、しばらく全身を舐め回され泣かされる。ねこ、こわい。
恐らく体質の大半は悟られてしまったであろう。悪用されないことを祈りたい……。
・夜の常世公園でロウゲート（No.117）と再会。
敬遠しようと思ったが、ロウゲートの怪我を知り、無視できず治療を行う。
曰く、今後は普通に接してくれるとのこと。一安心。
・夜の常世公園でスピナ（No.196）と邂逅。
いきなり池に飛び込まれ驚いたが、どうやら同族に近い存在らしい。
「海」について少し詳しい話を聞く。ちょっとだけ興味がわいた。
・夜の常世公・でジブリール（No.283）と邂逅。
少し不思議な雰囲気に興味をもつ。相手は自分が見えているような、見えていないような。
「新しい友達」と喜ばれた。が、まだよくわからない。
・夜の公園で神代千早（No.143）と邂逅。
寝ぼけていたら色々と質問攻めをもらう。
学園の教員だと名乗っていたが……。学園とはどのようなところなのだろう？ |
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