海に覆われた異世界から流れ着いた知性カニ。 第一発見者である学生漁師部との紆余曲折を経て常世学園へ入学した。
生態に関してはこの世界のカニに似ているが、厳密に一致する種があるわけではない。 外見的特長はタカアシガニに近く、足を広げれば2m程になる。 腕先の鋏は見た目からの想像以上に器用に動き、ある程度の道具ならば使いこなせる。 また、成人男性と同程度の知能を有し、各種手段による意思疎通が可能である。 他人の心が分からないところがあるのは人では無いからであり悪意は無い。 異能は無いが魔術によって液体を操作することが出来、それによって常に体表や殻内に水を保持している。 この水によって呼吸や発音を行うため、無くなると割と命に関わる。
現在の目的は「この世界に馴染む」事。 その為に異邦人街ではなく、居住区に自宅(水槽)を持っている。 |
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