【人物紹介】
遂に三十路に突入した独身教師
『大変容』の後に生まれ、子供の頃からその特殊能力故に『天体』という物に興味を持ち、日頃から夜遅くまで宙を見上げては親に叱られる日々を過ごしていた
大人になってもその好奇心は変わらず、大学を卒業した後もそこに留まり天体物理の研究を進める一方、暇が出来れば天体観測に外に繰り出していた
一時期は助教授の地位まで上り詰めていたのだが、「魔法が現存する世界に物理学はもう時代遅れなのでは？」という学長の方針により物理学部は縮小、所属していた部門はお取潰しに
「そっちがそんな態度を取るのならば」と勢いで学会を脱退し大学からも抜け出したが、待ち受けていたのは学者として生きてきた自分に対する就職においての時代の向かい風
結果無職、行く宛も無く呑んだくれ、積み重なる缶を見つめながら、そろそろ実家に帰ってしまった方が良いのだろうかとの考えも浮かんだ矢先、部屋のポストに見知らぬチラシが投函されることに気付く
『教員募集中』
この一言に惹かれた彼女は、一斉一代の大勝負だと思い、指定されたＨＰの教員採用の項目をクリックするのであった
…これが昨年６月末の話
務めること一年弱の５月現在、ある程度環境にも慣れ、教員としての顔も通るようになってきたらしい
【異能説明】
『引力』
それは自と他を結び付ける無意識の力
彼女は常に何かを引き付け、そして何かに引き付けられている
・他人より少し目立つ
・外出先で誰・ゥに出会う確率が高まる
・探し物に便利 etc…
『重力』
それは自に他を引き寄せる意識の力
彼女の意識の及ぶ範囲に有るものを自身に引き付ける事ができる
・念じる事で物を手元に引き寄せる
・周囲の注目を一瞬だけ集める
・物の軌道を自身に引き付ける etc…
【魔術説明】
四大元素(火・水・空気・土)を扱う
熟練度は中級程度で、１つの属性で大規模な異変は引き起こすことは出来ないレベル…ただ、複数を組み合わせればその限りでは無い(かもしれない)
自分の周囲に各属性の球体を自分を中心に公転させながら浮かべているのがデフォルト
【特殊能力説明】
『天体地図』
それは自身を星からの視点で俯瞰する技術
空にある星を見ることにより、自らの現在地を特定する事ができる またの名を人間GPS
昼間でも問題なく発動するが、室内や曇天・雨天時など、何らかの障害がある場合には発動しない
※裏側はこう言うことに慣れていませんが、宜しければ是非…
※設定は生えるもの(意訳：設定が勝手に増えている可能性があります) |
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