『貴方はどうして、そんなに大きいの?』 『そんなに大きいとお花も良く咲きそうね。いいよね?お花咲かせても』
山頭火 紅(サントウカ・コウ) 落第街に「フェニーチェ」の噂を聞いて単身で乗り込んで調べ上げようとした勇敢な青年。 その途中にアカズキンに路地裏におびき寄せられた所右腕を鉈に変貌させて切り裂かれる。 学生証や住所・名前全てそのままアカズキンに引き継がれる。
因みに山頭火紅の異能は紙を量産・紙を燃やす という実ははた迷惑な異能の持ち主
―アカズキン―
封じ込められた童話の世界から現れたアカズキン。 見た目は11歳程の幼気な少女で紅い頭巾とフリフリのスカート。お花を入れてる為のバスケットを提げている。 好きなものはお花。趣味はお花摘み。
その中身は400年以上前に童話の世界から現れて好き放題に菊の花を添えて歩くという問題を犯した為に魔術師の集団に童話の世界へ強制送還されて本に封印され、そのまま様々な書庫を渡り歩いた後に常世島の禁書庫に辿り着いたとか。
―異能― 『おおかみなんてこわくない』 狼を撃退するために発現した異能。 身体の一部を凶器へと変貌させる。それは剣や槍にもなれば鉈や銃にも変貌させることが出来る。 同時に変貌させることが出来る数は二つまで。 銃や弓等の遠距離武器に変貌させて使う事は出来るが、射出した分を取り戻せなければ肉体的欠損が発生する。
これでおおかみもこわくないね!
―魔術― 『きれいなおはな』 ポン、とアカズキンの手元、またはバスケットに花が出現する。模造品とかではなく正真正銘の花が現れる。 別の用途としては急激に草木を成長させる事が出来る。
おばあちゃんのためにって、つんできたんだよ
―その他― 所謂赤ずきんを過激にした感じですが、とても気まぐれです。人に菊を添える事もあれば添えない事もあります。 |
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