【概略】 異世界より『ゲート』から転移してきたドルゴリという種族の竜人。 事故でこちらで飛ばされてきたため、正式な手続きを取っておらず、扱いとしては二級学生である。 ドルゴリは長寿の種族であり、個々が独特の価値観を持って生きている。 ドルゴリにとっては個人個人が一つの一族であり、同族で群れる事は殆ど無い。 【容姿】 280cmの巨躯を誇る竜人。 限りなく黒色に近い深緑の鱗を持ち、頭部には双角を戴く。 尾はあるが、翼はない。 丈夫な防刃繊維のジャケットとズボンを身に着けている。 足元は爪があるため、紐締めのグラディエーターサンダルを履いている。 得物は腰に佩びた蒼い大剣。 異世界由来の魔石を削って作ったもので、常に稲妻を帯びている。 切れ味はほぼ無いが耐久性に優れている。
【内面】 スノールは武辺の者であると同時に力の信徒である。 故に弱肉強食に従い、勝者に従う。 また、スノールはこの世界の言語が喋れず、読み書きもできない。 もし、スノールと言葉での意思疎通を図る場合は彼の世界の言語、『ラトス語』で話す必要がある。 スノールの世界は地球と似た環境にある世界であり、その世界から来ている異邦人もそれなりの数がいるため、図書館などにいけば『ラトス語』の辞書がある。 異邦人街などでの購入も可能である。 ラトス語はラテン語に似た言語である。
【魔術】 彼の世界ではオーソドックスな魔術である『地術(イ・ディルス)』を用いる。 地術は大地のマナと呼応することで力を引き出す魔術であり、周囲の自然の力を吸い上げて己の力とすることが基本であるが、逆に己の力を地に注ぎこむことで超常現象を引き起こすこともできる。 ただし、この魔術はスノールの故郷である異世界の大地に最適化されている魔術であるため、地球では反発が起きる。
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