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【少女:咲々澄・海(さきがすみ・うみ)】
『いつか。どこか。あの子の声を辿って、わたしは』
繊細なつくりに気弱なほほえみを浮かべる少女。 ゆるいプラチナブロンドのボブヘアと海色の眸。 洋の血を色濃く表す容姿だが、中身は純日本人。 (身長150pほど、小柄で見るからにメリハリがない体つき)
どこかの学校のセーラー服。 少し古びたヘッドフォンをとても大切にしている。
性格はおどおどと内向的で、強く断れないお人よし。 しかしやや頑固な面もあり、厭なことは死んでもやらない。 故に苦手な戦闘魔術の実習はよく授業をサボっている。
「ヘッドフォンからの音」を常に聞いているため 実は、間近な人の話をあまり聞いていない。 ややマイペースなきらいがある。
眠ることが苦手で夜は一人、ふらりと外をさ迷うことも。 静寂は嫌い。いやなことを思い出してしまいそうになるから。 喧騒を好み、それでいて輪の一歩外で眺めていることを好む。
学園に来たのはとある目的を果たすため。 けれど今は惰性のように生きてしまっている。 諦めたような笑いばかり上手くなってしまった自分を、 いつかの『あの子』はどんな風に見ているのだろうか。
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※本人から説明及び「異能を知る」特殊能力や立場でない限り、 以下の情報を知ることはありません。
【異能:ミールの呼唄(みーるのよびうた)】
ヘッドフォンからどんな音でも聴ける、という異能。 場所、対象、時間を問わず聞くことができる超探知能力。
たとえば海底の泡沫が弾ける音。 たとえば幼い記憶の子守唄。 たとえば遠い異国の誰かのおしゃべり。 たとえば死者の声。 たとえば目の前のあなたの、心の叫び。
ただしこの音を他人に聴かせることはできない。 また、使用には所謂「ラジオの周波数を合わせる」行為が必要。 合わせるのに掛かる時間は心的・物理的な距離に比例しており 「間近で親しい間柄」の人間であればあるほど早く聴ける。 また、基本的に一度に一人の音しか聴くことができない。 (異能を高めれば複数人の声も聴けるようだが、やる気はない)
ある意味絶対的な探知能力ではあるが 当人がぽんこつなせいか、平和的な利用しかされたことがない。 寧ろ当人は「絶対」の可能性に気づいていない節がある。
【異能:満ちては反す、波の如く】
『あの子』から受け継いだ異能。 本人も内容を分かっておらず、詳細は不明。 ※以下秘匿情報 ある条件での「巻き戻し」を可能とする。自動発動。
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【既知・注意事項など】
既知設定はその場で合わせられそうなら臨機応変に対応します。 (ささやきなどで一言ご連絡いただけるとスムーズです) 彼女との因縁を、との際は事前にてご連絡いただければ。 また、あらゆるロールを肯定・歓迎しております。 (殺害など、キャラの生死に大きく影響を与えるロールに関しては 念のためささやきなどでご連絡いただけると幸いです)
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