縁田 蒼衣(ユカリダ アオイ)
13歳の誕生日、火災の中で《絶滅の紅》と呼ばれる異世界の魔神と結合した少年。 火災事故で家族が亡くなり、親族もいないため常世財団に保護された。
【性格】 縁田:無邪気な年相応の少年、蒼色の色相。 子供らしく好奇心旺盛でテンション高め、けど何処か冷静で悟った部分も存在する。 心理学とか思考実験とか好き、人間は研究対象として好き。 一人称が俺で喋り方がテンション高いのはこっち。
絶滅の紅:どことなく尊大で偉そうな魔神、紅色の色相。 寂しがり屋で他者を無条件に愛せる人格の持ち主としてデザインされた存在。 同時に大の為に小を切り捨てることに抵抗が無い精神の持ち主、根本的な部分でメンタルが人間とは隔絶している。 一人称が己で喋り方がチンピラっぽいのはこっち。
【容姿】全体的にラフで適当な服装、ジーンズと適当なシャツの着回しの繰り返し。 ショートカットの癖の無い黒髪、祖父からの隔世遺伝を表す蒼い目。 13歳の少年としては平均的な身長と体格。
【縁田蒼衣】 都内某所にて暮らしていた中学生、祖父がイギリス人のクォーター。 聡明で狡猾な頭脳と、中学生としては非常に冷静な精神を持ち、自分が周囲と違うことを自覚していた。 両親は常世財団の末端に勤務していたため、両親の死後は常世財団の職員が後見人となっているようだ。
【絶滅の紅】 異世界の神が製造した魔神の一種、ある種族が他の種族や存在にまで絶大に悪い影響を及ぼした際に起動する、リセットボタン兼抑止力。 血液のような形状を持ち、生命体の血液と交換した上で使用する。 その能力は指定した種族のみを殺す炎、炎は命を喰らうことで大きくなり、対象を滅ぼすまで決して止まらない。 その絶大な能力故に取り扱いには細心の注意を払う必要があり、元の世界で使われたことは一度も無かった。 異世界に渡った今もその力は健在だが、製造元の世界で厳重に何重ものロックが掛けられているため、自分の意思で出せる出力は限られている。 「絶滅の紅」は現象としての名、人格の方に付けられた名は「エンデ」。
【能力】 ・不老不死 魔神と一体化したことで発言した能力、絶滅の紅を摘出するまで、何百年経とうと老いず、挽き肉になろうとも死ねない。 バラバラになってもパーツ・くっつければ数秒で癒着するし、失った部位も一週間程度で再生する。 一応正しい手順を踏めば絶滅の紅を宿主から摘出できる、「手順」を知っているのは現状この世界で絶滅の紅だけ。 また、不老不死化の副作用で痛覚と三大欲求、生殖能力を失っている。 内臓機能も弱まっており、何か食べると消化できずに嘔吐する。
・炎 絶滅の紅が持つ、命を燃やし種族を滅ぼす炎。 現状出力の大部分にロックが掛けられているため、自衛には十分なぐらいの出力しか出せない。 肉体が大きく損傷した場合、ロックの一つが外れ炎の勢いがより強力になるが、蒼衣の精神に負荷が掛かるためあまり使いたがらない。
・精神感応耐性 魔神と結合したことで獲得した能力、精神に作用する魔術や異能が非常に効き難い。 魔神と人間の人格が混じりあう特異な精神を持つため、普通の魔術や異能では干渉出来ないとされる。
・読心術 相手の小さな仕草から考えていることを読み取る技能、蒼衣が使うのは初歩から少し踏み込んだもの。 相手の考えが完璧に読めるというわけではなく、あくまで大まかな感情、意識を向けている対象が分かる程度。
・魔術 基礎的なモノを幾つか習得済み。
[その他] ○:日常、戦闘、18G ×:エロ |
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