江風 白 (かわかぜ しろい)
常世学園3年の学生で、教室の隅で黙々と授業を受け、目立った行動も何もしない影の薄い生徒。 あらゆる魔術に手を出してはいるが、魔術に関しての才能は2流以下であり、器用貧乏。 元々は違法研究機関の人体実験の被検体であり、そこでの実験により異常とも言える程の不死性を獲得した。 男性とも女性ともとれる非常に中性的な外見であり、一部の生徒からは人気がある模様。
【外見】 身長154cm 体重42kg ミディアムヘアの白髪で、赤い瞳を持つ。 肌の色は白く所謂アルビノで、体系は痩せ型、筋肉はほとんどついていない。 年齢にしては身長や顔が幼く、たれ目の整った顔立ちで童顔、非常に中性的な顔と声を持つ。 学校内ではその容姿と穏やかな口調から、友人関係はそれなりに良好。 白を基調とした服装を好み、学園内では長袖のカッターシャツと黒のスラックスにスニーカーを着用。 普段は服に隠れている為露出はしていないが、胸部や腹、背中に無数の日付が彫られており、鎖骨より少し下のあたりに「Re.No-46」と彫られている。
【性格】 元々は臆病で内気な性格だったが、能力により積極的で明るい性格となっている。 目的の為には自分の身や、周りの犠牲も顧みない非常な精神をもっており、寧ろ自身に破滅願望すら持ち合わせている。 いつもおっとりとした穏やかな目つきや表情を浮かべており、年下に対しても普段から敬語を多く使っている為、敵意を持たない相手からすれば悪くない印象だろう。 行動原理が全て自分を創り出した「先生達」にある為、自分で考えることを放棄している。
【異能力/特殊能力】 「Re;Birth」 彼の意思を問わず、常に発動されている異能。 研究の主目的として開発された異能であり、骨や血液、細胞の一片まで、全てに刷り込まれた現実改変の術式により発動し続ける科学と魔術の結晶。 これにより異常とも言える不死性と再生能力を保有し、如何なる外傷を受けようが数秒〜数分で完治させる。 正確には完治させるというよりも元の形に戻すというのが正確。 その為、彼の身長や体重は能力を付与された14歳のときから何一つ変わっておらず、外見が幼く見えるのもその為。 しかし、再生には破損箇所の規模に応じて多くの体力を消耗し、体力の消耗と共に再生の時間は長くなる。 最大の欠点として不死身に近いという性質上、痛みに対して高い耐性を持ってしまい、多少の傷では痛みすら感じず、日常生活において支障がでてしまう。
「思考固定」 幼い頃からの生活で彼に身に着いた能力。というよりも精神。 自分は何をしてもどこにも手が届かないという思い込みから、発現した自分の理想像。 異常な思い込みによって元の性格を塗りつぶしており、元からそういう人間であったかのように振る舞う。 稀に自分の予想を超えるような出来事や、発現を受けた際に一時的に元の臆病な性格が表に出ることがある。
【魔術】 自身の体の一部を供物とした異世界では禁術とされた生贄魔術。 彼自身の魔術の練度が低い為、最大の効果を発揮することはできないが、消費する魔力が極端に少ないのが特徴。 また魔術の使用後に失った部位を即座に再生することが可能なため、彼の体と非常に相性がいい。
【持ち物】 「血液瓶」 小瓶に入った血液。魔術を使用する際に扱う。
【戦闘】 耐久性を生かした捨て身の接近戦を好む。が、体力のなさと貧弱な筋力のせいで戦力としては微妙。 しかし、再生能力のお陰で継続戦闘能力だけはずば抜けて高い。
【その他】 違法研究機関『人類創造研究機構』で行われた、不死身をテーマにした実験の被検体。 複数の薬物、異能の干渉により驚異的な再生速度と不死性を保有している。 しかし、外傷による絶対的な不死性の体を手に入れたものの、代償により寿命が20代前半までという完全な不死身とは程遠いものとして失敗作の烙印を押され、破棄されることに。 なのだが、その不死性故破棄するにできず、捨てられる形で常世学園に入学した。 しかし、捨てられた身であるが彼にとっては機構が全てであり、絶対の信頼を寄せている。
【情報(適時開示)】 常世学園3年 違法組織との関わりの疑い有
刃々斬 鈴音 怖い人だけどいい人? 友達になった
鈴ヶ森 綾 怖い人。 喰われた。
御輝 炎華 いい人? 助けてくれた。あまり覚えてない。
ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン 優しい人 だけど理由がわからない。
神代 理央 興味のある人 一度戦った仲 |
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