≪近況≫ 特になし
【本名】夏目夕凪(ナツメユウナギ) 【身長】172cm 【体重】58kg 【好き】肉類 人間 チョコレート 【嫌い】注射
【容姿】 黒髪で、髪の毛は首元の辺りまで伸びており、乱雑に切られた跡が見られる。 顔のパーツはそれなりに整っており、普段から非常に穏やかな表情でありながらどこか儚さが感じられる、 中性的な容姿が特徴的な少年。 服装はくたくたになった黒のTシャツと薄い茶のカーゴパンツ。必要とあらばジャケットも羽織る。 全体的に痩せ型で、筋肉も殆どついておらず、不健康そうな印象が漂う。 なのだが、異能由来の力を保有しており、細身の体では考えられない程の筋力を持つ。
【性格】 人との関わりを遮断されて来ていた為、基本的には無口であり、俗に言うコミュ障。 他人を傷つけないように言葉を選んで会話をしており、それに加えて会話をすぐに切ろうとするので人間関係は壊滅的。 保有する異能の効果により他人から嫌悪される性質も兼ね備えており、それも含めて人間関係は最悪である。 空腹時を除けば会話の通じるまともな人間であり、優秀な観察眼と洞察力を兼ね備えた人物。 反面空腹時にはそれを満たすかのように無意識に人間を襲う狂暴性を持つ。
【異能:細胞変異≪ミューテーション≫】 彼が常用している薬液を注射することによって発現する異能。 文字通り自身の細胞そのものを一時的変化させ、容姿そのものが変わる程の変異をする。 変異後は口は大きく裂け、獣のような鋭い瞳、発達した筋肉、長い両手両足へと変化しおよそ人間とは思えない化け物としての容姿を持つ。 人を殺めることに特化した能力であり、長い四肢から放たれる一撃は非常に強力。 必要とあらば四肢を刃のように変異させ、武器として相手を切断することも可能。 発動時間は極端に短く、時間が切れれば変異は解除され、人間態へと戻る。その際は極度の空腹状態。 能力の一部として、人間態、異形態共に他人からは彼に対して「嫌悪」という感情を芽生えさせる効果を持つ。
【細胞復元≪レストレーション≫】 人間の体の際、常に発現しているタイプの能力。 細胞変異が殺すことに特化した異能であれば、こちらは生きることに特化した異能。 高い再生能力を保有し、瀕死の重傷を負おうともタンパク質、主に肉類を食べることにより数時間で完治する再生能力を持つ。 この異能の最大の特徴は「生きること=仲間を増やす」という性質であり、この状態の彼の血液には感染能力が存在する。 自身の血液がもしも他人の体内に侵入した場合、人間であれば自身と同じ食人衝動を持つ存在に、 それ以外の生物であれば数日間食人衝動を付与する。 幸い、元凶である彼以外の感染者の血液には感染力はなく、接触感染等の二次感染は存在しない模様。
【特殊能力:食人衝動】 文字通り人間を食べたいという強烈な欲を持つ。 高タンパク質の薬品や食料を食べることにより衝動は緩和が可能であるが、空腹は満たされない特徴を持つ。 現在は定期的に受け取っている薬品により衝動をなんとか抑えてはいるが、日に日に量が増え続けている模様。
【経歴】 ここ数年前までは不治の病として入院という名目で常世島の研究所に隔離されており、両親との記憶は存在しない。 しかし、それを哀れに思った一部の研究者から逃がされ、落第街に住み着くようになる。 定期的にその研究者から食人衝動を抑制する為の高タンパク質の薬液を受け取っており、現在は抑えられている模様。 それからは二級学生として、人間として、落第街の一室を借り切って半ば引きこもりのような生活を続けている。
『怪異:No196夏目夕凪』 特一級怪異。最優先討伐対象。 夏目夕凪は人間であるが、後天的に発現した異能により変異した怪異である。 彼の感染能力は非常に強く、もし彼が水源に身投げでもすれば、常世全体にそれは感染し、広範囲に渡るバイオテロが発生するだろう。 彼は内面、見た目共に人間であるが、同時に最悪の生物兵器である。 幸い現在感染者は存在しないが、時間は限られている。彼を見つけ次第速やかに討伐せよ。
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