名前
鳳 悠樹（オオトリ ユウキ）
容姿
身長は160前後。体型はやや乏しいものの健康的。
ぱっちりとした目と八重歯が性格にマッチしている。
末端に向かうと白に変わっていくはねっけ赤髪で
本人曰く何度切っても勝手に色が変わっていくとのこと。
「自分の家族は皆髪色こんな感じっすよ」
肩くらいの長さがあるが後ろで簡単に括っている。
性格
努力家で芯がある性格。
やや直情的で落ち込む時はとことん落ち込むが
切り替えも速く長く落ち込むことは少ない。
良くも悪くも感情が分かりやすい。
好きと嫌いもはっきりしており、すぐに顔に出る。
若干脳筋思考で本人曰く
「どーんといってがーんとなって粉々っすよ！」
……粉々になっていいのかとは誰も突っ込まない。
嗜好
『警告。鳳 悠樹は大食いである。
繰り返す。鳳 悠樹は大食いである。』
「何大声で言ってくれてやがるですかーーー！？」
嫌いなものが殆どなく大体何でも食べる。
しかもすごい量食べられる。
特に焼きそばが大好きとの事で過去に同期と大食い対決をした際
屋台の焼きそばを食い尽くしたという逸話を持つ事から
『麺喰い』というありがたくないあだ名をつけられている。
明らかに物理法則を無視した量だが
「自分の胃袋はブラックホールっす！」
その欲求を満たすためか料理はかなり得意でその生活能力はやたら高い。
ただし自分の部屋は整頓しない模様。
異能
鳳流：舞闘術崩弐式
肉体限界を短期間超越する起動型の能力。
その間人類ではありえないほどの速度と怪力を発揮するが
効果時間は大体地球時間（WT）で3秒前後が今の所の限界で
発動には構えを取る必要がある。
連続した使用は可能なものの連続でも4回（12秒前後）が限界。
負荷も使用回数に応じて増えていくようで一回目は軽い筋肉痛程度で済むが
4度も連続して使えば吐血して病院送りになる。
一方で負荷に比例するように出力も上がる事から
能力の向上による連続発動回数の上昇を期待されている。
徒手空拳の戦闘スタイルと良くマッチしているが
本人的には戦闘に使用するよりは雑務をこなすときに使う方が多いそう。
魔術
刻印術式：茜流
両手、両足を魔術回路としており
異能発動時の負荷に耐えられるようそれぞれ別の魔術を刻印している。
右手：属性変化 左手：周囲流体操作 右足：硬化、身体強化 左足：力場形成
彼女の姉による直接の刻印で、発動時は両掌にある文様が発動能力に応じて赤く輝く。
一方で自身の魔術回路を固定している弊害もあって余り大型の魔術は使用できない。
経歴
意外にも旧家である鳳家の末女。
こんな成りと性格の癖にれっきとしたお嬢様。
鳳家は家族のうち大半が異能を有しているが
独自に「非異能者と異能者の共存の道」を模索しており
それを目的とした育成事業を展開しているため当初はそこに進学する予定であったが
常世学園に進学したいという本人の希望もあり
中等教育を修了後常世学院に編入した。
現在は中等部までの学んだことと鳳家での教育を活かすため、
そして憧れや願いもあり風紀委員で校内環境の改善に取り組んでいる。
風紀委員にしては人懐っこくどこにでも首を突っ込む事からか
同期や先輩には揶揄い半分で可愛がられているよう。
その為か実に多数の綽名と呼び名があり上記の『麺喰い』もその一つ。
悠樹は鳳家の中でもあまり優秀な能力の持ち主とは言えず
鳳家の一因としては名前負けしている感はあるが
家族仲は悪くないようで、特に姉とは非常に良好。
報告も兼ねて隔週で手紙を実家に送っており
その返答に毎回大量の食糧が送られてくるのは女子寮では恒例行事になりつつある。
|
|